校長ブログ

校長ブログ
2018/09/19new

厚真ボランティア その3

| by 野幌高校校長
 厚真町ボランティア、午後は高齢のおばあさんと息子さんのところへ行きました。急な階段を昇ると、二階の二つのかつての子供部屋がぐちゃぐちゃでした、本棚やオーディオも倒れたまま。ガラスも割れたままで、箱の中のものが全部散らかった様子。何からどうてをつければよいのかわからない状態。とりあえず大量のマンガ本を全部捨てるとのことで、ひたすら紐で縛りました。被災した方も何をどう頼めばよいのか、なかなか考えられないなと思いました。

 今回ボランティアに参加して、報道やSNSの情報ではわからないことがいくつもありました。私はバスでしたが、車で行っていれば他にもできることがありました。また、軽トラックも不足していて、どこかから調達できればよいのにと思いました。もっと効率的にできないかと思いましたが、そう簡単ではありません。様々なニーズを掘り起こし、様々な要望を整理して、ボランティアをマッチングさせる調整が実に大変だということがつくづくわかりました。

 一方で私は、バスツアーを企画してくれたゲストハウスの方をはじめ、何人もの素晴らしい方々と交流できて、とても楽しかったです。ニューヨークから旅で札幌に来ていて参加した方、定年退職以降ワゴンであちこちのボランティアに参加している方、自分の職業上身につけている力を役に立てようとした方、何ができるかわからないけれど少しでも役に立とうと思った大学生、エトセトラ。いずれも、自分で感じ、自分で考え、悩みながらでも一歩踏み出した方々、気持ちを行動で表そうとした方々。世の中に素敵な方はいっぱいいるなとあらためて思いました。

 ボランティアが終わり、バスに乗って帰ってきて、札幌駅を歩いていたら「校長先生」とリュックを引っ張る手。本校の二年生の女子で、不意を突かれて驚きました。「私も厚真にボランティアで行きたいけれどどうすればよいかわからなくて」。私の体験を話してみましたが、彼女がそんな気持ちを持っていたこと、それを教えてくれたこと、そして声をかけてくれたことがとてもとてもうれしくて、いい一日だったなあと幸せな気持ちになりました。
 水害や地震で被災した方に自分が何をできるのか、悩ましいときもありますが、また何かできることがあればしたいと思います。
07:41
2018/09/18new

厚真ボランティア その2

| by 野幌高校校長
 厚真町に到着すると、まずはボランティアセンターで受付し、必要な作業に対して行く人たちを決めます。様々なところから実に様々な要望があり、その要望とボランティアをマッチングさせる作業は大変だと思いました。
 私は午前中は四人組で農家のお宅に行きました。80歳前後のご夫婦で何種類もの作物を育てていました。そこでは、ゴミの積込、食器の片付け、掃除をしました。
 おばあさんはずっとしゃべりっぱなしでした。「避難所へ行くと、親しい人を亡くした方、家を亡くした方の涙ながらの話がずっと続いて、、、余震があると怖くて、、、この家は明日査定を受けるけれどこのまま住めるのか、、、」だれかに話したい。むしろ、よその人に聞いてもらいたいのかもしれません。私は耳を傾けながら、肩を揉んであげました。
 そして「他にやってほしいこと何でも言って!」と何度も言うのですが言わないのです。でも話しているうちに畑が気になっていることがわかりました。「何してほしい?」「かぼちゃを片付けなきゃならないってわかっているけれど、手が回らなくて」とやりとりをし、かぼちゃを収穫しました。「あー、本当に助かった。このまま腐ってしまうのがいやだったの」
 そうか、遠慮して言えなかったんだと思いました。参加してみてわかったことがありました。

15:40
2018/09/18new

厚真ボランティア その1

| by 野幌高校校長
 19日(土)厚真町のボランティアに参加しました。
 災害ボランティアは未経験でしたが、休みを利用して何かしたいなと思いました。
 でも車で一人で行ってよいのか、自分にできることがあるのか心配でした。
 そんな時、札幌のゲストハウス(宿泊施設)の企画があることを知りました。札幌駅北口のTen to Ten Sapporo Stationのイベントに行ったことがあり、SNSでつながっていたお陰で知りました。
 ソーシャル・バスというバスツアー会社のご厚意で無償でバスを出してくれ、約40人で厚真町へ行きました。
 やはり、つながりと情報が大事です。
07:40
2018/09/17new

生まれたということ

| by 野幌高校校長
 14日(金)、公演Birthが行われ、伝道詩人えいたさん、ロックバンドおかんのボーカリストDAIさん、ダンサーのまことさんが語りと歌、映像、ダンス、書による素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれました。
 本校70周年記念事業の一環であり、誕生70年の本校に相応しいテーマでした。
 また、本校の「命の授業」の一つでもあり、生まれてきたということ、生きているということ、命とは何かについて考え、学ぶ、とてもよい機会となりました。
 えいたさんたちは伝えたくてたまらないメッセージを実に真摯に、情熱的に、魂を込めて、様々な形で表現してくれました。
 人を本当に「命ある存在」として、かけがえのない人生を生きている存在として見ていると感じました。
 野高生の皆さんの真剣な眼差し、姿勢と笑顔が印象的でした。
 皆さん、どんな感想を持ちましたか。これからも命について、人生について、幸福について、様々な体験や出会いを通して探究してほしいと思います。



09:30
2018/09/14

ともに、歩む

| by 野幌高校校長
 先日、札幌の街を歩いていて、たまたま「ギャラリー大通美術館」の前を通って、惹きつけられ、中に入りました。
 社会福祉法人「ともに福祉会」による「tomoni art にじいろ世界展」というアート展が行われており、知的な障害のある28名の作家の作品が展示してありました。
 作品はカラフルで、個性にあふれ、「自分らしく生きたい」という力強いパワーを感じました。
 自由な発想に感心しましたし、何より創造の喜びが伝わり、観る側もうれしくて自然と笑顔になりました。
 ともに福祉会は「ともに働き、ともに支え、ともに歩む」を理念とし、就労移行支援や生活支援のプログラムを実行しています。
 私はどんな人にもよさと課題があると思っています。課題があるからダメということではありません。課題があっても、支え合って、ともに取り組み、よさを生かすような社会をつくっていけたらよいと思います。
 野高生の皆さんは、偶然、ステキなものに出会うことがありますか。

08:00
2018/09/13

聲(こえ)の形

| by 野幌高校校長
 テレビで「聲(こえ)の形」というアニメ映画を観ました。
 テーマは、小学生から高校生になった若者たちが「他者と関わりながらどう生きていくか」です。
 聾唖(ろうあ)者である女子をどう理解し、どう付き合えばよいのか。
 上下の関係、いじめ。
 感情をコントロールできないということ。
 「1+1=2」とはいかない複雑な心理。
 抑えきれない意地悪な気持ち、悪意。
 過ぎてしまったことをどう処理するのか。
 わかっているけれど、やってしまうということ。
 自分の気持ちを素直に表現できないこと。
 自己嫌悪感。
 そして、いくつかの小さな勇気が光をもたらすということ。
 作者はどうして「聲」という難しい字体を使ったのでしょうか。
 石を打ち鳴らし、音が鳴るということ。
 声に込めた力、声がもつ力、声がだれかの耳に届いて声が初めて声として存在するということ。
 そうした人と人との意思疎通を強調するためでしょうか。
 強く心を揺さぶられる映画でした。
 野高生の皆さん、テストも終わりました。映画を観ませんか。

08:07
2018/09/12

おじさん、やりました!

| by 野幌高校校長
 私のところは生活が落ち着き、いつものように走れるありがたさをかみしめています。
 9月2日(日)、野幌原始林クロスカントリー大会で10kmを走りました。
 痛みの残るもも裏にはテーピングをし、多少の疲れを振り払うように激走したのですが、予想も目標も大きく上回る46分でゴールし、たまらない達成感がありました。
 おじさん、やりました!
 事務長や春に異動した一刀先生、以前の同僚にも会えて、うれしかったです。
 そして、御年79才になる本校の元校長も走り、なんと、昨年より速いタイムでゴールしていました。頭が下がります。元気をいただきます。
 野高生の皆さん、テストは今日で終わりです。次は何に挑戦しますか。

10:06
2018/09/11

信号が消えた

| by 野幌高校校長
 地震のあと、信号が消えていました。初めて見る風景でした。
 いくつかの交差点では警察の方が交通整理をしていました。長い時間、また暑い中、大変だったと思います。ありがたいと思いました。
 また、警察の方がいない場所では、自分が止まって、他の車を先に行かせたり、歩行者を横断させたりする、そんな譲り合いの場面に何度も遭いました。手で合図を送り合ったり、頭を下げたりしていました。
 自分が譲られればありがたい気持ちになり、次は自分が譲ろうと思います。
 困ったことが多い中、そうした人のもつ良さに触れ、うれしくなりました。
 野高生の皆さんは、そうした良さがわかると思います。
09:31
2018/09/10

野高生の皆さん、保護者の皆様へ

| by 野幌高校校長
野高生の皆さん、暴風、地震と怖かったですね。大丈夫ですか。
本日10日から、登校を再開できました。
余震が続き、大きな地震が起こる可能性もあります。
落ち着いて判断・行動しましょう。
自分の身の安全を守りつつ、家族のために、だれかのために何かできることがあればやりましょう。
校長が言わなくても、野高生はそうする気持ちだと思います。
節電に努めましょうね。
心配なこと、困ったことがあれば必ず相談してください。お願いします。
まずは目の前のテストに集中しましょう。「三ばり精神」です。

保護者の皆様、地震の関係で何かご相談等あれば学校にご連絡ください。また、本日「緊急連絡メール配信」に係る文書を、あらためて配付しました。今回、停電のためホームページのアップもできませんでしたので、まだ登録されていない方は、プリントをご覧になり是非ご登録ください。よろしくお願いいたします。

09:35
2018/09/05

コンサドーレ

| by 野幌高校校長
 1日(土)札幌ドームに行き、コンサドーレ札幌とヴィッセル神戸の試合を観戦しました。
 バルセロナにいた元スペイン代表のイニエスタ選手を見たかったからです。ずっとテレビで見ていて大好きな選手だったので、感激しました。
 コンサの試合を観たのは十数年ぶりでしたが、とてもアグレッシブであり、多様な攻めで神戸を圧倒していて素晴らしかったです。
 それにしても、生(なま)は、開放感、臨場感にあふれていていいですね。応援も力強く、観ていて楽しかったです。テレビ画面で観られなくなってしまいそうなほど気持ちよく、90分間があっという間でした。
 ヴァーチャルリアリティ、デジタルよりも、生の体験がよいと思いますが、いかがですか。

09:10
2018/09/04

初めてのチャリティーラン

| by 野幌高校校長
 1日(土)Make-A-Wish Japanのチャリティーランに参加し、5kmを走りました。
 この団体は難病の子どもたちのWish(願い)をかなえるプロジェクトに取り組んでいます。チャリティー大会に参加したのは初めてでしたが、全盲の方も多く、全体的に温かい雰囲気にあふれたイベントでした。
 昔の卒業生である、道産子ヒーロー双嵐龍(ソーランドラゴン)にも再会し嬉しかったです。
 野高生の皆さんも、様々なイベントに参加してみませんか。
08:49
2018/09/03

教えてもらって、感謝される

| by 野幌高校校長
 札幌学院大の教員志望の学生たちのサポートつきテスト前放課後学習会は31日に終了しました。
 最後に学生さんが「集中していて感心しました。こちらも勉強になりました。教えていて楽しかったです。どうもありがとうございました」と挨拶していました。
 自分のために一生懸命やって、教えてくれた人から感謝されるということのありがたさ。
 人生って、すごいですね。面白いですね。
 こうした機会を増やしたいと思います。
08:26
2018/08/31

自己ツッコミ

| by 野幌高校校長
 残念ながら、ニュースには、大人による不祥事、とんでもない行動があふれています。
 不正、嘘、隠蔽。
 自分の利益のみ、自分の「思いどおり」のみを最優先させた、ありとあらゆる行い。
 「いけない」とわかるはずなのに、わかっているのに、改められないということ。
 自己批判の力が必要です。
 ドイツの哲学者カントは、自分の知性や理性を見極める作業のことを「批判」と呼びましたが、ざっくり言えば、自分で自分の考えや行動にツッコミを入れることです。
 「これでいいのか」「こんなことをやっていて、何になるのか」とツッコむこと。
 野高生の皆さん、ともにツッコミ力を鍛えましょう。

※これまで「校長室から」に校長の「ブログ」が二つありました。もともと「校長ブログ」だったのですが、生徒や中学生に向けた専用ブログ「これからの野高生へ」というコーナーをつくりました。しかし、何人かから「わかりにくい」と指摘され、また主に、野高生に向けて書いていることを踏まえ、9月から「校長ブログ」で一本化します。

08:47
2018/08/30

カメラを止めるな

| by 野幌高校校長
 先日、話題沸騰中の映画「カメラを止めるな」を観に行きました。満席で、前から二列目の左の席から頭を右上にぐっと上げ、がんばって見ました。こんなことは何十年振りでした。小学生の子どもも含め、家族連れも目立ちました。
 映画は約300万の低予算でつくられ、ゾンビの映画を撮影中に本物のゾンビに襲われるという単純な物語ですが、とてもおもしろく、勢いがあり、笑いあり拍手ありの楽しい時間を過ごすことができました。
 映画の趣味は人それぞれですが、この映画は野高生の皆さんにも勧めてしまいます。
 もちろん、テストが終わってからです。努力のあとの楽しみがあると、がんばれますよね。

08:00
2018/08/29

ラグビー部、三ばり精神あり

| by 野幌高校校長
 高体連ラグビー支部予選が始まり、昨日、野幌運動公園で厚別高校との試合を観ました。
 前半は52対0。走っても走っても、タックルしても、相手の得点を止めることができず、苦しい展開です。それでも顔を上げ、声を出し、向かっていきます。
 後半も攻め込まれましたが、チャンスが来ました。なかなか前へ進めませんが、倒されても倒されても、ボールを出します。つぶされてもつぶされても、ボールをつないで突進します。そして、やっとのことで、トライ!
 最後は14:76で負けてしまいましたが、本校の「がんばり・ねばり・ふんばり」の三ばり精神を十二分に発揮していたと思います。くさらず、あきらめず闘い切る姿勢に心を打たれました。
 ありがとう、ラグビー部。



08:21
2018/08/28

北海道マラソン その2

| by 野幌高校校長
 今回の北海道マラソンでの楽しみの一つは、滋賀の友人との再会でした。二年前の出張先で、朝ランニングをしていて知り合いになりました。前日土曜日もマラソン完走後も一緒に食事をしました。彼から滋賀の学校教育について教えてもらいました。また、個人的に子どもたちへの愛情あふれる社会貢献に尽力されていて、頭が下がります。
 走る前、準備をしていて、大先輩に声をかけられました。久しぶりでうれしかったです。70才を過ぎてのチャレンジで、私もよい刺激を受けます。
 また、スタート地点に向かっていると、毎朝のように挨拶を交わすおじさんに会いました。声をかけると、少し驚いていましたが「いつも大谷地あたりで挨拶しますよね」と言うとわかったようでした。知人の応援に来ていました。
 走っている最中も応援している元校長を見つけ、こちらから声をかけました。
 動くと出会いがあり、それで元気になります。
 まだまだ若い野高生の皆さんにも、先入観を持たず、いろいろと体験してほしいと思います。
11:51
2018/08/27

北海道マラソン完走

| by 野幌高校校長
 26日(日)北海道マラソンを完走しました。両脚のふくらはぎやお腹がつりそうになり、具合もわるくなり、30kmからはとてもつらかったです。前半はまずまずだったので、公言した4時間10分を目指しましたが、結果は4時間20分でした。でも、もし生徒に言っていなかったら、最後は歩いてしまい、もっと遅いタイムになったと思います。
 ゴールしてしばらく動けなかったり、夜中脚がつりそうで何度も目が覚めましたが、無事学校に来られました。
 つらいときに「なんでこうして走っているんだろう」と思いましたが、様々な喜びや出会い、学びがあり、また走ろうと思ってしまいます。
 野高生の皆さん、来週はテストがあります。目標を決め、チャレンジしましょう。
09:12
2018/08/24

書道

| by 野幌高校校長
 昨日、二年選択科目の書道表現の授業を参観しました。
 漢字を一つ選び、正方形の半紙にいくつかの字体で書きます。字の大小や配置、余白との関係を工夫します。
 生徒は辞書を見ながら、漢字を決め、バランスを考えながら、集中して書いていました。見ていて、とても静かな、穏やかな気持ちになりました。
 自分の行ったことがすぐ目に見えるのはいいですね。
 見て、自己評価しながら、何枚か書き直していました。
 「どうしてその字を選んだの」と聞きました。辞書を開いて感覚的に選んだ字。好きな字。ぱっと思いついた字。理由は色々でした。
 私は、生徒が一つの字をていねいに書いていくことに感動しました。自分自身が、普段は一つ一つの字に気を配ることがないからでしょうか。
 「愛」「宙」「鷗」など様々な字がありましたが、皆さんなら、どんな字を選びますか。
08:48
2018/08/23

卒業生の活躍

| by 野幌高校校長
 17日、北海道教育委員会の方の学校訪問がありましたが、本校の卒業生が一緒に来ました。上司の方が挨拶がよく、スピーチも素晴らしいとおっしゃっていて、とてもうれしくなりました。後輩たちの様子を見に来たり話をしたりしてほしいです。
07:47
2018/08/22

挨拶が社会を

| by 野幌高校校長
 校長室の窓を開けていると、外の声が聞こえます。大規模改造工事で作業している方々に対し、生徒の方から「おはようございます」「こんにちは」と挨拶をしているのがわかります。嬉しいです。
 挨拶が社会をよくします。

09:15
2018/08/21

99点より満点

| by 野幌高校01
 17日の集会で、夏休み前に続きテストをしました。99点でした。素晴らしいです。そして、私は満点をとってほしいです。全ての生徒ができるようになってほしい。全ての生徒に主体性や社会性を身につけてほしいと思うからです。また、現状維持ではつまらないです。
 野高生の皆さん、よりよいものを目指すこと、よりよい私、よりよい私たちになることを心がけてください。私も目指します。時に失敗があっても、くじけず挑戦しましょう。
07:20
2018/08/20

夏休み、終わっちゃった

| by 野幌高校01
 17日の朝、廊下で会った生徒に「夏休み、終わってしまいましたね」と声をかけると、一人は笑いながら「終わっちゃいましたね。終わると早い!」。もう一人は「でも学校好きだから、いい」。
 うれしいやりとりです。
07:15
2018/08/17

ヴァイオリンリサイタル

| by 野幌高校校長
 16日、キタラの大平まゆみヴァイオリンリサイタルに行きました。ドビュッシーやサン・サーンスの曲などが演奏され、うっとりとし、幸せな気持ちになりました。
 大平さんは品があり、気さくで笑顔が素敵です。彼女は「ヴァイオリンを弾き続けて57年、やっと楽器の構え方がしっくりしてきました」と言います。
 57年に及ぶ探究、素晴らしいです。そして「今こうして集中して夢を追い求めることができる幸せを毎日かみしめています」と言い、それを可能にする多くの人に対する感謝を述べています。
 大平さんの奏でるヴァイオリンの響きが「夢を追い求めること」の大切さを静かに伝えてくるようでした。
 実は、私にもいくつか夢があり、熟成させたい夢のかけらもあります。
 野高生の皆さんはどうですか。
07:47
2018/08/16

終戦記念日

| by 野幌高校校長
 昨日8月15日は終戦記念日でした。戦争が終わり、73年です。
 ニュースによると、8月6日、8月9日、12月8日が何の日か知らない人たちが増えているとのことですが、野高生の皆さんはどうですか。
 ネットも含め戦争の特集が多くありました。室蘭で空襲を体験した堀田繁雄さん(89才)は次のように言っていて印象に残りました。「戦後73年を振り返ると、戦争の一番の怖さは、自分がおかしくなっていることに気がつかないことだと思います。戦争は絶対にするもんじゃない。経験していない人には想像できぬぐらいむごいものです。」
 「この世界の片隅に」などの素晴らしい映画やマンガもあります。
 戦争は日本の歴史にとって大変重要なものです。皆さんには是非戦争のことを知る機会を作ってほしいと思います。
07:55
2018/08/10

初めての閉庁日

| by 野幌高校校長
 来週13日(月)~15日(水)は閉庁日です。国の「働き方改革」を踏まえた北海道教育委員会の方針により、夏休み中の三日間、学校を閉じます。すでに年末年始は「学校閉鎖」となっていましたが、今回は「同じ日に休む」ということであり、全員が休暇を取得し、部活動も中止にしています。重大な緊急連絡がある場合は、保護者向け文書の指示どおりにしてください。
 ひょっとすると、野高生の皆さんにはピンときていないかもしれません。しかしながら、「過労死」「ブラック企業」「ワークライフバランス」については、聞いたことがありますね。
 他人事に思えても、高校卒業後、または進学後に働くことになります。働くことは遠い未来のことではありません。どのような条件と環境の下で働くのかは重要なことです。

  人としての尊厳を大切にできるか。
  生きがい、働きがいのある仕事なのか。
  社会に貢献しているのか。
  働く中で努力する、苦労することに喜びがあるのか。

 制度上の「働き方改革」を理解しながら、自分自身の「働き方」を探究してほしいと思います。
 もちろん、卒業するまでは、まずは「野高生としての生き方」です。
09:37
2018/08/09

クラーク博士

| by 野幌高校校長
 先日、用事があり北海道大学を訪ねました。
 キャンパス内に初めてコンビニ、セイコーマートができ、ジンパ(ジンギスカンパーティ)が行われ、学生や観光客でとても賑わっていました。
 北大と言えば、クラーク博士の「Boys,be ambitious」(少年よ、大志を抱け)が有名です。
 北大は1876(明治9)年に札幌農学校として開設しましたが、クラーク博士は初代の教頭です。同志社大学の創始者である新島襄に頼まれて来道し、八ヶ月間、大学のカリキュラムを整え、植物学やキリスト教を教えました。
 「Be,ambitious」はお別れの挨拶です。「お金や私欲のためではなく、名声などと呼ばれる空しいものでもなく、人間として当然持つべきもののために大志を抱け」と言ったそうです。
 「人間として当然持つべきもの」とは何でしょう。
 野高生の皆さん、大学を訪ねると、いつもと違う雰囲気を味わうことができ、新たな自分を発見できるかもしれません。オススメします。
09:18
2018/08/08

