校長ブログ

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2018/02/19new

プロに明日の保証はない

| by 野幌高校校長

 あるゴルファーが「私はプロだ。だから、明日の保証はない」と言っていました。
 アマチュアは結果が出なくても、大したことはない。しかし、プロは結果を出さなければ、生きていけない。生活を賭けている。責任がある。そんな覚悟を表していると思い、背筋が伸びました。
 自分には、プロにふさわしい、プロとして給料をもらうだけの知識、判断力、本気、日々の訓練があるだろうか。そう自問自答します。
 サッカーの三浦知良選手も、10代でブラジルに渡りあらゆる悪条件でサッカーをし「こういう場でもプレーできなければ、本物じゃない」と言い聞かせていたそうです。
 プロとは何か。職業人として、忘れてはいけない問いだと思います。


05:38
2018/02/09

常呂のお母さん

| by 野幌高校校長

私の最初の勤務校は常呂高校です。常呂町はカーリングとホタテで有名で、現在は北見市の一部です。
 常呂高校の教員の平均年齢は27、8歳くらいで、独身者が多かったです。
 家庭科の先生が50代後半でみなにとってのお母さんのような存在で慕われていました。お母さんは、茨城から家庭科の教員として常呂に来て町で結婚しましたが、若くしてご主人を結核で亡くし、お姑さんと暮らしていました。常呂高校一校で教職を終えた方です。
 退職の年だったと思いますが、お互いの授業参観をきちんとやろうということになり、お母さんも授業公開しました。野菜か洗剤か忘れてしまいましたが(全然違いますね)、実物を見せながら授業しました。お母さんとしては、その授業スタイルは初めてのものでした。緊張して声がやや上ずっていたような気がします。説明のことばにはたどたどしさもあったかもしれません。でも私は、そのチャレンジに感動しました。もう60歳で最後の年です。チャレンジしたからどうなるということでもありません。しかしトライしたのです。お母さんのその姿勢は生徒に伝わり、温かい雰囲気だったと思います。
 その授業のことを私は時々思い出します。
 お母さんは定年後数年で急死されました。お母さんからもらった時計は今も私の部屋で時を刻んでいます。


05:43
2018/01/29

先手挨拶(笑)

| by 野幌高校校長

「おはようございます。いよいよ最後のテストだね」「はい。がんばります」
 「おはようございます。」「おはようございます。先手挨拶!(笑)」
 笑顔、ことばのやりとりのある挨拶は人を幸せにします。数え切れないほどの嫌なニュースにあふれていても、理想の実現を阻む壁がどんなに高いものであろうとも、私たちが「実践」を継続しよう、「三ばり(がんばり・ねばり・ふんばり)精神」でがんばろうと思えるのは、生徒のお陰です。


05:03
2017/12/21

ICAN

| by 野幌高校校長

今年のノーベル平和賞に国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN アイキャン)が選ばれました。核兵器禁止条約の国連採択への貢献が評価されました。包括的核実験禁止条約(CTBT)、核不拡散条約(NPT)(米ロ英仏中以外に拡散させない)に続き、すでに所有する国の廃棄を検証することが新たに定められました。
 「広島・長崎の原爆投下から72年経っても、『核の傘』も『核には核を』の挑発的な連鎖もなくならないではないか」と質問され、ICAN運営委員の川崎晢さんは、次のように答えています。
 「ICANがノーベル平和賞を受賞しても、核保有国の政策はすぐには変わりません。ただ、関心を持つ人を一気に増やせます。『自分も何かをしたい』と思った人を一人でも多く巻き込む変化を作らないといけません。今のうちに動き、次につなげられる仕組みを作るのです」
 現実が厳しくても、仲間を一人でも増やすこと。未来に向けた仕組みをつくること。様々な場で必要な姿勢だと思います。


06:23
2017/12/20

順位の低い国で

| by 野幌高校校長

スイスのビジネススクールIMDの「世界競争力センター」が63カ国・地域を調査したランキングがあります。日本は、教育・開発投資が18位、国外の人材を呼び寄せる魅力が22位、企業が求める人材の供給能力が48位、教育への公的支出が56位、女性の労働参加が45位、企業幹部の国際経験が63位、語学力が59位、有能な経営者の潤沢さが58位、生活コストが58位などとなっています。判断の根拠など詳しいことはわかりません。しかし、様々なニュースや現場の状況から腑に落ちる感じはあります。学校で言えば、たとえば、タブレット、Wifi、電子黒板、AIスピーカー、IoT機器などはいつになったら導入されるでしょうか。いつになれば、スクールカウンセラーや司書教諭が配置されるでしょうか。しかし、今の日本には必要な経費がないということでしょう。
 石油危機を乗り越え、円高が進み、「Japan As NO.1」とさえ言われた80年代後半の日本は遠い昔です。私は今は忍耐の時代だと思います。かつて北海道のスローガンは「試される大地」でしたが、今の日本はまさに試されているのではないでしょうか。お金がない、人口が減少する。その中で、幻想ではなく希望をいかに見出し、工夫し、力を合わせるか。学校教育にも求められていると思います。