社会をよくすること

| by 野幌高校校長
 8月に入り、26日の北海道マラソンのことを思うと、少し緊張します。量が質に転化することを期待して少し長く走り、1kmごとのラップタイムをチェックし、ランニング後半で加速してラスト2、3kmをスピードに乗って走ります。最後はダッシュします。本格的なトレーニングには程遠いですが、少しだけ練習方法の工夫をしていす。
 日によって、空の青い色、雲の様子、鳥の鳴き声が違いますが、会う人たちは変わらないように思います。毎日、常におしゃべりに興じながら仲良く歩く親子。公園のベンチ周辺を雑草を取ってきれいにするおばさん。道沿いの花の手入れに余念のないおばさん。会う人会う人にていねいに挨拶の声をかけるおじさん。いつもゴミを拾っているおばさん。リスにえさをあげる人たち。
 教育という仕事の目的は「よりよい社会をつくること」ですが、毎朝コツコツとよりよい社会をつくっている方々がいて、頭が下がります。
 野高生の皆さんは、「あの方々は社会をよくしてくれている」と思うことがありますか。

09:59
2018/08/06

吹奏楽コンクール

| by 野幌高校校長
 4日、吹奏楽コンクールの札幌地区大会に本校の吹奏楽部が出場しました。曲は有名なプッチーニの歌劇「トゥーランドット」です。集中して一生懸命演奏する姿が素晴らしく、私はとても楽しい時間を過ごすことができました。
 前後のいくつかの高校の演奏も聴きましたが、生の音はよいですね。耳で、というよりは全身で聴く、全身で音を浴びると音楽の豊かさに幸せな気持ちになります。
 吹奏楽部の次の演奏を聴くのが楽しみです。

08:42
2018/08/03

雪と霧

| by 野幌高校校長
 道外ほどではありませんが、気温が30℃前後まで上がる日が続いています。
 野高生の皆さんは夏バテしていませんか。熱中症にはくれぐれも気をつけてください。
 さて、先日「高松宮殿下記念世界文化賞」を「霧のアーティスト」こと中谷芙二子さんが受賞しました。私は彼女の作品を2014年札幌国際芸術祭、芸術の森で初めて体験しました。霧が池の上を流れてきて、広がり、漂い、風に乗って不規則に変化し、静かに消えていくといった、不思議な光景に心を奪われました。
 中谷芙二子さんの父は中谷宇吉郎。1936年、世界で初めて人工雪をつくり、雪の結晶を研究した科学者です。「雪は天から送られた手紙である」という素敵なことばを残しています。
 皆さん、少し涼しくなりましたか。

 

09:29
2018/08/02

物理

| by 野幌高校校長
 イタリアの物理学者カルロ・ロヴェッリの『世の中ががらりと変わって見える物理の本』(原題:七つの短い物理学講義)と『すごい物理学講義』(原題:現実は目に映る姿とは異なる)を読みましたが、とてもわかりやすく面白かったです。
 物理は高校のテストで限りなくゼロに近い点数をとってから苦手意識があり、数式が出てくると目まいがして、避けてきた分野でしたが、いくつかのきっかけから興味・関心が高まり、うれしいです。イタリアの文学賞を受けているだけあって文学的な表現が豊かで、イメージしやすく、直観的な理解へ導いてくれます。
 まだまだ本当にわかったとは言えませんが、私たちが普段疑問に思わない空間や時間のとらえ方、物の質量、原子よりもさらに小さなミクロの世界について様々な問いが浮かび上がり、世界や人生の見方が変わります。「もっと知りたい」と思えることがあるのは楽しいです。
 野高生の皆さんは、時間とはどういうものだと思いますか。


08:45
2018/08/01

調子どう?

| by 野幌高校校長
 私はほぼ毎日走ります。休養日は週一日です。
 その日によって調子が変わります。
 調子がよいときがあります。脚が軽く、スピードが出ます。しかし、それが何日も続くことはありません。また、調子に乗り過ぎ、どこかに痛みや疲れを感じることがあります。
 調子がわるいときがあります。脚が重く、早めに切り上げたくなります。しかし、2、3km走っているうちにスピードが出たり、次の日絶好調になったりすることがあります。
 どういう調子なのか、予測ができません。そして、調子はコロコロと変わります。
 調子がわるいと物事をネガティブに考えてしまいそうですが、あまり調子にとらわれたり、こだわったりしない方がよいのかなと思います。
 調子がよくても、調子に乗り過ぎず、力を抜き、コントロールする。
 調子がわるくても、心を落ち着け、基本的な動きに注意して続ける。
 暑い日が続きますが、皆さんの調子はどうですか。

08:42
2018/07/31

少しだけ遠くへ

| by 野幌高校校長
 私は、普段、平日の朝は6km走るのですが、夏休みに入ってから8kmや10km走っています。いよいよ今年の最大の目標である北海道マラソンまで一ヶ月となり、ほどよい緊張感があります。
 いつもより少しだけ遠くへ行ってみれば、いつも会わない人たちと挨拶を交わしたり、公園で駆け回るリスを見たりして、楽しいです。
 いつもより少し多く、少し長く。「少し」がもたらす変化が私をリフレッシュしてくれます。
 野高生の皆さん。夏休みも早くも10日が過ぎました。夏休みならでは「少しだけ」をお勧めします。

09:12
2018/07/30

騒ぐということ

| by 野幌高校校長
 先日、私の家のすぐ近くの公園で、クラスTシャツ姿の高校生男女約20名が騒いでいました。水風船を投げ合い、大声を上げていました。とても楽しそうで、無邪気と言えば無邪気なのですが、18時頃になり、さすがに注意しに行こうかと思っていたところ、だれかが通報したようで警察が来ました。指導を受け、水風船の残骸を拾い、帰って行きました。
 騒いでいる側は楽しいのですが、周囲には迷惑です。自分たちの楽しさしかわからないのは、もっと年齢の低い段階です。幼稚園や小学校で教わり、他人に迷惑をかけないよう、自制する力を身につけます。
 こうしたことは形式的な問題ではありません。想像力を働かせ、他人の身になって考え、適切に判断して行動することが大切ではないでしょうか。

10:17
2018/07/27

やまゆり園

| by 野幌高校校長
 二年前の夏、2016年7月26日、神奈川県相模原市「津久井やまゆり園」の入所者殺傷事件が起こりました。
 元職員植松被告のことばを私は忘れられません。「障害者は生きている意味がない」「不幸を作る障害者はいなくなればいい」
 私はそんなことを言う資格はだれにもないと思います。障害と言われることは、一つの課題だと思っています。そして、全ての人に課題があります。課題がない人、欠点がない人はいません。課題があっても、過ちを犯すことがあっても、それを直視し、自分にできることをする。だれかを助け、だれかに助けてもらう。努力し、サポートし合う。支え合い、励まし合うのが社会だと思います。
 これは私の考えです。野高生の皆さんにも、どんな社会がよいのか、そのために自分には何ができるのか、考えていってほしいと思います。

08:14
2018/07/26

| by 野幌高校校長
 高校時代、私は「夢を持て」と言われても、ピンと来ませんでした。将来の就職のため、どこへ進学するかということは、夢ではなく目標であり、日々格闘しなければならない現実がありました。
 大学時代、一時期、映画関係の仕事を考えたこともありましたが、それもまた夢というよりも、現実的に検討しなければならない一つの選択肢でした。
 こうして自分自身を振り返ってみると、野高生の皆さんに「夢を持て」の代わりに、「どんな自分になりたいか、どんな力を身につけたらうれしいかを考えなさい」と言います。
 どうでしょう。この問いなら、答えられますか。

08:55
2018/07/25

横浜の夏

| by 野幌高校校長
 横浜で二年間暮らしたことがあります。空の青い色を忘れてしまうぐらい、曇りと雨が続く梅雨がやっと終わったと思うと、太陽の殺意を感じるほどの強烈な日差しで、アスファルトは焼け焦げるようで、熱風が吹きつけ、夏がつらかったです。一日に何回も冷水を浴びたくなりました。夜も気温が下がらず、朝から気温は高く、逃げ場なしという感じでした。しかも、アパートの二階からはクーラーの音が響いてきて、苛立ちを禁じ得ませんでした。毎日のように出現するゴキブリが追い打ちをかけました。
 また、当時は電車や建物の中のエアコンが強すぎて、具合がわるくなるほどでした。何度も交互に極度の暑さと寒さを浴びせられ、体がダメージを受けました。
 今ほど水分補給の考えも浸透していなかったと思います。昔は部活動では「暑くても休み時間までは飲まない。根性だ、我慢だ」という文化があったせいかもしれません。水道の水もまずく、ペットボトルの水を買って飲むという習慣もなく、一日何本もジュースを買うのは貧乏学生には不可能であり、ただただ耐えるしかありませんでした。
 道外の40℃ほどではないにせよ、気温の高い日が続くようです。野高生の皆さん、水分補給し、熱中症にならないように。

08:36
2018/07/24

テスト合格

| by 野幌高校校長
 先日の集会でテストをしましたが、ほぼ満点でした。「できるんだな」とうれしかったです。
 「指示に従う」というと受け身の行為のように思われますが、違います。「今、何をするべきか。何に気をつけるのか。与えられたことを達成するために、どう行動すればよいのか」を自分の頭で考え、適切に判断し、能動的に動いているのです。
 場面によって、行動は変わります。家と学校、公園では違います。友人とだけいるときと、公共の場では違います。
 私は、野高生の皆さんに社会の中で主体的に生きる力を身につけてほしいと思っています。
 力が身につくと楽しいです。夏休み中も、怠りなく、トレーニングしてください。

08:00
2018/07/23

最初に計画ありき

| by 野幌高校校長
 野高生の皆さん、夏季休業中の計画はできていますか。紙に書いてありますか。頭の中で漠然と思っているよりは、紙に書き出して目に見えるようにした方がよいと思います。部屋の壁に貼るとよいです。今なら、スマホの中かな。
 私は小学生から計画表を作成していました。計画どおりに進んだことはなく、終わりが近づくといつもあわてていました。何度か徹夜したかもしれません。そうなると計画表を見るのは苦痛であり、自己嫌悪を感じるだけであり、計画倒れになるなら計画に意味はないと思ったりもしました。
 初めて計画どおりにできたのは高校三年のときです。進学のための学習について、時間のノルマ「一日○時間!」と教材のノルマ「問題集の○ページまで終わらせる!」、毎日のノルマ「毎日必ず英単語を○個覚える」を決めましたが、それを完璧に達成することができました。休みの途中で計画をさらによいものに修正することもできました。
 終わったときはかつてない充実感があり、自信をもてました。そのあとも苦手科目の克服などには苦労したのですが、それはまた別の話です。
 計画どおりにできるまで十年ほどかかったのでしょうが、その失敗の連続があったからこそ、高三の成功があったように思います。
 皆さん、失敗してもよいです。まずは、計画をもち、見通しのある生活を送ってください。

08:27
2018/07/20

未来のミライ

| by 野幌高校校長
 細田守監督の最新作「未来のミライ」が今日から始まります。「時をかける少女」も「サマーウォーズ」も「おおかみこどもの雨と雪」も「バケモノの子」も面白かったので、夏休み中に観に行こうかと思っています。
 アニメはあまり観ないのですが、「かぐや姫の物語」や「君の名は。」「この世界の片隅に」は映画館で観てとても感動し、アニメに対する見方が変わりました。
 さて、野高生の皆さん、明日からの夏休み、予定は立っていますか。計画は倒れようと変更しようとあった方がよいと思います。
 「与えられる楽しみ」と「自ら努力して得られる喜び」とバランスよく配置してください。
 夏休み中、講習や補習、部活動もありますが、8月17日(金)までお元気で。
 元気が一番です。

10:24
2018/07/19

夢はカフェ

| by 野幌高校校長
 三連休中、私は某カフェの「コーヒーハンドドリップ教室」へ行きました。生徒は若い女性と私の二人。先生から二時間みっちり、コーヒーの淹(い)れ方を教えてもらいました。お湯の温度やコーヒーの粉の量をきちんと測ることに始まり、秤(はかり)やタイマーを使いながら、先生に言われたとおり「お湯を乗せて」みました。われながら、美味しく淹れることができたと思ったのですが、同じレシピでやっても、先生のコーヒーはずっとずっと美味しいのです。訓練が必要だと思いました。
 それにしても、新たに学ぶ、何かができるようになるのは楽しいことです。
 野高生の皆さんも、土曜から始まる夏休みを利用し、新たな学びにチャレンジしませんか。

08:54
2018/07/18

ダメな校長です

| by 野幌高校校長
 昨日のブログで「ステンドグラスがほしい」と書いたところ、あるクラスの生徒二名が校長室にステンドグラスを持ってきてくれました。
 しかし、あらためて校長室の窓を見てみると、ステンドグラスに比べてサイズが小さかったのです。平謝りしましたが、申し訳ないやら、感激するやらで、とにかく持ち帰ってもらい、不用意に書き込んだ、ダメな校長でした。
 それにしても、ブログを読んでくれたことも、わざわざ持ってきてくれた気持ちと行動力も、この上なくうれしかったです。

07:44
2018/07/17

野高祭を終えて

| by 野幌高校校長
 野高祭二日目も私は楽しませてもらいました。
 ボウリングやフリスビーに興じたり、カブトムシやザリガニ、蛇などを持ち込んだ生物好きの生徒と話したり、とても久しぶりにかき氷を食べたり、バザーの美味しいカレーとおでんを食べたり、屋台の賑わいを眺めたり、茶道部の心安まるお茶をいただいたり、有志発表の歌のうまさにうなったり、演劇部の朗読に耳を傾けたり、聴くたびに上手になっている吹奏楽部の演奏に感動したり、ボランティア部の活動紹介に感心したり、写真部や美術部、アニメ部の作品に見入ったりと、とてもバラエティに富んだ一日を過ごさせてもらいました。
 ステンドグラスや学級旗も本当によくできていました。ステンドグラスは校長室にほしいですね。
 閉祭式の生徒会執行部の挨拶のときの雰囲気も忘れがたいです。
 野高祭での様々なよさが、今日からの生活にも生かされるだろうと思っています。


08:55
2018/07/13

野高祭、一日目の幸せ

| by 野幌高校校長
 野高祭一日目のステージ発表を楽しく鑑賞しました。ダンスの躍動感は圧倒的です。
  「おっさん」としては、西城秀樹のヤングマンや学園天国、つっぱりハイスクールロックンロールなどの懐メロもあって、よかったです。
 ラップあり、よさこいありと個性豊かな「無限花火」でした。
 それぞれの違いにかかわらず、クラス一緒にがんばることが素晴らしいと思います。
 鑑賞マナーも完璧で幸せでした。


08:34
2018/07/12

第57回野高祭

| by 野幌高校校長
 今日から野高祭です。
 昨日までの準備期間、校舎を回っていると、生き生きとした野高生の皆さんの姿をいっぱい見ることができました。クラス旗を描いている姿、ステンドグラスを作っている姿、装飾の準備。集団でダンスしている様子は迫力があり、授業以上か?と思える真剣な眼差し(苦笑)でした。
 テーマは「MUGEN HANABI」です。
 花火には消えたあとの静けさがつきもので、もの悲しさやせつなさも感じますが、「無限」と付いて、青春の勢いが強調されています。
 各クラスの個性的で彩り豊かな無限の花火を楽しみにしています。

07:46
2018/07/11

青春

| by 野幌高校校長
 青春ということばが使われなくなった、と言われていましたが、明日から始まる野高祭テーマの副題が「一生やまない青春を」となっていて、「おっさん」としてはうれしいです。
(「おっさん」も今年の流行語大賞にノミネートされるのでしょうか。どんなことばが流行するのかわからないものです)
 しかも、十代、二十代に限定せず「一生やまない」というのですから、「おっさん」としてはさらにうれしいです。
 私の若いときは「さらば青春」というドラマがあり、「青春の影」「青春時代」というヒット曲があり、「愛と青春の旅立ち」という映画もありました。
 青春について最も有名なことばはサミュエル・ウルマンの「青春とは人生のある時期をいうのではなく、心のありさま(様相)をいうのだ」でしょう。
 野高生の皆さんは、どんな心のありさまが青春だと思いますか。

09:45
2018/07/10

錦織圭、三ばり

| by 野幌高校校長
 昨夜、テニスのウィンブルドン大会4回戦、錦織圭とガルビスの試合を観ました。
 ガルビスの長身から繰り出す強烈サーブに錦織は押され気味で第一セットを落としました。第二セットもガルビスがゲームを支配し、錦織は自身のサービスゲームをとるのに必死で何とか6-6のタイブレイクに持ち込みました。すると錦織は思い切った戦術でポイントを重ね、セットをとりました。途中でメディカルタイムアウトをとってひじのケアをするなど、錦織が不利な状況にあったと思いますが、それをしのぎ、ここぞというところで反撃に転じる「がんばり・ねばり・ふんばり」の三ばり精神に感動しました。
 私は「これは勝つな」と思い就寝し、朝の準備をしながら録画を早送りして続きを観ました。第三セットもタイブレイクになり、ガルビスのマッチポイントを何とかしのいでとると、第四セットは逆に圧倒して勝利を収めました。
 よいときに勝つのはたやすいですが、よくないとき、思うようにいかないとき、ミスが続いたときに、辛抱して勝ちをものにするのはすごいことだと思います。

09:23
2018/07/09

ペースメーカー

| by 野幌高校校長
 7日(土)、モエレ沼公園で「札幌30K」という30kmマラソンを走りました。
 これは8月の北海道マラソンに向けたトレーニング用のレースです。1km5分半などそれぞれの目標ペースごとに市民ランナーチームのペースメーカーが先導し、集団をなして走ります。
 初めて参加しましたが、一人だけであれこれ考えて走ることに比べ、大変走りやすかったです。ペースを維持することの大切さ、目標が同じ仲間やペースメーカーというリーダーがいることによる心強さを痛感しました。
 25km地点を過ぎ、ペースメーカーの方が「余力ある方は前へ出てください。ラスト5kmですよ」とおっしゃって、余力のない私でしたがその声に押し出され、「余力ないのにオレはばかだな」と笑いながら、必死に走りました。結果的に、ペースを上げ、つりそうな脚を危ういながらもコントロールしてゴール。全力を出し切れて、完全燃焼の達成感がありました。ペースメーカーと仲間のお陰であり、とても嬉しかったです。
 よいペースを積極的につくることと目標を共有することの大切さを学びました。

07:47
2018/07/06

梅雨?

| by 野幌高校校長
 性質の異なる二つの空気の大きなかたまり、つまり「気団」が接するところは大気の状態が不安定になります。そこを前線と言います。
 春から夏にかけて形成される梅雨前線は、南側の気団が海洋からの大量の水蒸気を吸収しているため、雨が降りやすくなります。
 梅雨は「北海道と小笠原諸島を除いてみられる」と地理の教科書には書いてあるのですが、今年は北海道も梅雨が訪れたみたいに連日雨が降っています。
 野高生の皆さんも雨に濡れることが多いのではないでしょうか。来週は野高祭もありますから風邪を引かないようにしてください。また、朝雨が降っていなくて自転車で来て、帰りは雨という展開もあります。天気予報を見て行動し、事故の未然防止に努めてください。

08:00
2018/07/05

本当に勝ちたい

| by 野幌高校校長
 野高生の皆さんは、サッカーW杯、どれぐらい観ているでしょうか。日本の試合は観ましたか?
 私が最初にW杯を観たのは1982年のスペイン開催。アルジェリアやカメルーンが活躍していたことがうっすらと記憶にあります。そして1998年の日本の初出場。予選で中田英寿を観て個性あふれるプレー、キラーパスに驚き、サッカー観戦が趣味の一つになりました。サッカーの本もよく読みました。新聞や雑誌の記事も気になります。
 今回の日本代表に選出されなかった中村憲剛選手の父親は彼にこう言っていたそうです。「勝ちたいは願望。勝つは意志。本当に勝ちたいなら勝つと言え」。
 「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」ということばもあり、「奇跡的な勝利」は起こり得ます。しかし本当に勝つと思っていなければ、勝ちを失う可能性が大きくなります。
 野高生の皆さんには、今「勝ちたい」と思うような真剣勝負があるでしょうか。
 あるならば「勝つ」と言ってほしいと思います。


09:33
2018/07/04

一ヶ月前から

| by 野幌高校校長
 先日、専門学校の理事長が来校し、卒業生の近況報告をしていただきました。
 四名の卒業生の出席状況が極めてよい、取り組む姿勢が素晴らしいと聞き、大変喜びました。
 理事長が放課後校舎を見回っていると、そのうちの一名が教室にぽつんと一人で残っていて「どうしたんですか」とたずねました。すると「僕は時間がかかるので、一ヶ月後のテストに向け勉強しているんです」と答えたそうです。 理事長は感心していました。出身高校のいわゆる学力ランクの問題ではなく、謙虚に、一生懸命学ぶかどうかが大切であって、それができる人は就職しても大丈夫だとおっしゃっていました。
 皆さんにはこんな先輩がいます。嬉しいですね。

13:38
2018/07/03

工夫は楽しい

| by 野幌高校校長
 先日、10年前のソフトテニス部の卒業生から電話がありました。結婚式で集まっていて、二次会に来ませんかと誘ってくれました。札幌にいなかったので会えませんでしたが、電話で「結婚しました」「東京で仕事がんばっています」「来月子どもが生まれます」と8人の元気な声を聞きけて、とても嬉しかったです。
 彼ら彼女らと全道大会出場を目指していましたが、ライバル校に比べ、練習環境は決して恵まれているとは言えませんでした。練習時間も長くはありませんでした。しかし、環境が恵まれているからと言って必ず成果が出るわけではありません。むしろ、恵まれていない分、練習方法やチームの作り方で工夫しました。専門誌なども読みました。大会のときは、他校の様子を観察し、何か使えないかと探しました。私も生徒もアイディアを出し合ってチャレンジしました。失敗もありましたが、工夫することがとても楽しかったですし、そこに学びがありました。
 私も生活の中で、ついつい「あれがない。あれがあれば」とないものねだりをしてしまいがちですが、工夫やチャレンジに意識を向けようと思います。
 野高生の皆さんは、自分の環境をどう思っていますか。どんな工夫をしていますか。

08:17
2018/07/02

I like Monday

| by 野幌高校校長
 私は高校時代英語が最も好きで、英語の先生になりたいと思っていました。
 学校で札幌の姉妹都市ポートランドへの短期留学募集があり、応募しました。ポートランドはラリッサさんのグレシャム市のすぐ西側の都市です。
 一次試験に通り、二次試験は留学生の女の子との英語による面接試験でした。NHKラジオなどで英会話を勉強していた私に多少の自信はあったのですが、すっかり緊張し、頭がほぼ真っ白になってしまい、会話になりませんでした。
 一つだけ覚えているのは「放課後は何をしますか」と聞かれて、何を血迷ったのか「I like Monday」と答えたことです。「しまった」と思って、さらに答えられなくなりました。
 もちろん試験に落ち、ポートランド行きは夢に終わりました。
 行けば、今頃は英語の先生だったかもしれません。
 野高生の皆さんは、緊張して失敗したことはありますか。


08:02
2018/06/29

グレシャム市

| by 野幌高校校長
 ラリッサさんの出身のグレシャム市はアメリカ合衆国西海岸オレゴン州に位置し、人口は約10万人。州最大の都市ポートランドのすぐ東側に位置しています。
 地理を長らく教えていた私としては、野高生の皆さんに色々聞いてみたいですね。
 アメリカについて興味があることは何ですか?
 西海岸について知っていることは何ですか?
 情報の洪水のただなかにいるみたいな今の社会ですが、「何か面白いことがないかな」「私は何を知っているかな」、そうした普通の問いが生活を楽しくしてくれると私は思っています。
 「グローバル社会」とよく聞きますが、自分が住んでいるのとは違う場所を知ろうとすること、お互いの違いを認め合うことから始まると思います。

09:49
2018/06/28

ラリッサさん

| by 野幌高校校長
 今朝の「体育館HR」で、グレシャム市から来た留学生のラリッサさんをブロークンイングリッシュで紹介しました。
 訪日をとても楽しみにしていて、和食も大丈夫なようで、日本語も勉強してきています。
 野高生の皆さんにはどんどん話しかけてほしいと思います。

09:09
2018/06/27

目が見えない

| by 野幌高校校長
 ある新聞の「患者を生きる」という特集に、20代前半で両目の視力をほぼ失った女性の話が出ていました。
 心身障がい福祉センターの指導員から「できることを増やしていこう」と言われ、点字の読み方や白杖(はくじょう 白いつえ)を使った歩き方を覚えました。料理も教わり、携帯電話の練習もしました。
 ある日彼女は「生活訓練は目的じゃなく手段。本当の目的は自分が何がしたいかを見つけることなんだ。あなたは何をしたいの?」と問いかけられ「目が悪くてもできる仕事をしたい。手に職をつけたい」と思い、マッサージ師になるため、三年課程の学校に通いました。
 その最中、アテネ・パラリンピックで、3人ずつに分かれ、鈴を入れたボールを転がし、音や気配を頼りに相手ゴールを狙う「ゴールボール」という競技で日本の女子が銅メダルを獲得したことを知りました。
 「本当に目が見えんと?すごい。かっこいい」
 彼女はすぐにコーチを探し「私もやってみたい」と行動に出たそうです。
 どんなときでも、できることがある。出会いが、可能性を広げると思います。
 野高生の皆さんにも、人、本、ネット、テレビなど、様々な場で「できることを増やす」出会いをしてほしいと思います。

08:21
2018/06/26

ブリジストン美術館展

| by 野幌高校校長
 23日土曜日、北海道立近代美術館の「ブリジストン美術館展」へ行きました。
 私は高校卒業までは絵画に全く興味がなかったのですが、大学の友人の一人が好きで、部屋へ遊びに行くと壁に絵が貼ってあったり、画集が置いてあったりして、何度も見ているうちに、好きになったのです。
 今は私の大事な趣味の一つです。美術史の専門的な知識がなくても、黙って見ていると、普段とは違う感情や考えが浮かんできて、面白いです。美しい、心地よい、落ち着く、と感じたり、どうしてこんな題材を選び、こんな構成、色遣いになっているのだろうと正解のない問いをめぐって考えたりするのが好きです。
 東京のブリジストン美術館は三十年以上前に行ったことがあるのですが、前のことを思い出したり思い出せなかったり、以前はあまりよいと思わなかった絵が印象に残ったりして面白かったです。
 映画や音楽は作品の時間があって、それに従うしかないのですが、絵の場合はどれぐらいの時間観るかは自由です。それもまた面白いところです。
 野高生の皆さんは、モネやピカソの絵を見たことがありますか。

07:40
2018/06/25

全力疾走

| by 野幌高校校長
 昨日の野球の試合、結果は8回コールド負けですが、随所にナイスプレーがありました。
 特に印象に残ったのは選手の声の大きさと全力疾走です。部員の応援の歌声はありませんが、保護者の方や卒業生が応援してくれ、最後の最後まであきらめずにプレーする姿がとてもよかったです。

10:52
2018/06/22

避難訓練にて

| by 野幌高校校長
 今週の月曜日、18日の朝7時58分に大阪府北部を震源とする地震が発生し、最大で震度6弱を記録しました。5名の方が亡くなり、約400名がケガをしました。小学4年生の三宅璃奈さんは壁の下敷きになって亡くなられて本当に痛ましいことです。
 大阪には親類や卒業生、友人がいて心配しましたし、二年生の見学旅行で行きますから、もし旅行中だったらと考えました。
 今回の地震は1923年に気象庁が観測をとってから初めてであり、記録では1596年以来です。
 つまり、だれも経験していないということです。
 私たちは自分が経験をしていれば想定して備えることができますが、経験がないと難しいです。しかし、経験がないからと言っている場合ではありません。
 私たちには想像する力があります。「もし起こったら」、「もし私だったら」と考えることができます。
 「今の人は将来のことや他人のことを想像するよりも、刹那(せつな)的な世界に、また、スマホの世界に入り込んでいるのではないかと言われることがあります。
 私自身も思い当たることがあります。
 野高生の皆さん、お互いに、落ち着いて、想像力を働かせ、身を守るよう心がけましょう。

08:48
2018/06/21

わからなくて楽しい

| by 野幌高校校長
 17日(日)小樽運河レースでハーフマラソンを走りました。前半抑えて、後半スピードを上げるプランでした。プランどおりにならないことが多いのですが、私もやっと大人になりました。折り返してから少しずつスピードを上げ、洞爺湖マラソンのように脚がつりそうになることもなく、ランナーズハイ状態で気持ちよくなり、最後はダッシュし、小樽商科大学応援団の力強い声援を受け、ゴールしました。
 プランどおりです。月曜以降脚のはりもほぼなく、火曜にはランニングを再開でき、それはよいことなのですが、しかし、全力を出し切ったという達成感が今ひとつないのです。
 生徒には「練習の成果を存分に発揮してほしい」「ベストを尽くせ」と言っていますが、「力を出し切る」のは難しいものだと思いました。
 どこまでがんばるのか、どうがまんするのか、どうチャレンジするのか、どこまでリスクを負って無理をするのか。
 わからなくて楽しいです。
 普通は「わかれば楽しい。できればうれしい」なのですが。
 野高生の皆さんには、「わからないけれど楽しい」というものがありますか。

07:44
2018/06/20

鳥、蝉、鯨、イルカ

| by 野幌高校校長
 校長室にいると、鳥の鳴き声が聞こえてきます。名前はわかりませんが、響きがよく、ふっと意識を向けることがあります。蝉の声も聞こえてきます。
 鳥の鳴き声を楽しむようになったのは壮瞥高校へ行ってからだと思います。朝目が覚めると聞こえ、夜眠るときも聞こえていました。とても心地よく感じました。
 朝のランニングも、音楽を聴くこともありますが、鳥の声を楽しみながら走ることが多いです。ただし、カラスは怖いですが。
 鳴き声というと、野高生の皆さんは鯨やイルカの鳴き声を聞いたことがありますか。
 私は最初に聴いたとき、鳴き声がとても繊細で優美な音楽のように響き、こちらの心の襞(ひだ)まで届いてくるようで驚きました。
 いつか「生」で聴くことが私の夢の一つです。
 野高生の皆さんには夢がありますか。

08:18
2018/06/19

応援団

| by 野幌高校校長
 私が中学校で生徒会役員だったとき、先輩の生徒会長が空手をやっており、中体連の壮行会でかっこよい応援をしてくれました。
 私が生徒会長になったとき、叔父から習い、応援団をやってみました。
 高校でも応援団の委員になりました。かっこよくはなくても、声の大きさには自信がありました。
 教員になった最初の学校では、独身の先生からなる応援団があり、結婚式などで活躍?していました。
 集中し、心を込め、仲間とともに目標をもって努力する人を応援するのが好きです。
 過度に期待し、思わしくない結果に失望してうらみごとを述べるより、全力で徹底的に応援する方が好きです。
 今夜は世界ランク61位のチームが16位のチームに挑みます。応援します。

07:42
2018/06/18

体育大会、盛り上がる

| by 野幌高校校長
 体育大会は全体的にルールとマナーが守られ、大いに盛り上がり、大きな事故もなく終わったと報告を受け、とてもうれしく思っています。
 担当の先生によると「年々よくなっている」とのこと。例えば、体育委員の生徒が後片付けのときに全員速やかに集まって進めてくれ、びっくりし、うれしかったそうです。
 写真を見ると、生徒も先生もいい顔をしています。
 学校祭も楽しみです。

08:36
2018/06/15

体育大会です

| by 野幌高校校長
 出張のため、いつもより30分遅く、朝のランニングに行きました。
 いつものコースですが、まぶしいぐらいに光が溢れていて、いつもと違う感じで、新鮮です。鳥たちの声もいつもとどこか違って響きます。丸々と太ったリスにも出会いました。
 今日は予定通り、体育大会です。一昨日までの雨で開催を心配しましたが、生徒会の役員、部活動、有志の生徒や先生方が整備してくれました。
 観戦、応援、参加できないのはとても残念ですが、けががなく、楽しい一日になることを祈ります。

08:00
2018/06/14

米朝首脳会談

| by 野幌高校校長
 ついこの前弾道ミサイル対応を検討していたと思えば、米朝首脳会談が実現し、先立って、韓国・北朝鮮トップの話し合いもありました。
 世界の変化は目まぐるしく驚くばかりです。
 私は20年ほど前、職員研修で韓国へ行ったことがあります。北朝鮮との軍事境界線上の板門店も訪問しました。国境ではありません。「停戦中」なので軍事境界線です。
 訪問する前に「ツアーの途中で突発的に事が起こり、危険に遭遇したとしても自己責任である」という旨を記された書類にサインをしたときは、少し緊張しました。
 これからどうなるのでしょうか。わかっていることは、どうなるかによって、日本の政治や経済、社会は影響を受けるということです。「関係ない」と思っても、私たちの生活や仕事に何らかの影響はあると思います。
 野高生の皆さん、新聞やテレビ、ネットでニュースに触れておきましょう。学校の授業だけが学びではありません。

07:41
2018/06/13

シンガポール

| by 野幌高校校長
 トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長による初の日朝首脳会談はシンガポールのセントーサ島カペラホテルで開催されました。
 私は1998年某デパートの懸賞でシンガポールへ行きました。マーライオンでがっかりし、スコールに驚き、人口の3/4が華人であることや有名なゴミぽい捨て罰金制度を目で確かめながら、観光を楽しみました。
 リゾート地として人工的に造られたセントーサ島にも行きました。国の花である蘭の植物園やマレーシアから運ばれた砂からなる美しい浜辺が印象に残っています。
 当時は1965年の建国から30年が過ぎ、NIEs(新興工業経済地域)と呼ばれていたシンガポールの勢いも朝の通勤風景から感じ取れました。
 私の旅行からさらに30年経ち、一人あたりのGDP(国内総生産)は、日本が6位から25位に転落し、シンガポールは21位から9位に躍進しています。世界大学ランキングでも東大の28位に対し、シンガポールの南洋工科大学が11位、シンガポール国立大学が15位です。
 時代は変わるものです。
 野高生の皆さん、学校の勉強の中だけではなく、様々なきっかけをとらえて、世界に目を向けてほしいと思います。他の国のことを知ると、自国の見方も変わります。

09:18
2018/06/12

しれとこ

| by 野幌高校校長
 先日、札幌チ・カ・ホで開催されていた「しれとこ斜里フェスタ」に行きました。
 私が最初に勤めた常呂高校の宿泊研修先は知床のウトロで、羅臼岳登山が研修のメインでした。そのため、知床には何度か行きました。
 斜里町は、1977年から「しれとこ100平方メートル運動」を推進していました。日本の高度経済成長の中で、知床にも開発の波が押し寄せていましたが、イギリスのナショナル・トラストを参考とし、一般の人たちに土地を買い上げてもらい、自然を保護しようとしたのです。
 私も共鳴し、100平方メートル買いました!
 運動は、2010年目標としていた861ヘクタールの保全を達成し、原生の森と生態系の再生を視野に入れた森づくりが続けられています。
 2005年には世界遺産に登録された知床ですが、観光船からの半島の眺め、カムイワッカの滝、オシンコシンの滝、知床五湖など素晴らしいところです。
 野高生の皆さんにも、機会があれば是非行ってほしいと思います。
 皆さんにも、だれかに思わず勧めたくなるような景色がありますか。

09:27
2018/06/11

犬ヶ島

| by 野幌高校校長
 ウェス・アンダーソン監督の『犬ヶ島』という映画を観ました。
 舞台は近未来の日本。犬インフルエンザが大流行するメガ崎市の市長が全ての犬を「犬ヶ島」に追放します。愛犬で親友の犬を救うために12歳の少年が一人で島へ行きます。少年は5匹の犬たちとともに、愛犬を探し、大人たちの陰謀と戦います。
 1,097体の人形を作り、144,000の静止画を撮影して作られた不思議で新しさのある映画(「ストップモーション・アニメ」と言う)であり、私は笑いに笑い、少し泣きました。
 心温まる冒険映画で、お勧めします。
 野高生の皆さんは、人に勧めたくなる映画がありますか。


08:05
2018/06/08

努力は人を裏切らない

| by 野幌高校校長
 「努力は人を裏切らない」
 若いときに教えてもらったこのことばが好きです。
 思うような結果が出ないことがあります。前へ進んでいるのか自信がなくなることがあります。負ければ、マイナスの感情に支配されます。
 でも「努力は人を裏切らない」と思います。
 「人を裏切らない」とはどういうことなのか、うまくは説明できません。
 わかりやすく説明できませんが、私は努力をするということに価値があると思っています。
 野高生の皆さん、テストは今日で終わりです。
 努力しましたか。
 明日からも自分で目標を決めて、努力しましょう。

07:48
2018/06/07

高校のクラス会

| by 野幌高校校長
 先日、高校のクラス会がありました。82才の担任の先生も来てくれました。先生は3年生で突然担任になり、関わったのは1年間だけでした。
 私は悩み多き高校生でしたが、先生には何でも話せました。苦手な数学にどんなに時間をかけてもできるようにならないという悩み。学校祭の実行委員長としての悩み。進路の悩み。大人から見れば、ちっぽけな悩み、くだらない悩み、悩んでもしょうがない悩み。でも、先生なら切り捨てずに聞いてくれると思っていました。
 悩みを引き受けて突破していくのは自分自身だとわかっていても、悩みをわかってくれる人がいるということが私を支えてくれたと思います。おかげで、投げ出さず前向きになれたのだと思います。
 今でも、そしてますますありがたいと思っています。
 ところで、クラス会のメンバーも固定してしまい、現代のようにSNSがあったら他のクラスメイトに再会できるのになと思います。今したい話、今ならできる話があります。会いたいですね。

06:20
2018/06/06

夏ですね

| by 野幌高校校長
 朝のランニングでほぼ毎日会い、挨拶を交わす人たちがいます。気持ちよいです。
 今朝はいつもウォーキングしているおじいちゃんが「おはようございますね」に加え、「夏ですね」。私「はあい」。
 たったそれだけで何百倍も元気になります。

09:20
2018/06/05

家庭学習は立って

| by 野幌高校校長
 『人体 600万年史』(ダニエル・E・リーバーマン著)という本を読みました。人類が類人猿と分かれた600万年前から、環境と遺伝子の相互作用により人間の身体が形成されてきたプロセスを解き明かしています。
 1万年前の農業の誕生以降の大きな変化に身体は適応し、人類は生き延びてきました。
 しかし、現代の変化はあまりにも激しく、身体がそれについていけないため、様々な病気に見舞われます。「ミスマッチ病」と呼ばれます。
 文明の恩恵を捨て去り、狩猟採集民に戻るわけにもいきませんが、食事や運動など、日常生活で気をつけることはできます。
 例えば、「長い時間座る」ということも、600万年の歴史においては「奇妙な」ことであり、腰痛やストレスの原因になるそうです。最近はスタンディングディスクがブームで、導入する会社が増えているとか。実は私も立ってできることは立ってするようにしています。高校時代、部屋の中を歩き回りながら勉強したこともありました。
 野高生の皆さん、テスト勉強、立ってやりますか。

07:55
2018/06/04

楽しく学びたい

| by 野幌高校校長
 小学生のとき、天才的に頭のよい友人がいました。一度で覚える。問題をパッと見て解ける。他の人が思いつかないアイディアを出す。うらやましかったです。小5の私が図書館で少年少女向けの探偵ものを借りていたとき、彼は社会思想の本を手にしていて驚きました。
 中学生以降も、「天才だなあ」と感嘆する人に度々出会いました。
 しかし、どんなにうらやましがっても、何にもなりません。高校生のときに「私は天才ではない。ゆえに努力するしかない。量でカバーするしかない」と強く思ったことを覚えています。
 人が一時間やるなら二時間。人が一日でできるようになるなら、二日かける。
 そして「私は時間をかけてがんばっている」と自己満足して終わらないように、やり方を探究しました。様々なやり方を知り、実際にやってみて、工夫改善する。やり方は、他の誰でもない自分に合ったものでなければなりません。そして、進んでいくにつれ、私自身も変化しますから、絶えざる探究が必要です。試行錯誤、トライアル&エラーです。
 ただ単に長い時間やるなら苦痛です。しかし、自分で自分に合ったやり方を見つけていくのは創造的な営みであり、とても楽しいものだと知りました。
 量をこなし、質にこだわり、学びを楽しくしてください。
 楽しくなるかどうかは、自分次第です。

09:06
2018/06/01

たった6名

| by 野幌高校校長
 女子バスケットボール部はたった6名で戦いました。札幌第一高校には練習試合では20点差をつけられて負けていたのですが、見事リベンジを果たしました。二回戦の札幌光星にも勝ちました。次のとわの森三愛には敗れましたが、ベスト16です。素晴らしいです。
 女子バドミントン部の団体戦の相手は三大会連続当別高校でした。ずっと負けていたのですが、三度目の正直で勝利を収めました。素晴らしいです。
 職員の朝の打ち合わせでは他にもうれしい報告がありました。朝から拍手し、笑顔があふれるのは幸せなことです。
 高体連を戦った野高の選手の皆さん、おつかれさまでした。ありがとうございました。

08:01
2018/05/31

キムチで辞める?

| by 野幌高校校長
 ある先生の話です。何かと不器用な生徒がいました。熱心に指導し、生徒は無事卒業し、デパートの地下食品売り場に就職しました。ところが、彼がすぐ辞めたと会社から連絡を受けました。驚いて彼に会ってたずねると「担当した場所の隣でキムチを売っていて、僕はその匂いに耐えられなかったんです。それで辞めました」と言ったのです。その先生はショックを受けました。会社の人に伝えると「そんなことで!言ってくれれば、担当を変えられたのに」と絶句したそうです。
 先生は自分の教育の考え方、指導の仕方を変えることになるのですが、それはまた別の話です。
 野高生の皆さんが、もし同じようなことがあったらどうしますか。キムチで辞めますか?

08:57
2018/05/30

人間はチンパンジーより?

| by 野幌高校校長
 松沢哲郎氏は、知性において、人間がチンパンジーに負ける部分があることを発見しました。モニターに一瞬だけ、ばらばらに表示される1から9までの数字を見て、それぞれの位置を覚えるという「瞬時記憶」です。
 松沢氏は、脳の容量には限界があるので、進化の過程で人間は瞬間的な記憶能力を手放し、その代わりに高い言語能力を獲得したのではないかと考えています。また、チンパンジーは知性があっても、積極的に仲間を助けようとはしません。それに比べて、人間は互いに食べ物を分け合い、言葉で仲間に役立つ情報を伝えます。思いやり、分かり合い、慈しむことができます。
 チンパンジーと比較することで、「人間とは何か」という問いに迫ることができるのですね。
 野高生の皆さんは、チンパンジーにはない人間らしさとは何だと思いますか。

07:35
2018/05/29

生徒は知らない

| by 野幌高校校長
 職員の朝の打ち合わせは8時10分からです。終了後、学年ごとの打ち合わせがあります。玄関前の挨拶があり、保護者からの欠席連絡があり、朝はなかなか余裕がありません。SHRでの連絡事項が多いことから想像されるように、様々な確認をスピーディーに行う必要があります。
 しかしながら、打ち合わせにおいて、高体連の結果が報告される時間が好きです。顧問の先生は単なる結果だけではなく、試合のドラマティックな展開や生徒の奮闘ぶりを、やや早口で、しかし熱を込めて語ってくれます。時間的な余裕がないことはわかっているのですが、伝えたいのです。
 報告を聴き、拍手をしたり、「おつかれさまでした」と声をかけたりします。
 生徒は知らない、素敵な時間です。

08:28
2018/05/28

| by 野幌高校校長
 桜と梅が咲き、散り、次はライラック。そろそろ終わりでしょうが、甘く優しい香りです。
 高校三年の秋のある日、コスモスの花が視界に入り、突然「美しい!」と思いました。 前の日まで特に感じていなかったので、自分自身が驚きました。恋のせいかもしれません。
 また、当時園芸科の農業高校だった壮瞥(そうべつ)高校に勤めたことがあり、毎日花に親しみ、少し教わり、さらに好きになりました。
 テクノロジーがどんなに発達して美しい色彩がデジタルで表現されても、花の自然な色にはかなわないのではないかと思います。
 野高生の皆さんは花をじっと眺めたりスマホで撮影したりすることがありますか。

08:57
2018/05/24

18才の世界チャンピョン

| by 野幌高校校長
 須崎優衣さん。
 昨年、高校三年生でレスリング48kgで世界チャンピョンになりました。
 日本国内では、彼女は小学五年からずっとチャンピョンなのですが、高二のとき、一度だけ決勝で負けてしまいました。彼女は何とそれを携帯の待ち受け画面にしたのです。
 また、どんなにハードな練習で疲れていても、毎晩1時間半をかけて、練習日誌を書き、メンタル面や技術面などことこまかに振り返ったそうです。
 負けを「悔しい」で終わらせないこと。自分自身に向かい合って、自分のことばで考えをまとめること。
 大切だと思います。

09:10
2018/05/22

パー

| by 野幌高校校長
 「あなたの短所は?」と聞かれたら、私は「短気」と答えていました。年をとり、自分では少しマシになったように思っていますが、どうでしょうか。
 カーッとなったときに、手をジャンケンのパーにするとよいと聞きました。確かにパーをして怒ろうとしても難しい感じがします。
 さらに、胸の前で両手を合わせると、つまり合掌すると、憎しみが消えるとも聞きました。
 身体が心に影響を与えるのでしょうか。不思議なものです。かといって、一日中合掌したまま働くわけにもいかないのですが。
 「あなたの長所と短所は何ですか」という質問は進学・就職の面接の定番ですが、野高生の皆さん、今聞かれたら何と答えますか。