05:10
2017/12/15

当事者が集まるということ

| by 野幌高校校長

新聞、雑誌を読んだり、ニュースを見たりしていると、他人事の意見にあふれているように思います。また、自分たちのことを棚上げした一方的な意見も多いように思います。そうした意見であれば、だれでも、いくらでも言えます。しかし、失敗を踏まえ、自分にできることをすることと、失敗を棚上げし、さも自分ができたかのように、第三者としてりっぱな意見を述べることは明らかに違います。
 課題があり、それを指摘し、こうあるべきと述べたくなります。しかし肝心なことは、部外者ではなく、課題に関係する人たち、自分事にできる人たちが集まって、相談することです。
 私もよく「関係者が集まろう」と掛け声をかけます。


05:20
2017/12/13

安藤忠雄の建築

| by 野幌高校校長

建築家の安藤忠雄は「建築の本質とは、人工と自然、個人と社会、現在と過去といった、人間社会にまつわる多様な事象のあいだの関係づくり」であると言っています。人が住み、働く箱を単に建てるのではなく、生きるための場をつくり、人工物と自然、個人と社会、過去と現在と未来の相互作用をより豊かなものにしようとしているのでしょう。
 建築に限らず、全ての人の営みは、個人の自明な目標を達成するためではなく、関係の豊かさにつながるものだと思います。
 教育が単なる知識の伝達ではなく、そこに集まる人たちの豊かな関わり合いを探究するものであるのと同じように。


05:30
2017/12/11

学校の常識は世間の非常識

| by 野幌高校校長

昔、ある校長から「学校の常識は世間の非常識とならないように」と何度か言われました。世間から見て明らかに問題があるところは少しずつ改善されてきたように思いますが、まだ改善の余地もあるでしょう。
 もちろんその校長が言いたかったことは「学校の全てが非常識」ということではありません。私たちはその場に慣れ、少しおかしいと思ったことも疑問に感じなくなり、前例や流れに対する批判的な眼を失ってしまいがちなので気をつけなければならないということです。己を外に開き、外へ目を向けなければならないということです。それはまた、どこにいても、どういう集団に属していてもありがちなことなので、気をつけようと思います。
 学校を相対化する視点を持ち、何事も自明と見なさずに検討するよう心がけたいものです。


06:28
2017/12/07

安藤忠雄の挑戦

| by 野幌高校校長

建築家の安藤忠雄は半世紀余り建築に関わってきて、全てに異なる条件と課題があったと言います。そのため、異なるプロセスがあり、それはいつも挑戦であったと。
 人は夢の中ではなく、現実のただ中で生きます。現実をとらえ、現実と格闘し、何かを実現しようとするとき、必ず条件と課題があり、全てが恵まれ、何の困難もないことはありません。現実がある。そこからどうするかという生き方が、昔も今も問われるのだと思います。
 「現実がわるいことが夢を見ない理由にはならない」。私の好きな安藤のことばです。


05:12
2017/12/06

人の話をよく聞かない

| by 野幌高校校長

2017年OECDのPISA調査によると、日本の15歳は「人の話をよく聞く」が56カ国中55位、「ほかの人が興味を持っていることに気を配る」が52位、「異なる意見について考えるのは楽しい」が56位、「1人で作業するより共同作業の方が好きだ」が48位、「共同作業だと自分の力が発揮できる」が56位となっています。残念なデータです。
 人は1人では生きていけません。他者とともに生きる力を育むのが学校教育の使命だと思います。


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省エネへの取り組み

節電に努める他、設備の更新時にはエネルギー効率の高い設備の選定を検討しており、平成29年度においては、電源立地地域対策交付金を活用し、体育館の照明設備をLED化しました。
電源立地地域対策交付金についてはこちら
 

野幌高校パンフレット

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新しいタイプの高校の紹介ビデオ

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「ようこそ わたしたちの学校へ ~北海道の新しいタイプの高校~」

(新しい高校づくり推進室のホームページにリンクします)
本校の取り組みも紹介されています!!
 

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