07:47
2018/05/21

洞爺湖マラソン

| by 野幌高校校長
 20日(日)洞爺湖マラソンを走りました。35kmまでは順調でしたが、そこから脚がつり、だましだまし歩き、ラスト2kmは復活し、何とかゴールできました。
 どのように準備し、どのように給水し、どのような走り方をすればつらないのか、いまだにわかりません。
 引き続き、探究しようと思います。
 それにしても、天気がよく、洞爺湖、羊蹄山、昭和新山など素晴らしい景色の中を走ることができて幸せでした。
 壮瞥高校時代によく訪れていた果樹園へ行き、美味しいイチゴやシャーベットを味わい、私が「パワースポット」と思っている「そうべつの滝」にも寄り、とてもよい一日でした。
 野高生の皆さんは、どんな休日でしたか。
 さあ、今日から高体連の大会が始まります。学校から健闘を祈ります。



09:20
2018/05/18

ボールの回転を見ろ

| by 野幌高校校長
 かつて、ソフトテニスの顧問をしていました。
 ほかのスポーツと同じように集中力が求められますが、「集中!」と単に声を出すだけではなく、具体的な集中の仕方を身につける必要があります。
 たとえば「ボールの回転を見ろ」と言います。基本的に、見えません。見えないものを見ようとするところに、ボールをよく見、一つ一つのプレーに集中することができます。
 また「1・2・3を数えろ」と言います。「1」で相手が打ち、「2」でバウンドし、「3」で打つ。「1・2・3」と数えて、リズムを整えることで集中できます。
 全ては「具体的に何をするか」です。
 野高の選手の皆さん、集中し、高体連で力を発揮するよう祈っています。

08:19
2018/05/17

準備が8割

| by 野幌高校校長
 大リーグのイチロー選手は「よい結果を出すためには、準備が8割」と言います。
 試合が終わったら、まずはスパイクをきれいにします。次にグラブの手入れをします。家に帰って、マシーンでトレーニングをします。夕食後、再びトレーニングを行い、マッサージを二時間受けます。
 つまり、試合当日の準備はもちろんのこと、前日の試合が勝ったか負けたかで終わり、それなりの疲れがあるところから、準備が始まっているのです。
 「準備が全て」「よい準備をしたい」「準備に集中する」と言うアスリートは多いです。
 高体連に臨む選手の皆さんにとって、よい準備とは何ですか。

08:52
2018/05/16

ラグビー部、初全道!

| by 野幌高校校長
 本校ラグビー部が7人制の札幌支部大会で4位に入り、全道大会に出場することになりました。初めてです。
 ブログによると、残り二分で逆転され、そこからあきらめずに再度逆転のトライ、ノーサイド。劇的な勝利でした。
 「他のチームに引けをとらないプレーをする」「これをやられたら負ける」この二つをずっと意識し、努力してきたとのこと。
 素晴らしいです。うれしいです。

08:41
2018/05/15

剣道部、健闘

| by 野幌高校校長
 剣道の春季大会に観戦、応援に行きました。
 男子がシード権を獲得し、女子は優勝した日大から一勝するなど大いに健闘しました。
 他に印象に残ったのは、決勝戦が始まる前。すでに負けた選手たちが一斉に試合会場のところへ急ぎ、真剣に見ようとします。
 剣道が好きで強くなりたい。優勝をかけた試合を見たい。そして、よいところを吸収したい。そんな思いです。
 上を見れば、学ぶことにあふれています。学べば伸びる。可能性と希望があります。それが人生の喜びだと思います。
 下を見るのは簡単です。下を見て、自分の方が上だと思うのは、安易な優越感です。何の努力をしなくても、少しよい気持ちかもしれませんが、それは生きがいにはなりません。
 野高生の皆さん、上を見ましょう。下ばかり見ていると、呼吸も苦しく、肩もこります。

08:58
2018/05/14

金曜朝の星のかけら

| by 野幌高校校長
 毎週金曜の朝、厚生委員が通学路のゴミ拾いをします。ディズニーランドの言葉では「星のかけら」拾いです。
 「おはよう」と挨拶し、星のかけらを拾い、「花がきれいだね」とことばを交わします。
 ささやかですが、幸せです。

07:57
2018/05/11

挨拶で圧倒せよ

| by 野幌高校校長
 高体連の大会が近づき、今日は地区大会に向けた壮行会があります。
 まずは挨拶で圧倒してほしいです。
 強い選手、強いチームで、挨拶ができないところはないと思います。
 挨拶は、仏教の禅のある教えによると「相手が本当に悟っているかどうかを見切る命がけの行為」です。
 挨拶に、本気度が表れます。
 選手の皆さん。勝利のために、先手をとって、よい挨拶をしてください。

08:09
2018/05/09

2:6:2

| by 野幌高校校長
 自分のことをどう見るかは色々とあります。
  私は自分に対し複数の見方をしているのですが、「十個の自分から成る私」というのが、そのうちの一つです。
  十個のうち、二個はよい私、六個はふつうの私、そして残りの二個はわるい私です。
  何かがうまくできているときは、よい二個がリードし、ふつうの六個も協力し、わるい二個が静かにしているのだと考えます。
  もちろん、うまくいっているときは素直に喜びます。喜びは生きる力です。しかし「おいおい、十個ともよいと勘違いして調子に乗るなよ。流されやすい六個、わるい二個があるんだぞ」と言い聞かせるようにします。二個のわるい自分に警戒しています。
  何かがうまくいっていないときは、よい二個を目覚めさせるようにします。ふつうの六個を叱咤激励したり、なだめすかしたりして、わるい二個から引き離そうとします。
  これが私の「2:6:2」自己認識です。
  野高生の皆さんは、自分自
身のことをどのように見ていますか。

07:20
2018/05/08

人の振り見て我が振り直せ

| by 野幌高校校長
 「人の振り見て我が振り直せ」
  このことわざを中学一年のときの数学の先生がよく言っていました。私がよく思い浮かべることわざのうちの一つです。
  どうして思い浮かべるかというと、だれかの間違いや失敗を見て、非難したり、あざ笑ったりするのは簡単だからでしょう。そのとき、私はその行いを他人事として見ているのです。自分には関係ない、自分はそんなバカなことを決してしないと思っているのでしょう。しかし、同じ人間である以上、同じような要素がだれにでもあるのです。ある条件が整えば、自分の中にある可能性が表に出てくるのです。ですから、人の過ちを見て、自分自身の行いを正し、気をつけるべきなのです。
  悲しいことに、あるいは愚かなことに、それでもついつい他人事と見てしまいがちです。したがって、私はこのことわざを何度も何度も口ずさむしかありません。
  野高生の皆さんには、くり返し思い浮かべることわざがありますか。

07:00
2018/05/07

姿勢

| by 野幌高校校長
 疲労回復専門ジムのZEROGYMの松浦伊津香氏は姿勢がわるい人は「なにも猫背で死ぬわけじゃないし」「多少姿勢が悪くても正直支障はない」という意識を持っていると言います。
 しかし、松浦氏によると、わるい姿勢を続けていると体はどんどんゆがみ、骨や関節、筋肉が本来あるべきポジションからずれていき、肩こりや腰痛、太りやすい低代謝体質、集中力の低下、冷え性、肌荒れ、顔のたるみ、ストレス耐性の低下につながるそうです。
 今は、ストレッチや体操、呼吸法、ヨガなど、体と心を整えるための様々な本が出ています。
 身体を学ぶ、姿勢を学ぶことも大切ではないでしょうか。
 野高生の皆さん、姿勢はよいですか。

07:46
2018/05/01

ハマりすぎて

| by 野幌高校校長
 ある調査によると、ハマりすぎて人生の満足度を低下させた趣味・レジャーランキングの第1位はゲーム、以下、ネットサーフィン、SNSとなっています。
 「インスタ映え」が流行する一方で、「SNS疲れ」も話題になっています。
 他方、人生の満足度を上げるポイントの第1位は「感謝」です。
 「感謝」が満足度を上げるとはどういうこと?
 野高生の皆さんは、人生の満足度を上げるためにはどうすればよいと思いますか。

07:43
2018/04/27

検索しますか

| by 野幌高校校長
 私はネット検索しない日はほぼありません。単語を入力し調べます。漢字を忘れ、確かめることも増えました。入力している途中で、関連した情報も手に入ります。とても便利です。
 昔は、大きな辞典や専門書を求めて図書館や書店に行かなければなりませんでした。今は、何時間も何日も「思い出せそうで思い出せない」「のどまで出かかっているのに」といういらいら状態にならないで済みます。
 他方、覚える力や思い出す力が落ちてきていることもよくわかります。「曖昧に」覚えておけば、検索で何とかなるという意識にどっぷりと浸かっています。
 私は今日も検索するでしょう。「よいところと課題がないものはない」といつも言っているので、検索の便利さを享受しながら、自分の力を失わないように注意しようと思います。
 野高の皆さんは、一日どれくらい検索しますか。

07:45
2018/04/26

ソフトテニス その4

| by 野幌高校校長
 私は教員になってから、野球やレスリング、陸上部の顧問をしました。飛ばないノックに苦労したり、レスリングで骨折したり、一緒に走って倒れ込んだりしました。運動音痴を根性と持久力で乗り切ろうとしました。なかなか大変でしたが、今となってはよい経験だったと思います。
 10年目にソフトテニス部の顧問になりましたが、中学ですでに全国・全道レベルだった手な選手やゼロから始める初心者の生徒と一緒にボールを打ったり、球出しをしたり、ゲームを見たりしているうちに、不思議なことに、私は高校時代よりうまくなっていました。上達する喜び、コントロールして打つ喜び、ゲーム展開を考える楽しさを味わうことができました。生徒のお陰です。そして、生徒の素晴らしい努力、三ばり精神(がんばり・ねばり・ふんばり)に何度も何度も感動しました。一度全国大会へ行ったのですが、そのときの選手の集中力、準備の仕方、切り替える力、先を読む力、流れをつくる力は卓越していて、私の世界を広げてくれました。
 教員は「教える」のが仕事なのですが、生徒から学ぶことができ、恵まれた幸せな職業です。
 ところで、就職について言えば、世の中は全体としてますます「売り手市場」になっているようですが、実際の職場は様々であり、AIの導入などで大きく変化していくと思います。
 野高生の皆さんには幸せになる仕事を見つけてほしいと願っています。(終わり)

07:46
2018/04/25

ソフトテニス その3

| by 野幌高校校長
 ソフトテニスは上達しませんでしたが、体重は減りました。半年で10kg、一年で20kg減り、体が軽くなりました。ある日階段を上っていて「階段を上るってこんなに簡単なことなんだ」と感動した記憶があります。運動神経のわるさはどうにもなりませんでしたが、持久力はつき、体を動かすことが苦にならなくなりました。体育の1500mでは陸上部と競いました。中学時代走り幅跳びで男女合わせてビリだったことを思えば、素晴らしいです(笑)。
 現在の私の大事な趣味の一つがランニングであり、様々な出会いや経緯があってそうなっているのですが、そもそも高校で部活動をやらなければあり得なかったでしょう。勝利の喜びは味わえませんでしたが、得たものは大きかったです。
 野高生の皆さんも得意不得意に関係なく、部活動に入ったり、運動をしたりしませんか。(続く)

07:58
2018/04/24

ソフトテニス その2

| by 野幌高校校長
 私は小さい頃から運動が苦手で、指導されても、頭では何となく分かったような気になるのですが、実際に体を動かすとできませんでした。また、小学校高学年から中学にかけては体重がかなり増えてしまい、運動を避けるようになってしまいました。
 高校に入学し、深く考えたわけではありませんが、「このままではダメだ」と思い、部活動に入ることにしました。軟式庭球(ソフトテニス)部に入ったのは、父がやっていて、家にラケットがあったからです。
 しかし、指導者はおらず、先輩が根気よく教えてくれても、また、いくら自分で本を読んでも、運動音痴な私はコツがつかめず、全然上手くなりませんでした。三年間で三試合ぐらいしか勝っていません。最後の高体連では一回戦負け。挫折を味わいました。でもそれもまた貴重な経験でした。挫折や失敗は苦い経験ですが、苦さも人生には必要だと思っています。(続く)

08:54
2018/04/23

ソフトテニス

| by 野幌高校校長
  私は12年間ソフトテニス部の顧問をしましたが、いまだに「ソフトテニス」に違和感があります。私の高校時代は「軟式庭球」「軟式テニス」であり、通称「軟庭(なんてい)」。「テニス」が「硬式テニス」で「硬庭(こうてい)」。テニスと言っても、「なんてい」なのか「こうてい」なのかで違ったのです。
 「ソフトテニス」よりも「なんてい」がしっくりきます。
 「変化の激しい時代に対応できる力」という流行りのことばを私もついつい使ってしまうのですが、「変化に対応しなければならないのはまずオレだろ!」と「自己ツッコミ」を入れたくなります。
 そう、私は高校時代、なんてい(ソフトテニス)部だったのです。(続く)

08:35
2018/04/19

地下鉄に乗る練習をしたい

| by 野幌高校校長
 最近、出張のため地下鉄に乗る機会が多くあります。
 横行する歩きスマホ。スマホに無我夢中なため、少しずれて他の人が座るスペースを作り出せない老若男女。大きなリュックを背負ったままで人にぶつかりまくる人たち。閉まり始めるドアに向かいダッシュして滑り込みセーフする幸せそうに見えない人たち。
 学校に地下鉄の車両を置いて、乗り方を徹底指導したい今日この頃です。
 野高生の皆さんは、大丈夫ですか。

07:48
2018/04/18

今年の初レース

| by 野幌高校校長
 15日の日曜日、伊達市のハーフマラソン大会に出ました。
 朝起きると予報どおり雨。やや暗い気持ちで5時半に家を出ました。支笏湖から大滝村にかけ、雪が降っていました。
 私の生まれた町、伊達に着き、食事をし、ウォーミングアップをしました。スタートの10時50分には雨は小降りになり、風もなく、意外と走りやすいコンディションでした。
 練習はほぼ毎日行っていますが、本番のレースは、走ってみないとどうなるかわかりません。どの程度スピードを上げればよいのか、ここでピッチを上げてよいのか、いつラストスパートをかければよいのか、あらかじめ正解はわかりません。
 がんばりすぎて、ばてたり、脚がつったりするかもしれません。少し余裕を持って走ると、不完全燃焼になるかもしれません。脚の付け根やもも裏に少し痛みを感じたとき、がまんして走ったらよいのか、少しセーブしたらよいのかもわかりません。
 このわからなさが面白いところ、スリリングな楽しいところです。
 今回は今年初めてのレースとしてはまずまずのタイムで、達成感があり、練習の励みになります。モチベーションが上がります。
 野高生の皆さん、達成感のある楽しい生活を送ってください。

08:48
2018/04/17

いのちの電話

| by 野幌高校校長
 先日、「いのちの電話」の事務局長の方とお話ししました。
 野高生の皆さん、「いのちの電話」を知っていますか。
 皆さんは、友人や家族、先生にも言えない、言いたくない悩みを抱えたことはありますか。
 私はあります。
 そんなとき話を聞いてくれるのが「いのちの電話」です。
 電話番号は、0120-783-556 です。
 事務局長さんが「傾聴、相手の話をきちんと聴けるようになるまでに10年かかりました。それぐらい、聴くというのは難しいです」とおっしゃっていたのが印象に残りました。
 同じ人はいない。同じ経験はない。そう知っていても、話を聴いていて、ついつい「わかったつもり」になってしまう。だから、本当に他の誰でもないその人のことばを受け止め、理解するのは難しいということです。
 野高生の皆さん、聴くことから人との関係は始まります。聴くことの難しさを認識しつつ、日々トレーニングしましょう。

07:10
2018/04/16

リコーダー

| by 野幌高校校長
 金曜の朝、玄関前に立っていると、二年のKくんが「校長先生!」。尋ねると「小学生のリコーダーを拾いました」とのこと。年組氏名が書いてあったので、電話ですぐに判明し、教頭先生が取りに来ました。
 午後、校舎を歩いていると、Kくんにばったり。「校長先生、わかりましたか?」「うん。X小学校とわかって、教頭先生が取りに来てくれたよ。ありがとうございました。拾ってくれた生徒さんにくれぐれもよろしくと言っていたよ」。Kくんはうれしそうにして、授業に向かっていきました。
 私もうれしかったです。

07:10
2018/04/13

ラジオ、再び

| by 野幌高校校長
 私は小学校高学年からラジオにはまり、中学・高校と深夜放送をよく聴きました。当時の流行でした。ラジオで新しい音楽と出会い、ラジオで仕入れたネタで翌日友人と盛り上がったものです。
 高校の途中までは「ながら勉強」で、ラジオを流しながら勉強していました。効率はすこぶるわるかったと思います。
 ラジオの大学受験講座も聴いていました。大学では好きなミュージシャンやクラシック音楽の番組をよく聴いていました。
 しばらくラジオから遠ざかっていたのですが、最近は通勤の車の中でラジオを聴きます。英会話やニュース、音楽番組で話を聴き取ろうと注意します。そして、普段、これほど集中して人の話を聴き取ろうとしていない時があるのではないかと反省します。
 ラジオが少し生活を変えてくれます。楽しいです。
 野高生の皆さんはラジオを聴きますか?

08:19
2018/04/12

身体の声を聴く

| by 野幌高校校長
 NHKテレビの特集「人体」が終わりました。タモリとiPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が進行役でした。
 テーマは「神秘の巨大ネットワーク」です。人体は様々な臓器、37兆個もの細胞から成りますが、それらは密接な、不思議なネットワークを作り上げています。人体を知るためには、一つ一つの臓器の特徴を把握するだけではなく、お互いに、どのような「メッセージ」を送り合い、どのように関係し合って働いているかに迫らなければなりません。
  例えば、骨に刺激を与えると、骨量が増えるのみならず、老化に抗う「メッセージ物質」オステオカルシンが出され、記憶力や免疫力を高めます。
 最終回に登場した女優の樹木希林さんは「身体の声を聴くこと」について語り「聞き違ってばかりだけど」と笑っていました。
 ネットワークは神秘的でまだまだ分からない点が多いのですが、少しずつ解明されるとがんや心臓病の治療に大きな効果を上げるかもしれません。
 「身体が何を語っているか」を正確に聴き取ることは難しいかもしれませんが、耳を傾けることは大事だと思います。不規則な生活を送ったり、無理を続けると「身体が悲鳴を上げる」と言うのですから。

08:25
2018/04/11

星のかけらを拾う

| by 野幌高校校長
 ディズニーランドでゴミを拾っているキャストに「何をしているんですか」とたずねると「星のかけら」と答えるそうです。
 聞いたとき、「えっ?」と思いました。
 しかし、同じゴミを拾うのでも「だれが捨てたんだ。汚いな。仕方ない、私が拾おう。腹立つな」と拾うのと、「星のかけらを拾おう」と思って拾うのとでは全然違います。
 「星のかけら」と思う方が気持ちよいですね。
 ようするに、ものの見方の問題です。考え方次第です。
 私は、イエローハット創業者鍵山秀三郎さんの「ひとつ拾えば ひとつだけきれいになる」ということばが好きです。
 野高生の皆さんも、星のかけらを拾いませんか。

07:43
2018/04/10

大谷、二勝目

| by 野幌高校校長
 昨日は帰宅後、録画してあった大リーグのエンジェルス、大谷翔平選手の全投球を観ました。野球の専門家ではない私が見ても、ボールが素晴らしく涙が出そうになりました。本物は、プロでない人にもわかるのではないでしょうか。「本物体験」は大切だと思いました。
 7回のワンアウトまでヒットも四球もなく、「完全試合か」とハラハラドキドキしましたが、次のバッターに打たれてしまいました。
 すると、ホームの観客が立ち上がって、大きな拍手を送ったのです。残念がるよりも、そこまで素晴らしい投球を見せ、大いにハッピーにしてくれた大谷選手への感謝を表したのです。これにもまた感動しました。
 大リーグの観客は、そろった応援はせずに静かに見ていて、「ここだ」というときに、拍手をしたり、立ち上がったりするようです。ロサンゼルスへ行き、生で観戦したいと思いました。
 野高生の皆さんは、野球観戦は好きですか。

08:49
2018/04/09

睡眠負債

| by 野幌高校校長
 昨年の流行語大賞に「睡眠負債」も入りました。スタンフォード大学の研究者により提唱された言葉で、日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態のことです。糖尿病や高血圧、うつ病などのリスクが高まるそうです。多少の寝不足なら大丈夫と思い続けると、コップに少しずつ水の滴がたまり、いつかあふれ出すように、急に影響が出てしまうのかもしれません。「睡眠不足は脳しんとうと同じ」と言う学者もいます。
 週末に寝だめして補おうとすると、体内時計が狂って「社会的時差ボケ」をもたらし、心身の負担になります。「お金とは異なり、睡眠負債は一括返済ができない」とのことです。
 野高生の皆さん、春休み中、十分な睡眠をとれていましたか。夜更かし、朝寝坊はしていませんか。学校は今日から始まります。規則正しい生活を送りましょう。

08:01
2018/04/06

誓約書

| by 野幌高校校長
 入学予定の皆さん、9日の準備は終わりましたか。
 持参するものの中に「誓約書」があります。
 「誓約書」に署名をするのは、おそらく生まれて初めてではないでしょうか。
 「誓約書」の意味はわかりますか。
 「誓う」+「約束する」です。
 保護者に加え、保証人の欄もあり、その下に「上記本人に係わる一切の責任を引き受けます」と書いてあります。
 「一切の責任」、重いですね。
 署名の下にも「北海道野幌高等学校の生徒としての本分に反しないことをここに誓います」と書いてあります。
 重いですね。
 重いですが、自立した社会人になるために、高校生にはそれだけの責任があります。
 より自由に考え判断することができるようになる分の責任があります。
 自由と責任はコインの表と裏なのです。
 入学前に、あらためて、責任の重さを自覚してください。
 そして、「野高生としての本分」とは何か。すでにオリエンテーションでいくつかのヒントが与えられましたが、まずは自分自身の頭で「野高生としてどう行動するべきか」を考えておいてください。
 9日、皆さんがどんな様子で入学式に臨むか、楽しみにしています。
 二、三年生の皆さんも、入学したときの気持ちを思い出してください。
 「初心忘れるべからず」です。

09:59
2018/03/29

15時17分発、パリ行き

| by 野幌高校校長
 87歳の現役映画監督クリント・イーストウッドの「15時17分発、パリ行き」という映画を観ました。パリ行きの列車に乗ったテロリストを、子ども時代からの親友3人組が倒す物語です。3人組は子どものときから様々な失敗をし、問題も起こしてしまい、親に心配をかけてきました。夢が叶わず失望したこともありますが、友情は続き、初めて一緒にヨーロッパを旅行するのです。実際に事件に居合わせた人たちが多く出演しており、3人組も本人が出演しています。プロの俳優ではありませんが、本物の俳優のようです。
 私は泣きました。なぜなら、人間性に対する信頼が作品を支えていると感じたからです。ニュースを見れば、暗澹(あんたん)たる気持ちになる事件が数多くあり、社会に対する前向きな気持ちが消えそうになります。しかし、こうした事実があり、こうした映画があるということが希望を与えてくれます。
 難しいことが多く、暗くなりがちな時代に、それに逆らって上を向くこと。
 野高生の皆さんにも是非観てほしいと思いました。

08:43
2018/03/26

苦しみの報酬

| by 野幌高校校長

 先日、娘の中学校卒業式に出席しました。厳粛な中にも心温まるよい式で、在校生、卒業生、そして合同の合唱「大地讃頌」に感動しました。
 答辞がとりわけ素晴らしく「苦しみの報酬は経験である」という格言を引用していました。古代ギリシアの三大悲劇作家の一人、アイスキュロスのことばです。どこでこの言葉に触れたのか、と感心しました。
 人生には楽しいことばかりではなく苦しみもあります。しかし、大切なことはその苦しみをよい経験とし、そこから学んだことを人生に生かすことだと思います。
 アメリカの詩人ホイットマンも「寒さに震えた者ほど太陽を暖かく感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」と言っています。
 苦や楽をただやり過ごすのではなく、そこから学ぶように努めたいものです。


10:28
2018/03/20

合格おめでとうございます

| by 野幌高校校長

 入学の権利を得た合格者の皆さん、おめでとうございます。
 野幌高校について、すでに知っていることやイメージがあると思いますが、皆さんにとっては、義務教育とは異なる全く新しい世界へ入ることになります。
 期待と不安が入り混じっているかもしれませんが、大丈夫です。
 合格通知書とともに送られたプリントをしっかりと読み、3月30日の合格者オリエンテーションで話をしっかりと聴き、気持ちを込めて「誓約書」にサインをすれば、大丈夫です。
 野高は皆さんのがんばる姿勢を全力で応援します。


05:00
2018/03/15

無関心

| by 野幌高校校長

 マザー・テレサは「愛の反対は憎しみではない。無関心です」と言っています。インドのコルカタ(カルカッタ)で、貧しく、病み、道端に倒れ死にゆく人たちと関わりながら、彼女は弱き者を救うことに命を捧げました。
 2011.3.11の東日本大震災のあと、津波と原発事故で生活の激変を余儀なくされた人たちを描いた映画『希望の国』を撮った園子温監督も「無関心が一番いけない」「事故を風化させてはいけない」と言いました。
 死者・行方不明者が18,000人を超え、いまだに避難所暮らしをする人たち、何重もの借金を抱えた人たち、悲しみを背負い孤独を抱えた人たち、震災から学び、記憶をつなごうと努力している人たち、それぞれの様々な人生があります。
 7年目の3月11日は過ぎ去りました。
 野高生の皆さんには、是非関心を持ち続けて欲しいと思います。


05:53
2018/03/14

10回目の献血

| by 野幌高校校長

 先日、献血回数が10回目となり、素敵な記念品をいただきました。献血された血液は、84.5%が50才以上の人に使われています。用途の8割はがんなど内科系疾患です。
 若い人、難病の方の体、命も献血により救われています。
 10代、20代の献血が少なく、これから心配されています。
 野高生の皆さんも、機会があれば献血してほしいと思います。


05:32
2018/03/13

ギタリスト

| by 野幌高校校長

 先日、江別のK珈琲店で、ギターの伴奏による女性ヴォーカルのライブを聴きました。
 ギタリストは私の二度目の卒業担任の時の生徒です。彼は高校時代は学校祭で活躍しました。音楽の趣味に共通点があり、CDを貸し、話に興じたことがあります。本州の大学へ行き、札幌に戻りプロとして活動を始めた頃に再会しました。
 私が壮瞥(洞爺湖の南側)高校へ行くと洞爺湖でライブがあり、枝幸高校へ行くと枝幸でライブがあり、偶然に感謝しています。
 彼はすごいテクニックを持ち、とても豊かな、深みのある演奏をします。永遠に聴いていたいと思います。
 No MUSIC , No Life、音楽がなければ生きていけない私ですが、家で聴くより、イヤホンで聴くより、やはりライブです。生の音を全身で浴びる喜びは何物にも代えがたいです。
 野高生の皆さんは、ライブに行くことがありますか。


06:28
2018/03/12

7年目

| by 野幌高校校長

 宮城県石巻市の小さな集落、間垣で今野浩行、ひとみさん夫婦は浩行さんの両親と三人の子どもと暮らしていました。
 2011年3月11日、夫婦だけが残されました。
 多くのけんかをしました。
 ひとみさんは新しい子どもがほしいと願い、3年の不妊治療を経て、受精卵が8週目まで進みました。
 おなかにエコーを当てると、トクン、トクンと心音が聞こえ、喜びましたが、ある日心音は聞こえなくなりました。
 「やっとわかった。子どもができるって奇跡なんだ。私たち、そんな奇跡が3回も起きていたんだ」
 7年目を迎え、様々な思いが湧き起こり、葛藤も不安もあります。浩行さんは「子どもがいねえのに生きている意味なんてあるか」とこぼし、ひろみさんは「何言ってんの。子どもたちはまだ来んなって言ってんぞ」と励まします。
 ・・・昨日の新聞記事です。

 死者15,895人。行方不明者2,539人。震災関連死3,668人。避難者73,349人。
 数字のうしろに何があるのだろう。
 そう思いながら、新聞を読んだり、ニュースを見たりしました。
 野高生の皆さんは、7年目に何を思いましたか。


06:00
2018/03/09

たとえば

| by 野幌高校校長

 私は大学の専攻は哲学です。高校の科目で言うなら倫理。政治経済や現代社会の内容を含みます。具体的なものを素材とし、抽象的な概念を扱うのですが、厳しい先輩がいて、私の論がやや抽象に傾くとすかさず「林くん、たとえば?」と言われました。そのフレーズは頭に染み込んでいて、人の話を聞いていても「たとえば?」とよく問いを立てます。

  激しく変化する社会を生き抜く人間・・・たとえば、だれのこと?
  ミスのないようにします・・・どうやって?
  協働が大切です・・・たとえば、どういうこと?
  連携が欠かせません・・・いま、ここで、連携とは何をすること?
  ちゃんと考えます・・・ちゃんとって、どう考えること?
  よろしくお願いします・・・具体的に、何を?
  反省しています・・・では、たとえば、どうするの?
  がんばります・・・何を?
  今後検討します・・・いつどこで、どうやって?決めるのはいつ?

 野高生の皆さんも、他人に、自分に「たとえば?」と問いかけてみてください。具体性のない抽象的なことや一般論を言うだけなら簡単です。


05:33
2018/03/08

東大生と野高生

| by 野幌高校校長

 東大生も野高生も同じです。
 「東大ドリームネット」という学生団体があり、年二回在校生と卒業生の交流会を企画運営しています。新聞記事によると、たとえば「将来が心配。選択肢が多くて選べないでいる。」と学生が相談しています。
 よくわかります。自分の適性や未来の社会がよくわからないので不安になります。どういう進路を選択するかも決めるのは易しくありません。しかし、進んでいかなければならない。どう考え、どう決めればよいのか。
 また「自分にとっての幸せとは何か」をテーマに話し合っています。このテーマの大切さについても、東大生と野高生は同じです。
 野高生の皆さん、将来のことをどんなふうに考えていますか。幸せとは何ですか。


05:22
2018/03/07

2300億円稼ぐ

| by 野幌高校校長

 イギリスでは、食品産業に働きかけてパンやソーセージなどの塩分量を長期間かけて徐々に(味の変化に気づかれないように)減らしたそうです。その結果、イギリス国民の一日あたり塩分摂取量は2003年の9.5gから2011年には8.1gに減ったそうです。それに伴って、血圧値も下がり、脳梗塞や心筋梗塞の死亡率は4割も減りました。年間約9000人の命が救われ、約2300億円以上の経済効果が見積もられているそうです。
 わずか1.4gの成果です。
 健康問題は社会の問題でもあると言えます。
 ちなみに、日本人の一日あたり塩分摂取量は男性が11.1g、女性が9.4gです。
 野高生の皆さん、健康のために何か心がけていますか。


05:35
2018/03/06

読書をしない大学生

| by 野幌高校校長

 日本の大学生の半分(53.1%)は一日全く読書をしないという調査結果が新聞などで話題になっています。読書時間の平均は一日23.6分、5年前の4分の3になっています。読書する人の平均読書時間は約1割長くなっていますから、読む人と読まない人の二極化が進んでいます。二極化というのは様々な面で指摘されます。
 私は読書だけがよい、読書が人生のすべてとは思いません。人としてよく生きることと読書量が比例するわけでもないと思います。
 しかし、大学は学問研究をするところ、先人が苦労して築き上げた知を学ぶところです。思考・判断・表現といった活用力が大切なのは高校と同じですが、活用する材料がなければ、薄っぺらな活用結果しかありません。活用の仕方も本からたっぷりと学べます。本を読まず、先生の講義だけでは、活用の材料は貧しい限りです。
 野高生の皆さんには、進学か就職かに関係なく、自分なりのやり方で読書をしてほしいと思います。自分の興味・関心に合ったものを見つければよいのですが、そのためには、本屋に身を置くしかありません。
 本屋に行く時間があるでしょうか。学校の図書館は利用していますか。ベストセラーの新刊や読みやすい新書や文庫が充実していますよ。
 是非、足を運んでください。


05:42
2018/03/02

ラジオでフィギュア

| by 野幌高校校長

 先日、出張のため車を置きに家に帰る途中のことですが、ラジオで平昌オリンピックの女子フィギュアスケートを実況していました。私はフィギュアの演技をことばで説明できるのだろうか、と驚き疑いました。
 日本の坂本選手の演技が始まりました。実況のアナウンサーは、腕の上げ方、手の動き、右と左のどちらの脚をどう動かしてジャンプするのか、どんな風に回転しているのか、細かく伝えていました。
 ことばだけでは演技はイメージできないはずなのに、不思議なことに何だかわかったような気がして、ことばの力に感動しました。私がただ見ているのとは異なり、アナウンサーはことばにならないものを何とかことばで表現しようとして、丁寧に、集中して見ているのだと思いました。心を込めて見ることを教えてもらうようでした。
 あとで、テレビで実際の坂本選手の演技を見ました。アナウンサーの説明を聞いたことと合わさって、より強く私の印象に残りました。
 野高生の皆さんは、平昌オリンピックを観ましたか?


06:07
2018/03/01

ぼくがここに

| by 野幌高校校長

 今日は卒業式です。
 まど・みちおさんの「ぼくがここに」という詩を紹介します。

   ぼくが ここに いるとき
   ほかの どんなものも
   ぼくに かさなって
   ここに いることは できない

   もしも ゾウが ここに いるならば
   そのゾウだけ

   マメが いるならば
   その一つぶの マメだけ
   しか ここに いることは できない

   ああ このちきゅうの うえでは
   こんなに だいじに
   まもられているのだ
   どんなものが どんなところに
   いるときにも

   その「いること」こそが
   なににも まして
   すばらしいこと として

 ここにいるあなた、の代わりはいません。

 あなたの人生を生きるのは、ほかのだれでもないあなた。
 卒業生の皆さんが、生きているということを、かけがえのない命を、時間が等しく与えられているということを大切にして、幸せな人生を歩むことを祈ります。


05:33
2018/02/28

九十歳。何がめでたい

| by 野幌高校校長

 直木賞作家、佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい」がミリオンセラーになりました。
 大正生まれの佐藤さんには、現代は気に入らないことが多いそうです。「子供の声がうるさいといって保育園を作る計画に文句をいう。愚痴をこぼすだけでなく、堂々と反対する。この世に生きることは、自分の思うようにならないものなのに、そうならないとすぐに怒る。」
 こうしたことが多くて気に入らないと。
 「人生百年時代」の助言を求められても「私のようなものにいえるわけがないですよ。私は損をすることが平気だし、苦労から逃げないという厄介な気質だし、ことなかれ主義を排斥するし、私の助言を取り入れたらそれはひどい人生になります」と。
 九十四歳。お元気です。


18:03
2018/02/27

カーリング

| by 野幌高校校長

 最初に勤めた常呂時代、初めて高校教員でカーリングチームをつくることになり、私もメンバーでした。転びまくり、ストーンは弱すぎるか強すぎるかで、氷をただゴシゴシこすっているだけでした。体育の先生は上手で、のちのオリンピック選手の小中学生たちともいい勝負をしていた記憶があります。
 スケートやスキーをする環境がなく「子どもたちに冬のスポーツを」と町の人たちが一生懸命普及に力を入れていたことが印象に残っています。
 オリンピックの銅メダル、とてもうれしいです。
 野高生の皆さん、何かスポーツしていますか。


05:30
2018/02/23

言葉にできるは

| by 野幌高校校長

 電通のコピーラーター梅田悟司氏の著書『言葉にできるは武器になる』は昨年のベストセラーです。梅田氏は「世界は誰かの仕事でできている」「バイトするならタウンワーク」で有名です。
 言葉にできると、自分を知ることができます。逆に言うと、言葉にできないと、自分が考えていることを把握することができません。言葉にできないのは「考えていない」のと同じことです。
 自分の想いを言葉として書き出してみること。言葉の解像度を高め、自分の大切なものやビジョンを認識できれば、真のコミュニケーションを図り、共感も広がると梅田氏は言います。
 野高生の皆さん、まずはノートの白いページに自分の考えを書いてみましょうか。


06:07
2018/02/22

夜のランニング

| by 野幌高校校長

 冬は家を出る時間が少し遅れると、渋滞していて、学校の到着時間がぐっと遅くなります。そのため、より早く家を出るようになり、朝走る時間が確保できなくなりました。
 この三年ほど、冬も含めた朝、朝食前に走るのが習慣になっていたので、どうしようか、夜走ろうか、でも夜は暗い、朝ほどパワーはないし、、、と思っていたのですが、私はよく「固定観念はダメ」と言っているので、夜、夕食後に走ることにし、毎日ではありませんが、少しずつ習慣になってきました。
 やればできるものです。


05:31
2018/02/21

羽生結弦

| by 野幌高校校長

 羽生結弦選手の金メダルは見事でした。ショートの演技は素人目にも完璧で、身体のキレが素晴らしかったです。フリーのときは、もう限界だったのではないでしょうか。バランスを崩しそうになっても持ちこたえ、野高のことばで言えば、がんばり・ねばり・ふんばりの三ばり精神で滑り切ったのだと思います。
 昨年11月に右足首を負傷し、二ヶ月満足の行く練習ができず、大会にも団体戦にも出場できませんでした。韓国入りし、練習を見られ、インタビューを受け、ある種のプレッシャーを感じずにはいられない状況だったと思います。痛み止めの薬を飲まないとジャンプもできなかったそうです。その中で、気持ちを整え、イメージを作り、自分にできることに集中しようとしたのです。「順風満帆だったら金メダルはとれていない」。素晴らしいです。
 「よい環境だったらできるのだが」「好条件なら頑張れるのだが」と人は考えがちなので、私も気をつけようと思います。スケートは全く滑られませんが。


05:36
2018/02/20

まずは「よかった」と口にする

| by 野幌高校校長

 以前テレビで見た経営者のことばが忘れられません。どんな問題が起きても、どんなトラブルがあっても、まずは「よかった」と言おう、と。「よかった」と言い、「なぜなら」と続けます。すると、常にプラス思考になれるというのです。「まずい」と言うと、ますますまずくなり、それは伝染する。困ったときでも、よいところを探す。よい面を見つける。問題やトラブルはなくなりませんが、前向きな対応ができるとのことです。
 確かに口癖は大切です。口癖で思考が習慣化し、精神のある傾向が強化されていきます。
 「どうせ」「だって」ばかり口にしていると、どんどんダメになっていきそうです。
 野高生の皆さん、楽しく生きられる口癖を身につけましょう。


05:28
2018/02/16

1000時間理論

| by 野幌高校校長

 集会で紹介しましたが、何かを1,000時間やると、そこそこできるようになります。
 1日1時間で約3年間です。
 10,000時間やると、一流になれるそうです。
 時間をかけずに、要領よく何かを成し遂げようというのは虫の良い話です。
 時間をかけましょう。
 ドイツの哲学者ヘーゲルにも「量質転化」という考えがあります。
 ある量に達したときに、質が変わるのです。
 野高生の皆さん、来週はテストですね。時間をかけましょう。


05:44
2018/02/15

ウィーン

| by 野幌高校校長

「名曲喫茶」。野高生の皆さんは聞いたことがないかもしれません。
 クラシック音楽をかける喫茶店です。
 札幌の狸小路9丁目に「ウィーン」という名曲喫茶がありました。 1959年にオープンし、58年間営業し、店主の横山信行さんの高齢のため、昨年末12月30日に閉店しました。
 私は学生時代に何度か行きました。ソファに深く身を沈め、独りの世界に入り込み、巨大なスピーカーから流れる音楽に浸り切りました。
 ユニークなピアニスト、グレン・グールドが弾くバッハのピアノ曲、ゴルトベルク変奏曲をリクエストしたことがあります。最初にゆったりと奏でられるアリアの一つの音と一つの音の間が美しくて涙しました。雲間から崇高な光が射すようでした。音と音の響きの間のごく小さな時間にこの世のものとは思えない豊かさを感じたのです。
 野高では昨日、生徒会のバレンタイン企画で吹奏楽部のミニコンサートがありました。生の音は心地よく、心身のこわばりがとれていきました。とても温かい雰囲気でした。
 音楽の楽しみは人生に欠かせないと思います。


06:19
2018/02/14

何もわかっていない

| by 野幌高校校長

将棋の羽生善治さんと囲碁の井山裕太さんが国民栄誉賞を受賞しました。二人の実績が素晴らしく、局面を読む力の卓越さはだれもが認めるところですが、二人とも口をそろえて「何もわかっていない」と言う点がおもしろいです。
 「わかっていない」からこそ、将棋や囲碁に対して謙虚になり、情熱的な探究を続けているのだと思います。「わかっていない」ことを楽しむことができるのは素晴らしいですね。


05:29
2018/02/13

かもしれない

| by 野幌高校校長

運転免許の更新講習を受けました。受講者の態度は昔よりよくなったように思います。寝た人は講師の先生に起こされていました。隣の若者がこっそりスマホを使い続けていました。中毒なのでしょう。勇気がなくて注意できませんでした。
 講習の途中で「見えないことは存在しないことではない」ということばがあり、やや哲学的な表現に聞こえて注意を引きました。
 見えなくても人がいるかもしれない。突然出てくるかもしれない。ルールやマナーからはあり得ないことが起こるかもしれない。自分にきびしい予測を立てて準備をするのが「かもしれない運転」。自分に都合のよい予測をするのが「だろう運転」。運転に限ったことではないと思いました。
 野高生の皆さん、「かもしれない」ときびしく予測する力をつけましょう。


05:36
2018/02/08

やってみなはれ

| by 野幌高校校長

伊集院静の『琥珀の夢』を読みました。サントリー創業者鳥井栄次郎の生涯を描いた小説です。
 鳥井栄次郎は日本で初めてウィスキーの蒸留所を作りました。日本に洋酒文化を定着させ、「やってみなはれ」が口癖でした。
 1879(明治12)年生まれ、1962(昭和37)年死去。
 日清戦争、日露戦争、太平洋戦争、高度経済成長。激動の時代です。
 いかなる困難をも突き破っていく爆発的なエネルギーがあります。
 何年も出ない結果、家族の死。これでもか、これでもかと訪れる不運、不幸にも負けない信念、理想があります。
 闇の中でも堂々と歩いていく力。
 まさに、太陽のような鳥井氏。サントリー(SUN+鳥井)です。
 本を読むと、自分が決してできない他者の人生を追体験できます。想像の世界に身を置くことで、日常の世界での自分の感じ方や考え方を別な目で見ることができます。楽しいです。


05:10
2018/02/07

スマホに負けた

| by 野幌高校校長

先日地下鉄に乗ったときのこと。席が空いていたので座りました。座ってみると、少し右に詰めれば左側にもう一人分のスペースができることがわかりました。右隣の60才前後のおじさんはゆったりと座り、結構余裕があります。でも、スマホゲームに夢中でそんな気配りはできそうもありませんでした。スマホに負けました。
 向かいを見ると、およそ3人分のスペースの真ん中にオシャレな20代前半の女性が座っていました。両側に余裕があります。大きめの鞄も横に置いています。スマホを一心不乱に操作していて自分の座り方を全く気にしていませんでした。スマホに負けました。
 野高生の皆さん、反面教師ということばがあります。大人のわるい例を見て「大人だってああなんだから私だっていいだろう」ではなく、「私はそうしない」と考える人になってほしいとお願いします。
 野高生が世直ししましょう。


05:43
2018/02/06

幕府はポルトガル人を追放した

| by 野幌高校校長

「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」
 「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」
 野高生の皆さん、この二つの文は同じですか。違いますか。
 国立情報学研究所の読解力調査「リーディングスキルテスト」を中高生24,000人が受けました。結果は、中学生の42%、高校生の27%が不正解でした。
 読んで理解する。聞いて理解する。社会で生きていく上で大事な力です。
 自分が理解しているかどうかを確認するところから始まります。
 読解力、トレーニングしましょう。
 (正解は「違う」です)


05:56
2018/02/05

腸活

| by 野幌高校校長

腸活ブームです。NHKの特集「人体」でも腸が脚光を浴びていました。
 人の腸には1,000種類以上の腸内細菌が約500~1,000兆個も共生し、健康を維持する環境を作っています。
 例えば、10種類のビフィズス菌は糖を分解して吸収しやすくし、他の糖による腐敗を防ぐ働きをしています。
 このように、腸内の細菌は、消化・吸収・代謝を促進し、病原菌・有害菌の増殖抑制・感染防御をし、免疫系を活性化し、有害・発がん物質の分解と排泄促進をし、また、脳の働きにも大きな影響を与えているそうです。
 インフルエンザが猛威を奮い、本校も1学年、2学年が学年閉鎖になりました。インフルエンザに対抗するために、腸内環境を改善し、善玉菌を増やしましょう。そのためによいとされる、玉ねぎ、キャベツ、ニンニク、ニラ、大豆、サツマイモ、キムチ、バナナ、ヨーグルトをいっぱい摂取しましょう。


05:10
2018/02/02

なずな

| by 野幌高校校長

正月に読んだ堀江敏幸さんの『なずな』はとても素晴らしかったです。
 なずなは、弟夫婦の生後二ヶ月の女の子です。弟は海外出張で大怪我をして入院し帰国できません。弟の奥さんも急病で入院しました。親はそれぞれに事情があります。そのため、40代の独身の兄がなずなを預かることになりました。
 初めての育児にもちろん戸惑い、失敗し、生活のリズムが狂い、新聞記者としての仕事の仕方も変わらざるを得ません。でも、多くの人たちに助けられながら、兄に、なずなを愛しいと思う気持ちが強まり、温かな日々が続いていきます。
 「私は守っているのではない。守られているのだ、なずなに。」
 終わってほしくないと思いながらページをめくりました。
 そして、あらためて紙の本が好きだと思いました。
 デジタル機器の鮮明な画面を見ることが多い日常ですが、たどっていく文字が記されている紙の質感は、目に、心に、とても快いものです。
 野高生の皆さんは、冬休みに本を読みましたか。今、何か読んでいますか。


05:29
2018/02/01

かなくりしそう

| by 野幌高校校長

日本が初めてオリンピックに参加したのは、1912年(明治45年)スウェーデンのストックホルムで開催された第五回大会です。マラソンに出場したのが、金栗四三(かなくり しそう)です。彼は当時のマラソン世界記録を引っさげオリンピックに臨みましたが、真夏の暑さにやられ、レース中に倒れて行方がわからなくなりました。農家に介抱され、目覚めたのは翌日だったとのこと。屈辱的です。
 苦い挫折を味わったのですが、「日本の体育の父」「柔道の父」と呼ばれる嘉納治五郎(かのう じごろう)から「黎明(れいめい)の鐘となれ」と励まされ、箱根駅伝や福岡国際マラソンを手掛けるなど、日本のマラソンのレベルアップのために尽くしました。
 「鐘」を鳴らし、鳴らし続け、新しい何かを始めること、道のないところに道をつくること。素晴らしいです。


06:16
2018/01/31

創造の想像

| by 野幌高校校長

28日(日)、野幌公民館へ行き、本校の文化部合同展を見ました。デザイン、絵画、写真、研究の展示、書がありました。「この生徒はどうしてこういう絵を描くのだろう」「どうしてこの瞬間を切り取ったんだろう」「どういう気持ちでこれを作ったのだろう」「このデザインで何を表現したいのだろう」などと考えました。その問いに対する明確な答えはないかもしれませんが、創造する人の思いを、そうやって想像する時間は楽しいです。
 私は様々な芸術作品を鑑賞するのが趣味ですが、野高生の皆さんはどうですか。


05:35
2018/01/30

栃ノ心はジョージア

| by 野幌高校校長

大相撲の初場所は栃ノ心が平幕として6年ぶりの優勝を決めました。
 相撲は全く見ないのですが、「ジョージア出身の栃ノ心」と聞いて、「ジョージア?」と疑問に思いました。
 新聞にジョージア(グルジア)と書いてあり「どうして英語読み。グルジアでは?」と、手元の地図帳で世界最大の湖カスピ海と黒海の間、カフカス山脈の三国、アルメニア、アゼルバイジャン、グルジアの位置を確かめました。「やはり、グルジアだ」
 しかし、念のためネットで調べてびっくり!日本では2015年から法律に基づきジョージアと呼ぶようになっていたのです。
 2008年ジョージアはロシアと戦闘状態となり、国交を断絶し、そのため、主要民族のサカルトロヴェロ族はロシア語に由来する「グルジア」を嫌い、各国に名称変更を働きかけていたとのことです。
 危なかったです。もう少しで「ジョージアじゃなくてグルジアなんだよ」とドヤ顔で人に言うところでした。
 野高生の皆さん、調べるって大切ですね。


05:21
2018/01/26

だろう

| by 野幌高校校長

私は車で通勤していますが、道が滑ったり、他の車が思わぬタイミングで出てきたりして、ヒヤリとすることが多いです。交通安全においては「だろう運転は禁物」と言われますが、確かに「黄色だから止まるだろう」「こちらが優先だから出てこないだろう」「危ないから止まるだろう」「ウィンカーを出していないから進路変更はしないだろう」などのいくつもの「だろう」のもと自分が運転していることは間違いありません。
 しかし、危機を回避するためには「だろう」には注意しなければなりません。
 交通安全に限らず、「だろう」ではなく確認し合うことが様々な問題の未然防止につながると思います。
 野高生の皆さん、「だろう」に要注意です。


05:28
2018/01/25

トビムシ

| by 野幌高校校長

ナチュラルサイエンスフィールドの理科課題研究の発表会が19、24日に行われました。本校周辺の生物や土壌、ミニトマト、水ロケットなどがテーマになっていました。研究の出発点は、「どうなっているのかな」「どうなるのだろう」という素朴な好奇心、疑問です。仮説を立て、実験や観察、ネットで調べ、考察します。
 理科の勉強に限らず、自分の中に生まれた問いを放置しないで、また、自ら進んで問いを探したり立てたりすると、能動的に生活できます。
 社会で生きていると、「これはこうだ」「これはこうしなさい」「こういうものだ」と答えを与えられることも多いですが、自分で考えてやってみる方が楽しいです。


05:20
2018/01/24

出前はすごい

| by 野幌高校校長

昨日の大学出前講座では12の大学から先生にお越しいただき、24の講座が開かれました。とてもヴァラエティに富んでいて貴重な経験となりました。先生方の話し方はそれぞれに個性的かつ魅力的でした。生徒が講師の先生を控室から会場へ案内し、進行も務めました。聴く姿勢、問いに応えようとする姿勢も素晴らしく、とてもうれしかったです。
 美術作品のカードが何枚も並んでいて、一人がどれかを選び、もう一人が「はい」か「いいえ」で答えられる質問だけをしていき、どれを選んだかを当てるという講座があり、「人がいますか」「使われている色は多いですか」などと次々に工夫された質問を繰り出す生徒には感心しました。
 他にも「あの生徒が微動だにせず聴いている」「あの生徒が必死にメモを取っている」など、初めて見る姿があり、感動しました。
 出前ってすごいです。


05:31
2018/01/23

少し無理すると楽

| by 野幌高校校長

私は平日は6km走り、週末はもう少し長く走ります。気持ちが乗らなくて、6kmで止めようかと思うことがあります。「休みの日だから無理するな」という悪魔のささやきが聞こえることもあります。しかし、そこで「がんばり・ねばり・ふんばり」精神で、少し長く走ります。すると、平日の6kmが楽に走れるようになります。
 少し無理すると楽になる。この手は使えます。


05:29
2018/01/22

ミカン

| by 野幌高校校長

昔は、冬といえばミカンでした。箱で買って、テレビを見ながら家族でミカンを食べました。
 野高生の皆さんはミカンを食べますか。
 ミカンで忘れられないのは、私が30才、初めて同僚とともに出場した別海マラソンです。道東の酪農が盛んな別海は平坦な道が続き、走りやすいコースです。制限時間の4時間以内に完走すると鮭一本もらえました。
 初マラソンは35kmぐらいまでは順調でした。しかし徐々につらくなり、残り4kmでふらふらになり、立ち止まりました。すると警察の方が「ほれ、あと少しだ。がんばれ」と喝を入れてくれ、再び走り始めました。必死に走りながら、でも間に合わないかな、と思っていると、沿道のおばちゃんが「これ、食べな」とミカンを差し出してくれたのです。私はありがとうの「あ」も言えずにおばちゃんから奪い取り、一個むしゃむしゃと食べ、体にエネルギーがみなぎるのを感じ、ラストスパートをしました。
 結果、3時間58分でゴール。鮭を手に入れることができました。おばちゃんのミカンのお陰です。いつかまた別海で走りたいです。


05:43
2018/01/19

高倉健さん

| by 野幌高校校長

野高生の皆さん、高倉健という俳優を知っていますか。
 私が学生時代家庭教師のアルバイトをしていたお医者さんの家に、高倉健さんは度々来ていました。以前風邪を引いてお世話になって以来、札幌に来たときに時間をつくり菓子折りなどを持参し訪ねてきたのです。律儀な方です。私も一度お目にかかりました。当時は、夕張を舞台にした「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)で有名でした。
 東京で暮らしたとき、彼が主役の昔の「やくざ映画」をいくつも観て、かっこいいと思いました。
 昨年11月、高倉健さんの出身地、福岡県中間市の菩提寺に記念碑ができました。そこには「寒青(かんせい)」と刻まれています。彼が好きだった漢詩のことばで「風雪に耐えて青々と立つ冬の松」を意味します。著書『旅の途中で』のなかで「一生のうち、どんな厳しい中にあっても、自分はこの松のように、青々と、そして生き生きと人を愛し、信じ、触れ合い、楽しませるようにありたい」と書いています。
 北海道立近代美術館では21日まで「高倉健展」を開催しています。


05:20
2018/01/18

ひとつ拾えば

| by 野幌高校校長

私はイエローハットの鍵山秀三郎さんの本が好きです。『一日一話』は365日分のことばを集めた本です。
 元旦は「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる」です。ひとつをしっかりと拾うこと。一度に全てを拾おうとしないこと。特効薬を求めないこと。口だけではなく実践すること。私たちは時に過ちを犯し、迷いも悩みもする、ちっぽけな存在かもしれませんが、目の前のひとつを拾うことはできます。できないことのおしゃべりに興じるのではなく、できることをやりたいと思います。


05:24
2018/01/17

改善はうれしい

| by 野幌高校校長

昨日は冬休み明け全校集会がありました。聴く態度が劇的に改善されて、とてもうれしいです。大変落ち着いた雰囲気でした。できてしまえば、できるのが当たり前といった感じです。10分間の「校長授業」をしている途中で「もっと、よい内容の話をしなければ」と私の身が引き締まる思いになりました。
 聴くことは人間関係の基本です。
 聴くことはコミュニケーションの基本です。
 聴く姿勢は大切なことです。
 目を向け、まずは受け入れ、要点をつかみとり、問いを立てます。
 聴くとは、他者に心を開き、頭を柔らかくすることです。
 過去に引きこもらず、未来へと向かうことです。
 聴くことから、野高生の皆さんの成長が始まります。


05:26
2018/01/16

一秒をけずりだせ

| by 野幌高校校長

冬休みが終わり、今日から授業が始まります。
 野高生の皆さんは、どのような冬休み、お正月を過ごしたでしょうか。
 私は、1月2、3日は箱根駅伝を見ました。マラソンもおもしろいですが、タスキをつないで走る駅伝はまた格別です。
 今回は往路を東洋大が制し、復路では青山学院大が逆転し四連覇を成し遂げました。
 惜しくも準優勝に終わった東洋大の酒井俊幸監督は、2010、2012、2014と三度優勝しています。酒井監督のキャッチフレーズは「一秒を削り出せ」です。今回一区の西山選手が区間賞の快走でしたが「一秒を削り出せ」と声をかけていて、強烈な印象が残りました。
 一秒は日常ではあっという間に過ぎていきます。一秒を惜しむような、一秒を大切にするような生き方ってすごいですね。


05:30
2017/12/22

Happy Xmas(War Is Over)

| by 野幌高校校長

冬季休業前、最終日です。
 生徒会の素敵なクリスマス企画が行われています。今日の昼休みは吹奏楽部のコンサートがあるので楽しみです。昨日まではクリスマスソングが流れ、私のリクエスト曲、ジョンレノンの「ハッピークリスマス」がかかってうれしかったです。


   クリスマスがやってきたね

   今年はどんなことをしたんだい

   今年ももう終わり


   新しい年が始まるんだ

   クリスマスがやってきたよ

   きみが楽しんでいるといいな


   近くにいる人も大切な人も

   お年寄りも若者も


   メリークリスマス そして新年おめでとう

   いい年になるように祈ろうよ

   恐怖のない世の中であるように・・・


 この曲が発表された1971年はベトナム戦争が続いており、「争いはやめよう」「望めば戦争は終わる」というメッセージが込められたクリスマスソングです。

 クリスマス、野高生の皆さんが穏やかな優しい気持ちで過ごせますように。


05:36
2017/12/19

22kHz

| by 野幌高校校長

大橋力さんという音楽家がいます。民族音楽を基盤とする「芸能山城組」を主宰しています。もう一つ、科学者の顔もあり、文明科学研究所の所長も務めていますが、可聴域を超える高周波音が脳を活性化する「ハイパーソニック効果」を発見しました。
 1982年、私の二十歳の頃、レコードに代わるCDが製品化されましたが、その際、人間の耳の可聴域22kHzを超える音の成分は不要だとしてカットされました。しかし、大橋さんは、可聴域を超えた高周波音に大切な機能があると直感していました。人類の祖先を育んだ熱帯雨林には、鳥の声や虫の音などの高い周波数で揺らぎに満ちた音があふれていることが大橋さんの頭にありました。実際、科学的研究を進めると、高周波を含む音によって脳の中脳や視床が活性化することがわかりました。そこは情動の中心であり、ドーパミンやベータ・エンドルフィンといった喜びなどの感情をもたらす場所です。
 現在は「ハイレゾ」が登場し、レコードが再び脚光を浴び、音楽フェスやライブの人気が高くなっています。聴覚的には聴こえていない音のよさが、やはりわかるのですね。
 野高生の皆さんは、どんな手段で音楽を聴きますか。


05:19
2017/12/18

エスカレーターの謎

| by 野幌高校校長

エスカレーターは不思議です。なぜ歩く人がいて、しかもその人たちのためにわざわざきちんと右側を空けているか、が謎です。混雑しているときは、少し苛立ちます。誰かに聞いても、おそらく「ずっとそうだから」「みなそうしているか」であり、根拠はありません。いや、むしろエスカレーターの乗り方を説明するプレートでは「手すりをつかまり歩かないこと」となっています。歩きスマホ禁止のマナーを多くの人が破り、暗黙のルールをほとんどの人が守る。不思議です。エスカレーターのメーカーは「エスカレーターは構造的に歩くようには設計されておらず、歩くと故障しやすくなる」と言っています。
 野高生の皆さんにはエスカレーターを駆け上がる人のために右側を空けるルールを変えてほしいなと思いながら、右側に堂々と乗ってじっとしている勇気を出す確率が2割ぐらいの校長です。


06:20
2017/12/14

私はおにぎり

| by 野幌高校校長

西日本ではおにぎり(御握り)。東日本ではおむすび(御結び)。林家はおにぎり。名の由来は諸説あり、古くは弥生時代にあったとか。
 私の高校時代はおにぎり。教員になってからは弁当を作ってもらったり、配達してもらったり、買ったり。今再びおにぎり。
 江別のとある農場のお米と出会い、最近はもっぱらその米のおにぎりですが、冷えても美味しく、程よい甘みがあり、食感もよい。食べるたびに、「おっ」と時の流れを変えるぐらいの喜びがあります。
 おにぎりを食べるとホッとします。コンビニではセブンイレブンが社内の反対を押し切り初めておにぎりを販売したことで有名です。
 野高生の皆さんは、おにぎりが好きですか?


05:48
2017/12/12

私、片手がないだけなので

| by 野幌高校校長

「私、片手がないだけなので」。リオパラリンピック陸上女子400m銅メダリストの辻沙絵さんのことばです。写真家の蜷川実花さんは、雑誌の撮影で辻選手の義手をどう見せようかと考えていたところ、その一言でふっ切れ、辻選手にとって「普段着ないような服ばかりで不安だったけど、楽しくて忘れられない撮影」になったたそうです。
 彼女は「私は生まれてからずっと右手のない状態で生きてきた。ありのままの自分を受け入れてもらいたい。健常者、障害者っていう言葉じゃなくて、一緒に生きていく社会、共生社会につながっていけたらいいと思う」と話しています。
 それぞれの違いがあり、それぞれのよさと課題があります。それを認め合い、助け合い、共に生きていく社会だといいですね。


05:41
2017/12/08

イマジン

| by 野幌高校校長

12月8日は、1941年、太平洋戦争の始まりとなった真珠湾攻撃が行われた日であり、また、ビートルズのメンバーだったジョン・レノンが暗殺された命日でもあります。1980年、私は高校三年生であり、朝登校すると、私以上の熱狂的なファンだった友人が「林!ジョンが死んじまったぜ!」と叫んで胸ぐらをつかんできたので、高校時代の思い出の一つとして強烈に印象に残っています。
 私は中学のときは、日本のフォークソング、ニューミュージック(若い皆さんは何のことかわからないかもしれませんね)ばかりでしたが、高校に入ってからは友人の影響で洋楽も聴くようになりました。高三のときは、ビートルズのアビーロードというアルバムが一番好きでした。疲れたとき、気分転換をしたいとき、レコードのA面かB面かを決め、針を落とし、ごろんと横になりました。最近はレコードブームですが、見たことがない人もいるかもしれませんね。ビートルズの他のメンバーの曲も好きでしたが、ジョンの曲には耳に引っかかるような、心の奥にぐっと入ってくるような、魂の叫びのような、そんな彼の声があり、とても魅かれます。
 ビートルズが解散してソロになったジョンの曲の中で最も多く聴いたのは「イマジン」です。
 「君は僕のことを夢見てるって言うかもしれない でも僕は独りじゃない いつの日か世界は一つになるのさ」
 野高生の皆さんにも、心を揺さぶる音楽がありますか。


06:19
2017/12/05

三年生が与えた感動

| by 野幌高校校長

1日の三年生の「命の授業」の講師、高石洋子さんは2003年2月12日、本校一年生だった息子さんをひき逃げ事故で亡くされました。深く消えることのない悲しみ、そして裁判をとおしてわかった法の問題に対する強い怒り。飲酒運転とひき逃げの根絶を訴えた署名等の粘り強い活動にはただただ頭が下がります。
 講演後、高石さんに、聴いていた生徒の感想をたずねると「生徒の皆さんが素直で、ぐっと集中して聞いてくれて、感動しました。お陰で、次男の友人が作ってくれた音楽を久しぶりに一緒に聴くことができました」おっしゃっていました。
 「感動」ということばが校長としてうれしかったです。そして、野高生の皆さんが交通事故の加害者にも被害者にもならないでほしいという意を一層強くしました。


07:22
2017/12/04

興味・関心の枠

| by 野幌高校校長

新聞のよさは、自分に興味・関心がなかったことも知ることができることです。すでに興味・関心があることだけをネットで調べていては決して知ることのないことと出会います。たとえば、N新聞に文化欄があり、多種多様な研究者や職人が登場します。有名人ではなく一般に知られていない人がほとんどです。先週は、月曜日が毛抜き職人(機械を使わず全て手打ち)、火が象牙加工職人(昔の染め方の発見に30年)、水は工事現場を撮影する写真家、木は日本標準時子午線東経135度線の標識の調査人、金は藍染職人。多様ですが、きっかけや人との出会いを大切にし、理想を求めて情熱的に探究しています。三ばり精神そのものであり、どんな困難にぶつかっても、ひたすら実践を積み重ねます。
 野高生の皆さん、新聞以外でも構いません。自分が今もつ興味・関心の枠に閉じこもらないでほしいと思います。


06:15
2017/11/30

On

| by 野幌高校校長

野高生の皆さん、昨日のデートDVの講師の山崎菊乃さんがほめていましたよ。明るく素直な反応で、とてもやりやすくて楽しかったとおっしゃっていました。皆さんのよさが出ましたね。人を幸せにできるのは素敵なことです。
 三年生の模擬選挙の最終回も、どのクラスもよかったです。緊張して話す札学院大の学生さんの話をよく聞いて、考え、きちんと反応していました。
 「よさを大切にし伸ばす。課題には誠実に取り組む」。これからも忘れないでください。
 ※山崎菊乃さんが代表理事を務めるNPO法人「おん」は「女から名をとり、無名の、草の根の女性たちの連帯が世の中を動かすこと」と「Go On」の「On」(続ける、前進する)の意味を込めているそうです。


06:16
2017/11/29

みんなってだれ?

| by 野幌高校校長

小さい子どもが「みんな、持ってる。みんな、やってる。だから、買って」と言ったときに、あらためて「みんなってだれ?」と聞くと、5、6人の仲良しグループのことだったり、場合によっては親友の1人のことだったりして、苦笑することがあります。よくある話です。しかし、考えると、私たち大人でも漠然と「みんな」を思って判断していることがあるかもしれません。
 学生時代に「Xって、Yだよね」と言ったときに、先輩が「それ、だれが言ってるの?君がそう考えているのかい?」と言われたことを覚えています。だれなのか、自分の考えなのかを吟味せずに、好き勝手なこと、きちんとした根拠がないことを言うことはありがちだと思い、よく思い出します。
 野高生の皆さんも気をつけましょう。「それ、だれの考え?だれの話?あなたの?」という問いにより、考えを深めることができます。


06:15
2017/11/27

知ると変わる

| by 野幌高校校長

本校で講演をしていただいた北海道大学病院の嶋村剛さんの記事が22日の新聞に載っていました。
 臓器移植に係る法制度や仕組みは国により異なります。米国や韓国では、家族への説明、脳死判定など臓器移植に関わる全過程を担うチームを国が設置しています。脳死の可能性がある患者がいる病院はチームに連絡する義務があり、連絡すると直ちに派遣されます。結果的に、例えば、韓国は人口は日本の半分以下ですが、臓器提供は約9倍となっています。
 「よく考えなさい」と言われても、考えるための材料や比較の観点がなければ、よく考えることはできません。臓器移植をめぐる事実を知ることで、考えや行動を進めることができます。知ることは力になります。


05:45
2017/11/24

メメント・モリ

| by 野幌高校校長

校長室の机の下敷きに、メイプルソープという写真家の展覧会のポストカードを入れています。黒を背景とし、二本のチューリップが向かい合っています。一本は開花し、生を謳歌しているようで、もう一本は花びらの水分がなくなって皺ができ、生気を失って朽ちていくように見えます。「Memento Mori」(死を想え)が展覧会のタイトルです。
 最近、中咽頭癌になったミュージシャンの坂本龍一、癌のため胆のう・胆管・十二指腸・膵臓・脾臓を全摘した建築家の安藤忠雄の本を読んだこともあり、「死までどれぐらいの時間があるだろうか」「死までに読みたい本や聴きたい音楽は何だろうか」「死までに自分がやりたいこと、やらなければならないことは何だろうか」と考えることがあります。
 私たちの毎日は選択の連続ですが、優先順位をつけるのに役立ちます。
 アップル社の故スティーブ・ジョブズは「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか」と言っています。iPod、iPhone、iPadを生み出したジョブズですが、人生を左右する重大な決断に迫られたとき、そう自問自答したそうです。
 野高生の若い皆さんにとっては、まだまだ人生は長いです。世界は広いです。知らないことがいっぱいあります。まずは自分の世界をどんどん大きくしてほしいと思います。


05:07
2017/11/21

ヨガ

| by 野幌高校校長

私は、ほぼ毎日ヨガをします。きっかけは、10年前に友人からDVDをもらったことです。
 りんごの町の壮瞥高校にいたときに、洞爺湖温泉街のヨガ教室に通っていました。ヨガは、呼吸を整えることから始め、体のこわばりを見つけ、ゆるめたり伸ばしたりします。自分の体との対話です。
 ヨガの語の意味については諸説ありますが、その一つは「つなぐこと」です。ばらばらになった自分の体の部分をつなぐこと。心と体をつなぐこと。自分と世界をつなぐこと。
 ヨガのお陰で呼吸への意識が高まりました。時々、筋トレみたいに腹式呼吸のトレーニングをします。吸うときは腹を膨らませ、吐くときは腹を凹ませるのですが、3秒吸って2秒止め、10秒で吐きます。これを4セット、つまり1分。1分で気持ちを落ち着けることができます。
 野高生の皆さんもお試しあれ。


05:32
2017/11/20

ロダン、見るということ

| by 野幌高校校長

ロダン(1840~1917)というフランスの彫刻家を知っていますか。
 代表作は「地獄の門」「接吻」「カレーの市民」。最も有名なのは「考える人」で、世界遺産となった東京上野の国立西洋美術館にもあります。
 先日映画「ロダン」を観ました。美しい繊細な映像と音楽が素晴らしく、ロダン役の俳優の鋭く情熱的な眼が印象に残りました。
 ロダンは見ることについて、いくつものことばを残しています。彼いわく「芸術とは自然が人間に映ったもの。肝心なことは鏡を磨くこと」「眼が見えるということは、一生涯かかる教育の果実」。
 毎日普通に見ているつもりですが、見ることは深いのですね。


05:28
2017/11/17

えっ、牛乳!えーっ、コーヒー!

| by 野幌高校校長

肉離れの治療のため、前から知っている鍼灸治療院へ行きました。
 「全身の疲労、ケア不足、そして冷え性が原因であり、食生活も改めるように」と指導されました。確かに手足が冷たく、手の指先は金属のよう。
 体を冷やすものを調べたのですが、ショック。コーヒー、牛乳、キャベツ(生)、ヨーグルト、バナナ。私の毎日の朝食に欠かせないものばかり。コーヒーなしの人生は不可能。将来の夢はカフェ経営なので、温める飲食物を積極的に摂取することにします。
 食事と体調は密接な関係にあるのですね。「冷え性は万病の元」「病気になりたくなかったら、体を温めなさい」とも言われています。
 野高生の皆さんはどうですか。


06:43
2017/11/16

二種類の耐える力

| by 野幌高校校長

校訓の「実践自立」に添えられた「がんばり・ねばり・ふんばり」は耐性の必要性を強調しています。耐える力、忍耐力。
 陸上の元ハードル選手、為末大さんが、理不尽耐性と不条理耐性を区別しています。
 理不尽耐性とは、押し付けられたことに耐える力。個よりも組織の都合を優先し、自分を抑え、筋の通らないことでも受け入れる力。
 不条理耐性とは、目標に対し障壁となるものとぶつかった時に耐える力。自分の落ち度ではないものによって道が阻まれても、落胆したり諦めたりしない力。
 為末大さんは、スポーツ選手が成功より失敗から学ぶのは、不条理耐性があるからではないかと言いますが、これは私たちにも参考になるのではないでしょうか。もう何回もやったからと期待しすぎる人は失敗すれば落ち込みます。しかし、物事は思い通りには進みません。いちいちショックを受けていてはやっていられません。できること、やるべきことに集中するだけなのです。
 不条理耐性を高めていきたいものです。


06:50
2017/11/14

いつまで見つめるのか

| by 野幌高校校長

葛飾北斎という江戸時代の画家がいます。富士山を様々に描いた「富嶽三十六景」が最も有名です。以前から好きでしたが、最近よく見ます。先日「北斎インパクト」というTV番組を観ました。「8K超高精細カメラ」で映し出し、画法のアイディアや技が詳しく説明され、また、モネやゴッホのみならず、西洋の芸術家に広く影響を与えていたことが紹介され、大変興味深かったです。
 絵でおもしろいのは、どれぐらいの時間見ればよいのかが決まっていないことです。
 音楽や映画は作品の長さが決まっています。本もほぼあるペースで読みます。ですから、それにかける時間がわかっています。しかし、絵や彫刻といった視覚芸術は決まっていません。いつまで見つめるのか。どれぐらい経ったら目を離すのか。見る側にまかされています。私は、その自由が好きです。
 私が絵画などを好きになったのは、20才ぐらいの頃の友人の影響であり、高校時代は特に興味がありませんでした。きっかけを作ってくれた友人に深く感謝しています。全ては出会いです。
 野高の皆さんは、美術館に行きますか。好きな絵はありますか。現代の日本で言えば、草間彌生や奈良美智、村上隆って知っていますか。


05:43
2017/11/13

痛かった

| by 野幌高校校長

少し前から歯の奥の方に鈍い痛みがありました。冷たいものがしみるなら、すぐに歯医者に行ったと思います。そうではなかったので、疲れかな?風邪かな?頭痛かな?などと思っていました。しかし、先週の月曜日、食事でやや熱いものを食べた時に激痛が走り、しばし持続し、うなり声を上げてしまいました。ぎゅーっと体を縮めないと耐えられないような痛みでした。わかりますか?
 家族に脅されてネット検索してみると「熱いもので歯が痛くなる時は重症」と出てきて、病院に行こうと思いました。今日か明日かと考えていたところ、授業参観中、立っていられなくなるくらい痛くなり、すぐに病院へ行きました。結果、何十年も前に治療済みのところの重度の炎症でした。手当てをし薬ももらいましたが、恐る恐る何倍もの時間をかけて食事をし、体を温めないよう、お風呂やランニングを止めていました。何だか気持ちも暗くなります。毎日運動して「絶好調」と調子に乗っていましたが、健康の大切さをつくづくかみしめる、いや、かみしめられなかったのですが、そんな日々でした。
 歯医者を嫌いな人は少なくないですが、野高の皆さん、歯は大丈夫ですか?早めに行った方がよいですよ。


06:44
2017/11/10

いつでも恋を

| by 野幌高校校長

「本に恋する季節です」を標語にした読書週間は昨日で終わりました。
 写真集「読む時間」(On Reading)を見ました。アンドレ・ケルテスという写真家が55年にわたって人々が読む姿を撮影したものです。その時そこにいる人が写っていますが、そこにいながらどこか別な場所にいるような不思議な感じがします。
 様々な場所で、様々な人が、様々な本を読み、別な世界へと移行します。
 この写真集に谷川俊太郎が詩を寄せています。

  いまこの瞬間この地球という星の上で
  いったい何人の女や男が子どもや老人が
  紙の上の文字を読んでいるのだろう
  右から左へ左から右へ上から下へ下へ(ときに斜めに)
  似ても似つかないさまざまな形の文字を
  窓辺で木陰で病床でカフェで図書室で
  なんて不思議・・・・あなたは思わず微笑みます
  違う文字が違う言葉が違う声が違う意味でさえ
  私たちの魂で同じひとつの生きる力になっていく
  しばらく目を木々の緑に遊ばせて
  あなたはふたたび次のページへと旅立ちます

 読書週間は終わりましたが、いつでも「本に恋」をし、生きる力にしてほしいと思います。


05:52
2017/11/09

わたしを離さないで

| by 野幌高校校長

日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏が今年のノーベル文学賞を受賞しました。
 先日臓器移植をめぐる「命の授業」がありましたが、カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」は臓器移植用に「造られた」クローン人間のお話です。映画やドラマになっています。
 SFですが、命、愛と憎しみ、運命などについて考えさせられる小説です。SFは非現実の想像の世界ですが、それによってリアルな現実について考えさせられるのは面白いことです。
 皆さんは、SFの小説を読んだり映画を観たりすることがありますか。


05:35
2017/11/08

戦メリって知っていますか

| by 野幌高校校長

坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」の略称です。坂本龍一は私の好きな音楽家の一人です。
 先週金曜日にこの7年間を追ったドキュメンタリーとニューヨークライブの二本の映画を観ました。また、彼の言葉をまとめた本を読みました。2014年に中咽頭癌が見つかり、治療に専念するために第一回札幌国際芸術祭に参加できなかったこと、より健康的なライフスタイルを心がけていること、音楽に向かう姿勢が変わったことなどが述べられていました。
 私の高校時代、坂本龍一が一員だったYMO(イエローマジックオーケストラ)は世界的な成功を収め、高校三年の学校祭のフォークダンス(踊ったことありますか?)でYMOの曲を使ったことをよく覚えています。その後「戦場のメリークリスマス」という映画の音楽を担当するとともに、役者としても出演しました。しばらく聴いていなかったのですが、十数年前からまたよく聴くようになり、札幌のライブにも行きました。およそ40年の間に、音楽も言動も様々な変化があり面白いです。
 戦メリを聴くと、いつも心が静まります。
 野高の皆さんには、心が静まるような好きな曲がありますか。


05:52
2017/11/07

恋していますか?

| by 野幌高校校長

文化の日を中心とした10月27日から11月9日までが読書週間です。第71回目となる今回の標語が「本に恋する季節です」です。
 読書週間が始まったのは1947年。つまり、終戦から二年後、まだ戦火の傷跡がいたるところに残っていた時代です。「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」との強い願いを込め、出版社や書店、図書館やマスコミが広げた運動です。
 私たちは読書によって、知らないことに触れ、自分自身が経験しないことを想像でき、新しい考えや感じ方を取り入れることができます。生きることを広げたり深めたりすることができます。
 野高生の皆さんは、恋していますか。


05:46
2017/11/02

そらぷちキッズキャンプ

| by 野幌高校校長

11月1日「北海道教育の日」のイベントに参加しました。
 「そらぷちキッズキャンプ」の事務局長、佐々木健一郎さんの発表がありました。
 日本には、小児がんや心臓病など、難病と闘う子どもたちが約20万人いるそうです。
 つらく長い闘病生活の中で「外で遊びたい」、それが子どもたちの夢です。
 佐々木さんたちは、アメリカでそんな子どもたちのための医療ケア付きキャンプがあることを知り、日本でも作りたいと思い、長い年月の苦労を経て、2014年に滝川市が無料で提供してくれた丸加高原にキャンプ場をオープンすることができました。アジア(中東を除く)では最初の、日本唯一の公認キャンプ場です。
 寄付で運営され、子どもたちと家族を無料で招待しています。
 「こんなに楽しいことがあったら、この先変わるんじゃないかな」
 「お父さんの楽しそうな顔を初めて見た」
 残念ながら、キャンプから帰って亡くなった子もいます。
 キャンプを楽しみにしていたのに亡くなって、お骨と遺影をもって、親が代わりに参加し、思いっきり泣いて、笑って、帰っていくこともあります。
 野高の生徒の皆さん、私の拙いブログを読んでいただいてる皆さん(いつもありがとうございます)にも知ってほしいと思い、そらぷちキッズキャンプのことを書きました。募金箱を置いているドラッグストアもあります。


06:39
2017/10/31

32回の「ありがとう」

| by 野幌高校校長

見学旅行の結団式で「ありがとうを一日30回言ってみよう」と話したとき「それは無理」という反応があったのですが、実際に自分でカウントしながら挑戦してみました。「30を越えないのでは」と心配した日もありましたが、何とか越え、4日間の平均は32回でした。感謝は数の問題ではなく、人の心に関わることですが、数字の目標を持つことで、世界を見る目、人との接し方に影響があり、「ありがとう」と言えることが本当にありがたいと思いました。進んで人と向き合おうと思えました。たとえば、京都の宿でもお別れするときに何人ものスタッフの方に言えると思うと数が増えるのでうれしく、そのうれしさの分、一人一人にきちんとありがとうと言えた気がします。
 もう少し続けて、そのうちまた報告しますが、皆さんもお試しあれ。


06:55
2017/10/23

失敗は成功のもと

| by 野幌高校校長

22日(日)北海道ロードレース大会でハーフマラソンを走りました。目標は三週間前の反省を生かし、1時間50分を切ることです。
 イヤホンをつけ、スマホのアプリで1kmごとのラップタイムを確かめながら走ります。音楽もシャッフルで流していました。ところどころでアクセルを踏みすぎそうになるので、「飛ばすな」と言い聞かせ、はやる気持ちを抑えました。ラスト5kmぐらいから少しずつ加速し、最後の2kmでトップギア、ゴール前はダッシュで、1時間47分でゴールできました。ひとりでに笑みがこぼれるほどの爽快感、達成感がありました。
 一度でうまくいくのもうれしいですが、失敗を生かし成功に結びつくととてもうれしいですね。一度の失敗で終わってしまうのではなく、やり直すことができるっ
て幸せなことです。



07:00
2017/10/20

シン・ゴジラ

| by 野幌高校校長

昨日の避難訓練の復習です。まず、クライシスとリスクの違いを説明してください。次に、危機管理のさしすせそとは何ですか。また、校長はなぜシン・ゴジラの話をしましたか。最後に、校長はことばを何にたとえたでしょうか。思い出せなければ、友だちと相談し、どうしてもわからなければ担任の先生に聞いてくださいね。


07:46
2017/10/13

ミラー・ニューロン

| by 野幌高校校長

あの人型ロボットを欲しいと思ったことがあります。生徒玄関に置きたいと。ある場所で初めて見たとき、うれしくて、話しかけたり反応したりしてみたのですが、期待ほどの感動はありませんでした。気がつくと、ブームが去ったのか、周りの人もほとんど無視していました。
 ところで、ミラー・ニューロンという脳神経細胞があります。20年ほど前に、脳科学の世界で発見されました。
 だれかがピーナッツをつまむのを見たり聞いたりすると、自分はその動作をしていなくても、自分が手でピーナッツをつまむときに「発火」する神経細胞の一部が「発火」するという現象です。
 他者の行動に対して、自分の行動を鏡で見ているかのように反応するのです。つまり「共感」の生物学的な分析です。「共感」は人工知能ではない人間ならではのことだと思います。人の喜びを喜び、人の痛みを悲しむこと。
 やはり、スマホ画面を一日中眺めるのではなく、人を見てミラー・ニューロンを刺激して欲しいな、と思います。


06:46
2017/10/12

札幌マラソン

| by 野幌高校校長

10月1日、札幌マラソンを走りました。ハーフマラソンです。練習量は十分で調子がよく、天気も暑すぎず寒すぎずで、記録を狙ったために、走る前は緊張しました。折り返してからのペースも予定以上で欲が出て「失敗してもいいから飛ばそう」と思いました。すると、ラスト2kmぐらいから脚がつりそうになり、まさかの失速。どんどん抜かされて悔しい気持ちでした。しかし、それがまた次のモチベーションにつながるので、失敗や後悔もわるいものではありません。
 22日のハーフマラソンがシーズン最後です。


06:46
2017/10/05

1が100になる

| by 野幌高校校長

まあまあ好きだったサッカーを、とても好きなサッカーに変えたのは、一人のミッドフィルダーでした。日本がW杯初出場に向けて戦った予選で、背筋を伸ばし、頭を左右に動かし、味方が追いつけないような速いパスを出す中田英寿が私の目を釘付けにしました。マスコミに媚びず、先輩を呼び捨てにし、クールで個性的な中田に魅了されました。1998年のフランスW杯のあと、中田はイタリアのセリエAペルージャの選手となりました。それがきっかけで私は欧州サッカーにはまりました。はまった時期の話は長くなるので別な機会にまた。
 「基本があれば、1を100にすることだってできる。」と中田は言います。条件がよいときだけではなく、どのような状況においてもできるというものが本当の基本です。彼はその基本を身につけるため「地味な練習を死ぬほど」し、「足のどの部分で、どれくらいの力で蹴ると、どういうパスになるのか、頭の中にインプットしながら」、つまり、徹底的に考え、身につくまで何度も何度も繰り返すことが重要だと言っています。
 常に役立つような基本を身に付けたいものです。


07:29
2017/10/04

君たちはどう生きるか

| by 野幌高校校長

1937年、80年前に出版された吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』がマンガ化され、私は十数年振りに再読しました。
 中学生の「コペル君」と叔父さんの交流を描いた物語です。勇気とは何か、友情とは、社会とは、正義とは、、、何かを考えさせられます。社会状況は大きく異なりますが、普遍的なテーマであり、胸に迫るものがあります。
 野高生の皆さんは、生き方を考えさせるようなマンガを知っていますか。


07:56
2017/09/25

挨拶のない社会

| by 野幌高校校長

夏休み中、ある場所で、そこに挨拶をできない大人たちが何人もいて驚きました。「先手挨拶」ができないのは野高生ではないので仕方ないとしても、こちらが挨拶をしても返さない。書類のやりとりだけで、私はまるで自分がそこにいないみたいに感じました。挨拶をしないということは相手の存在を認めないことだと思いました。
 また別の日、ある大学の学生食堂に行きました。お盆を持って並んでいたのですが、料理ができ、食堂のおばさんが「ハイ、どうぞ」と差し出したとき「ありがとうございます」を言えない大学生が何人もいて驚きました。自動販売機でもあるまいし。
 「挨拶が当たり前の社会」。野高生に託します。


07:34
2017/09/22

三行日記

| by 野幌高校校長

小学校六年の担任の先生が「三行でもよいから、日記を書きなさい」と言いました。何と説明したか、正確に思い出せませんが、中学校、高校と大人に近づいていくのだから、一日を振り返り、自分の思いや考えを書き留め、自分を深める必要がある、というようなことを言ったと記憶しています。反抗的なところもあった私ですが、素直に、そういうものかと書き始めました。
 バカなことばかり書いていたと思いますが、どんなに悩んだり苦しんだりしていても、書くと少しずつ落ち着きました。抱えた問題を解決できなくても、ぐちゃぐちゃだった頭や心を整理できたことは確かです。
 それ以来ずっと日記を書いています。パソコンで打つよりも、ペンで書く方が落ち着きます。
 野高生の皆さんも、お試しあれ。


07:30
2017/09/20

一秒後

| by 野幌高校校長

夏休み中、中体連剣道の全道大会へ行きました。試合前に一時間の練習があり、百数十名の選手がそれぞれに気合の入った声を出しながら打ち合いをしていました。そのとき「連絡があります」と放送が入りました。「連絡が」で一斉に静かになり、「あります」で竹刀を置いて正座。放送の一秒後には連絡を聞く姿勢が整っていて感心しました。
 そのあと様々な生徒の様子を見たり、会話を聞いたりしていると、幼いところもありました。したがって、練習のときに瞬時に反応したのは、訓練と習慣のたまものだと思います。
 人の性格は簡単には変わりませんが、継続的な訓練により、よい社会を形成する行動を可能にします。継続は力なり。習慣は力なり、です。
 自分の性格で変えたいところがあるならば、習慣を変えるのがよいと思います。


07:38
2017/09/12

楽しすぎてとまらない

| by 野幌高校校長

先日、東京から札幌に仕事場を移した碓井孝介さんに会いました。
 彼は私が以前勤めた高校の卒業生です。彼は高校時代、自分の力を知るために全国の模擬試験を受け、あまりにもひどい成績に驚き、落ち込み、そして、チャレンジを開始しました。「やるからには楽しむぞ」と学習方法や時間の使い方を工夫し、大学合格。公認会計士、司法書士、行政書士の資格を取り、縁あって本を書いたところ評判になり、最近台湾でも出版されました。『偏差値35から公認会計士に受かる記憶術』『落ちこぼれの逆転受験術』など、学習方法・暗記術に関する本が何冊かあります。「やり方がわからない」「暗記が苦手」と思っている人にはお勧めです。
 4年前に母校で講演してもらったのですが、とにかく「やるからにはイヤイヤやらない。自分が楽しめるように最大限工夫する。意味のないことはやらない。いや、意味があると思えるところまで徹底的にやる」という姿勢に共鳴しました。その後もメールなどのやりとりが続いていました。故郷に戻り、ますます張り切っている彼の姿にまた刺激を受けました。
 碓井さんの「学び」は楽しすぎてとまらないようです。


07:36
2017/09/08

サカナクション!

| by 野幌高校校長

 3日(日)、第25回原始林クロスカントリー大会10kmの部に出場しました。30年ぶりの10km、初めてのクロスカントリー、アップダウンがあり未舗装のコース。どうなるか予測がつきませんでした。
 今回、初めて音楽を聴きながら走りました。サカナクションです。知っていますか。おかげでリズムよく走れ、自分の身体の状態に集中できた気がします。涼しくて気持ちよく、後半ペースを上げ、47分36秒、50代男性92人中21番でゴール。ちょうどよく力を出し切った感じがあり爽快でした。
 何事もやってみなければわかりませんね。また、50代でも継続的なトレーニングで成果を上げることができるのがうれしいです。
 今日でテストも終わり。スポーツの秋。野高生の皆さんも、走りませんか


06:44
2017/09/07

動く。何かが起こる

| by 野幌高校校長

7月30日、以前勤めた高校の卒業生、堀澤幸恵さんのピアノ演奏会へ行きました。プログラムは、私が全く知らなかった、エンリケ・グラナドスというスペインの作曲家の曲です。ショパンやシューマンといったロマン主義的な音楽にスペインの民族的な味が加わった感じで、独特な愛らしさがありました。圧巻だったのは、ヴァイオリンソナタで、ヴァイオリンは札幌交響楽団のコンサートマスターの大平まゆみさん。ヴァイオリンと一体となった、しなやかな身体から放たれる響きが力強く、美しく、感動しました。外出が続き、やや億劫でしたが、行ってよかったです。新しいもの、知らないものに出会うのは、人生の大きな喜びだと思います。
 ところで、演奏会の前に近くのコンビニにいて、ふと外を見ると、卒業生。双子の男子の一人。出て、声をかけました。十数年振りでしたが、顔をじっと見ると、双子のどちらだったかがわかり、名前を呼べて、うれしかったです。
 動くと、うれしい偶然があります。


07:30
2017/09/06

あらしのよるに

| by 野幌高校校長

『あらしのよるに』という絵本を読んだことがありますか。オオカミとヤギ。食べ、食べられる関係にある二匹が秘密の友情を結ぶ物語です。
 先日、絵を描いたあべ弘士さんの講演を聴きました。絵本にした宮澤賢治の「旭川。」の朗読が素敵でした。絵本っていいですね。
 あべさんは旭川出身で25年間旭山動物園に勤めました。旭山動物園に行ったことはありますか。あべさんの描いた絵を目にすることができます。あべさんの絵本はほとんど動物を題材にしています。彼は旅をし、探検をし、動物に触れ、自分のなかで何かが熟成し、文と絵になるのを待つそうです。「自然の中に身を置けば必ず何かがやってくる」と言っています。
 旭川にはあべさんが共同運営する「こども富貴堂」があります。2011年には「ギャラリープルプル」も開きました。機会があればたずねてみてください。


07:32
2017/08/28

札幌国際芸術祭

| by 野幌高校校長

札幌国際芸術祭が9月末まで開催されています。いくつもの会場に分散して行われるのですが、私は、北海道大学博物館、札幌芸術の森、札幌市立大学、札幌宮の森美術館へ行きました。
 様々なアート作品を見聞きしましたが、ゴッホやピカソのように有名な作品ではなく、初めて接する人にとっては「これが芸術なのか?」と不思議に、あるいはいぶかしく思うようなものもあります。意味がよくわからないもの、違和感を覚えるものもあります。
 しかし、そのことによって、通常の知覚、感性に刺激を与えられ、新たな発見があります。
 私はそれがおもしろいです。
 野高生の皆さんも、あちこちに出かけて初めての体験をしてみませんか。


19:37
2017/08/24

吹奏楽部の挑戦

| by 野幌高校01

第62回全日本吹奏楽コンクール北海道予選札幌地区大会は行われ、8月8日(火)、札幌コンサートホールKitaraにて、本校の15名の吹奏楽部員が大野教諭の指揮で、ムソルグスキーの『展覧会の絵』にチャレンジしました。有名な大曲です。また、昨年までは参加していませんから、そうした意味でもチャレンジです。私の知らない苦労が多々あったでしょうが、一つにまとまり、よい音楽を響かせようと一生懸命な様子はよくわかりました。
 チャレンジがないところに、人生の喜びはありません。


07:30
2017/08/18

終戦記念日

| by 野幌高校校長

 夏休み中に8月15日、終戦記念日があります。1945年から72年経ちました。去年は戦争に関係した映画を二本観ました。
 一つは大岡昇平原作の『野火』です。塚本晋也監督が構想から二十年以上かけて映画化しました。戦争の極限状況、飢え、暑さと疲労で気が狂ってしまいそうな中で「人間であること」が試される恐ろしい、強烈な作品でした。
 もう一本は『この世界の片隅に』です。こうの史代原作の漫画が片渕須直監督によってアニメ化されました。アニメを映画館で観ることはまずないのですが、あまりにも評判なので観に行き、とても感動しました。現在もロングラン上映中で日本では観客動員200万人を突破しました。アメリカ、アジア各国でさらに9月からはイタリアやフランスでも上映されます。場所は広島県呉市。なんでもない日常が戦争によって変わること。空襲警報のたびに防空壕へ駆け込む人たち。戦争の中のささやかな喜び。
 野高生の皆さんは、戦争に関するニュースやドラマ、映画などに触れる機会がありましたか。


07:27
2017/07/24

北極点

| by 野幌高校校長

チョモランマに登頂したい、北極点に到達したいと思ったことがある人はいますか。
 南谷真鈴(20才)さんが、4月12日、北極点に到達し、北極点と南極点、世界七大陸最高峰全てを制覇する「エクスプローラーズ・グランドスラム」を世界最年少で成し遂げました。
 北極点までは1日7〜10時間かけて氷河の上を移動し、途中で仲間が凍傷で救助されたり、ホッキョクグマに食糧を奪われたりしたそうです。
 今後はセーリングで世界一周を目指し「可能性は無限大だということを身をもって示したい」と話しています。
 ひたすら、驚くばかり、感嘆するばかりですが、私も身の丈にあった小さな冒険をしたいと思わされます。
 明日から夏休みです。皆さんも、何かチャレンジ、冒険してみませんか。


07:32
2017/07/21

三配り

| by 野幌高校校長

 6月29日(木)の避難訓練で「三配り」の話をしました。覚えていますか。
 まずは目配り。見るべきものをしっかりと見ること。きちんと目を向けること。
 次に気配り。現実を見た上で、適切な気遣い。相手の身になって考え、気を配ること。想像力と行動力の問題です。
 そして、最後は心を配ること。最終目的です。人は家族を含め、様々な人に支えられ、助けられて生きています。知らない人、会ったこともない人にもどこかでお世話になっています。お返しとして、心を配りたい。
 それはどんな心ですか。どうやって配りますか。
 難しいことであり、私も自信があるわけではありません。
 でも、難しくても、野高生の皆さんには、目配り、気配り、心配りを覚えておいてほしいと思います。


07:27
2017/07/12

ビートルズを聴いたことがありますか その3

| by 野幌高校01

 皆さんは、恋愛をしたことがありますか。私は高校三年の秋から、初めて女の子と交際をしました。
 ビートルズが解散しソロになったジョン・レノンの Oh my love という曲があります。
Oh my love for the first time in my life ああ、人生で初めての僕の愛よ
My eyes are wide open     僕の目は大きく開いている
Oh my lover for the first time in my life ああ、人生で初めての僕の恋人よ
My eyes can see        僕の目には何が見えるだろう
I see the wind         僕は風を見る
Oh I see the trees        ああ、僕は木々を見る
Everything is clear in my heart 僕の心の中の全てのものははっきりしている
I see the clouds         僕は雲を見る
Oh I see the sky        ああ、僕は空を見る
Everything is clear in our world  僕たちの世界の中の全てのものははっきりしている

 つまり、恋によって生きている世界が変わり、物事が全く違ったように、まるでこれまで目に入っていなかったみたいに、はっきりと、素晴らしく見えたのでした。
 彼女が家に来たときは、一緒にビートルズやジョン・レノンのレコードを聴きました。
 彼女の18才の誕生日に、カセットテープに私のギター弾き語りのビートルズやジョン・レノンの歌を入れ、バラの花束とともにプレゼントしました。
 その一週間後に別れが訪れました(涙)
 恋愛や音楽は、人生に彩りを与えると思います。機会があれば、ビートルズを聴いてみてください。


07:45
2017/07/11

社会人はつらいよ

| by 野幌高校校長

夏です。気温が30℃前後となり、暑いです。
 二年前の枝幸町では、夏に25℃を超えた日は二日ぐらいで、比べると江別はまるで熱帯です。ただ幸いなことに、私は40代後半から鈍感になってきて、暑さをあまり苦しいとは思わなくなりました。「年の功」です。また、もっと暑い東京で暮らしていたこともあるので、それと比べると楽です。アパートの部屋にクーラーもなく、夜も気温が下がらず、つらかったです。さらに、高校以来、暑い中部活動やランニングをしていて、「暑い。いやだな」など口にすると、より一層つらくなり耐え難くなるとわかっているので言わないようにします。私はことばの影響を受けやすいのでしょうか。心が弱いのでしょうか。ため息なんかつくと、ブルーな気持ちになるので、つかないように気をつけています。
 社会に生きる以上、「暑いからできない」とも言えないし、「暑い夏は嫌いだから」と好き嫌いに左右されるわけにもいきません。それは幼児です。
 社会人はつらいよ。


07:32
2017/07/10

ホリエモン

| by 野幌高校校長

ホリエモンこと、堀江貴文って知っていますか。実業家、コンサルタント、アプリプロデューサー、ロケット開発者など数多くの肩書きを持ち、多方面で活躍しています。
 堀江貴文の『多動力』を読みましたが、面白かったです。
 「重要なことは、ただ実践することだ」。
 まさに、野高の校訓「実践自立」です。
 自立し楽しい人生を送りたいなら、彼は、「失敗しないように」という完璧主義ではいけない、「準備がすべて整ったらやろう」ではいけない、周囲に合わせることを優先させてはいけない、ただ実践するべきだと言っています。
 それにしても、読書はお得です。他人の人生を追体験できるのですから。私は決してホリエモンのようには生きられません。でも同じ人間なので、本を読めば、刺激を受け、自分の思考や行動の参考になります。
 ある調査によると、ひと月に一冊も本を読まない高校生は50%とのことですが、皆さんは読んでいますか。興味のあるものに手を出して、慣れてしまえば、読書が楽しく役立つことを実感できると思います。


07:31
2017/07/07

苦労を買う

| by 野幌高校校長

私は高校時代はソフトテニス部でした。当時は軟式庭球部と言っていました。略して「軟庭」です。
 中学時代は野球部を一日で辞め、生徒会活動に打ち込みました。運動に全く適さない体になり、何をやってもクラス最下位。走幅跳びは男女合わせてビリで、腕立て伏せも懸垂も0回でした。高校に入ったとき、さすがに「このままではいけないのでは」と思い、父がやっていたソフトテニスにしたのです。
 大会は3年間で2、3回しか勝っていません。朝練をしたり、本を買って研究したりしましたが、なかなか上達しませんでした。最後の高体連も初戦負けでした。「あんなにがんばったのに」と挫折感や悔しさを味わいましたが、体重が20kg減り、体を動かすのが嫌いではなくなりました。
 教員になってしばらく経ってからソフトテニス部の顧問になり、生徒が頑張ってくれたお陰で全道大会、全国大会へ行くことができました。高校時代は下手だったけれど、部活動をやっておいて多少心得があり、よかったと思いました。
 「若い頃の苦労は買ってでもせよ」と言いますが、そのとおりだと思います。
 皆さんは、今、どんな苦労をしていますか。


06:58
2017/07/06

ビートルズを聴いたことがありますか その2

| by 野幌高校校長

50年前、1967年の6月26日、初の世界同時衛星中継番組が放送されました。
 世界中の生まれたばかりの赤ちゃんの映像が次々に映し出されました。最初は札幌で生まれた男の子でした。
 1967年はベトナムで戦火が広がり、第三次中東戦争も起きました。アメリカとソ連の冷戦時代です。
 この番組で、ビートルズがロンドンから披露した新曲が「愛こそすべて(All You Need is Love)」。理想と現実の大きな差をわかったうえで、歌っていると思います。

 「やろうとしないことはできない
  歌おうとしない歌は歌えない

  作ろうとしないものは作れない
  救おうとしなければだれも救えない

  でも簡単なことじゃないか

  愛こそはすべて
  いま必要なのは
  愛だけだ」

  時々口ずさみます。


07:27
2017/07/05

ビートルズを聴いたことがありますか

| by 野幌高校校長

皆さんの多くが音楽を聴きながら登校してきます。何を聴いているのでしょうか。
 私も高校時代は日本の曲も、洋楽もよく聴いていました。へたくそなフォークギターを弾きながら、大声で毎日シャウトしていて、さぞかし近所迷惑だったと思います。
 高校三年はビートルズにはまっていました。有名なのは、イエスタディ、ヘイジュード、レットイットビーでしょうか。私は「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(以下、SP)と「アビー・ロード」というアルバムのレコードに針を落とす(この表現わかるかな?)毎日でした。
 最近ショックだったのは、SP発売50周年を記念し、リミックス版が出たことです。SPはアメリカのローリング・ストーン誌の「偉大なアルバム500選」の第一位に選ばれているのですが、実はビートルズのメンバーはミックスに一切関わっておらず、今回、最初の録音テープに遡って、余計な手を加えず再構成したとのことです。私は聴いてみて驚きました。全然違う音が聞こえました。そして、さんざん聴いてきたアルバムが、バンドの意向と異なるものだったと知り、複雑な気持ちなのです。
 いずれにせよ、素晴らしいアルバムです。ビートルズはよいですよ。今は試しに何でも聴ける時代です。是非、聴いてみてください。


07:34
2017/07/03

安全・安心

| by 野幌高校校長

6月29日(木)避難訓練を行いました。
 二日後の7月1日、土曜日の胆振地方中東部を震源とする地震は夜の23時45分でした。江別市も震度3でした。
 6月25日、日曜日の長野の地震は朝の7:02でした。
 昨年4月の熊本地震は、震度7が、14日木曜の21:26と16日土曜深夜の1:25でした。
 2011年3月11日の東日本大震災は金曜の14:46です。
 1995年の阪神淡路大震災は1月17日火曜日の朝5:46です。
 地震は、いつ起こるか、わかりません。毎日脅えながら生活するわけにもいかないので、避難訓練などの機会に、万が一の時、自分がどのように行動すればよいかをしっかりと考えてほしいと思います。また、日常的に、自分がいる場所が安全か、自分自身が安全・安心な環境づくりに貢献しているかどうか、意識してほしいと思います。


07:33
2017/06/29

 校長先生、ヨーグルト好きなんですか

| by 野幌高校校長

ふとしたことから、「校長、ヨーグルト好き」が少しだけ広まっていて、「ぼくも食べましたよ」とヨーグルトを食べたことを報告してきた生徒もいました。
 乳酸菌ブームが続いているようですが、私はブームの前から欠かさず食べています(ドヤ顔)。私の朝食のメニューは固定していて、フル〇〇にヨーグルトとハチミツ、目玉焼き、野菜、牛乳、江別の某パン屋のパン、牛乳、コーヒーです。習慣になっているので、どれか一つでも欠けると落ち着きません。
 ヨーグルトは牛乳を足すと増えるタイプのものです。
 小中学生の朝食率はこの10年で上がったそうです。
 皆さんは朝食をとっていますか。


07:24
2017/06/28

79万+24万

| by 野幌高校校長

 厚生労働省の報告書によると、喫煙により喫煙者本人は79万人が病気となり、医療費は1兆1669億円かかっています。がんや心筋梗塞、脳梗塞などです。受動喫煙では24万人が病気となり、医療費は3232億円です。
 WHO(世界保健機関)によると、喫煙による一年間の死者は700万人で、約155兆円の医療費がかかっています。
 喫煙だけを悪者にするのはいかがなものかと思いますが、考えさせられる数字です。
 皆さんは、保健の授業などで喫煙の害を学習していますが、どう思いますか。


07:31
2017/06/26

「がんばった」の「楽しい」はよいです

| by 野幌高校校長

6月23日(金)、二年ぶりの体育大会が行われました。前日の雨で開催が危ぶまれましたが、皆さんの祈りが通じたのでしょう。よかったです。
 私もお陰で一日たっぷりと生徒の皆さんの笑顔を見ることができ、ハッピーな気持ちになりました。
 「楽しい」と言っても、人生にはいろいろありますが、やはり「がんばった」の「楽しい」はよいです。
 「がんばり、ねばり、ふんばり」の三ばり精神に「よくばり」を加えて、どん欲に「がんばった」の「楽しい」を増やしてほしいです。


07:37
2017/06/23

テルマエ・ロマエ

| by 野幌高校校長

6月17日(土)、漫画家のヤマザキマリさんの講演会が札幌でありました。古代ローマ人が現代の日本にタイムスリップし、日本の風呂・温泉文化をローマに生かすという「テルマエ・ロマエ」はとても面白く、私は何度も読み直しました。
 講演では「SNSでは、他人のつぶやきに反応したことで自分が表現したつもりになってしまう」「(SNSとは異なり)本は書いた人の考え方や哲学、全てが含まれている。同意できる部分とそうでない部分があり、それらと向き合う中で自分の考え方ができてくる」と言っています。
 学生時代は、読書を思う存分できる特権的な時代です。
 テストも終わりました。読書しましょう。


07:22
2017/06/22

頭が下がる、顔が上がる

| by 野幌高校校長

 6月4日の千歳JAL国際マラソンの結果が道新スポーツに掲載され、自分の順位がわかりました。50才以上の部では、1130人が完走し、私は508位でした。そして、本校元校長の78歳の方が1123位、5時間56分で完走したことを知りました。素晴らしいです。頭が下がります。顔が上がり、やる気が出ます。やる気は大切です。
 皆さんにはそういう人がいますか。
 探せば、必ず見つかります。見つかったら、そういう人の存在を大事にしましょう。


07:34
2017/06/19

不思議な90分

| by 野幌高校校長

「一夜漬けした」という生徒がいました。テストが終わり、いつもの睡眠に戻ったでしょうか。
 私の睡眠時間は5時間前後。高校時代と変わりません。
 睡眠は「90分の黄金法則」が知られています。90分を単位とすると、4時間半、6時間、7時間半がちょうとよい長さになります。
 皆さんはどうですか。
 睡眠には「脳が起きているレム催眠」と「脳も眠るノンレム睡眠」があり、眠りに落ちてすぐに訪れる90分間のノンレム睡眠が大切で、それによってリフレッシュできるようです。そのノンレム睡眠を良好なものにするためには、就寝90分前の入浴でリラックスすること、直前にスマホで脳に刺激を与えないこと、また、起床時間を統一するのが望ましいとのことです。
 実際には、睡眠に不満を抱いている人は約7割もいるそうです。睡眠不足は「酒気帯び」と同じとも言われ、(皆さんは、まだお酒を飲んだことはありませんが)、判断力も生産性も大幅に低下させます。
 良質な睡眠には、頭のなか、心のなかの様々な結合を弱め、こわばりをほぐすリセット力があり、それが発揮されると、人はまた、新たな気持ちで、意欲を持って考え行動することができます。
 まずは、寝る前のスマホをやめてみましょう。


07:24
2017/06/16

コミュニケーションにおいて、言葉の働きは何%?

| by 野幌高校校長

「コミュニケーションにおいて、言葉の働きは何%?」というブログを書こうと思ったところ、某新聞の記事で取り上げられていました。また、スクールカウンセラーの中野ひろみさんの講演で紹介されていました。
 アメリカの心理学者メラビアンの法則です。
 コミュニケーションにおいて、言葉の働きは7%。
 容姿、しぐさ、表情といった視覚的な要素が55%を占め、声の大小、話す速度といった聴覚的な要素が38%です。
 私は、最初にこの話を聞いたとき、とても驚きました。正直言うと反発したい気持ちもありました。
 しかし、様々な人と出会い、関係を結ぶ社会の中では、コミュニケーションにおいて、一番相手に印象に残るのは見た目なのかもしれません。
 外見のことばかり考えるのはどうかと思います。話の内容、言葉、その意味や用法も大切だと思っていますが、この法則は覚えておきたいと思っています。
 皆さんは、メラビアンの法則をどう思いますか。


07:25
2017/06/15

応援ソング

| by 野幌高校校長

ブルーハーツというバンドを知っていますか。
 1995年、つまり、もう22年も前に解散したバンドですが、今年は六つの曲をテーマとしたオムニバス映画「ブルーハーツが聴こえる」が公開され、変わらぬ人気があります。パンクロックです。
 パンクはわかるのでしょうか。
 「キスしてほしい」「リンダ・リンダ」は、若い教員時代、学校祭で歌いました。学級通信のタイトルを「Train-Train」にしたこともあります。
 カラオケで私がほぼ毎回歌うのは「チューインガムをかみながら」。
 「さびしさにぶちのめされて、わるいことばかり気になり、崩れてしまいそうなとき、無理やりぼくは笑うんだ。チューインガムをかみながら、ペチャンコにされてたまるか」
 私の応援ソングの一つです。
 皆さんには、つらいときに自分を励ます応援ソングがありますか。


07:30
2017/06/14

なんでも、マラソン

| by 野幌高校校長

 土日に学習マラソンを実施しました。
 量が大切です。だから、マラソンです。
 量をこなしてみて、気づくことがあります。学習の理解を深めることが目的ですが、自分がどこでつまずいているか、何がわからないかがわかることが大切です。
 「つまずくこと」「わからないこと」は恥ずかしいことではありません。
 そこから先は、自分で乗り越えられればよし、そうでなければ、学ぶ身なのですから、先生に教えてもらえばよい。
 そうしたプロセスを体験する場が学校だと思います。


07:32
2017/06/13

野幌高校の名に恥じないように

| by 野幌高校校長

高体連全道壮行会でのこの言葉はとてもうれしかったです。
 「置かれた場所で咲きなさい」ということばがあります。
 野幌高校という、置かれた場所を愛し、そこで花を咲かせ、誇りを持ってほしいと思います。
 入学したときには、様々な課題や悩み、困ったことがあったかもしれません。自信がない人がいたかもしれません。
 しかし、置かれた場所で、何かが与えられるのを待つのではなく、能動的に実践することをとおして、愛や誇りを持ってほしいと思います。
 ビートルズが歌っています。
 And in the end the love you take is equal to the love you make.
 愛や誇りは、自らつくるものなのでしょう。


07:32
2017/06/12

声を出せ、手を動かせ

| by 野幌高校校長

 明日からテストです。
 ここまで順調に準備が進んでいる人は続けましょう。
 さぼってしまってあせっている人。時計の針は戻りません。目の前の学習に打ち込みましょう。
 さて、人には意識と無意識があり、無意識の力も大きいと言われます。意識して勉強したことを整理し、よく考えることが大切ですが、無意識において、学んだことが整理されたり、深まったりすることもあります。
 したがって、寝る前に勉強し、十分睡眠をとるとよいようです。
 また、体を動かすと、無意識も活性化します。ですから、黙って教科書を眺めるよりも、声を出しましょう。音読しましょう。手を動かして、書いて書いて書きまくりましょう。
 テストの健闘を祈ります。


07:33
2017/06/09

思い出そうとするだけで

| by 野幌高校校長

私は、時々、もの忘れをします。立ち上がって移動してから、何をしに来たかわからないことがあります。人を呼んでおいて、言うことを忘れていることもあります。
 危険です。老人力が高まっているのをひしひしと感じています。
 思い出そうとして思い出せないとガッカリするのですが、思い出そうとするだけで、脳にはよい刺激があるそうです。よかったです。
 脳科学者によると、若い人も、思い出そうとすることで、脳が活性化するそうです。
 やはり、「振り返ること」が大切です。何かの合間、つまり、10分休み、下校するとき、お風呂で、トイレで、寝る前などに、ちょっと思い出そうとするだけで、よいそうです。
 でも、テスト四日前なので、プラスアルファが必要ですね。思い出そうとすること、から始めて、三ばり精神で取り組みましょう。
 やれば、できます。できたら、うれしいです。


07:44
2017/06/08

夜型から朝型へ

| by 野幌高校校長

 皆さんは、何時に寝ていますか。夜に強いですか。朝ちゃんと自分で起きれますか。
 私は高校時代、完全に夜型でした。ラジオの深夜放送にはまっていました。
 今ならネットサーフィンか、SNSにはまったかもしれません。寝るのが1時、2時になることもよくありました。夜型がずっと続いたので、25歳で就職したとき、最も不安だったことは「朝起きられるのか?」でした。すぐに慣れましたが。
 今、私は5時前に起きます。アラームが鳴る前にほぼ目覚めます。不思議ですね。5時過ぎからランニングします。夜11時が近づくと眠いです。すっかり朝型です。20歳の頃の私からは想像もできませんでした。おもしろいものです。たまに、夜型時代が懐かしくなりますが、土日も5時前に起きてしまいます。


07:30
2017/06/07

時給50円アップ

| by 野幌高校校長

ある雑誌に、作家として活躍する人の話が出ていました。彼女は大きな連載を終え、次の作品に備える時期となり、生活のためにビル清掃のアルバイトを始めました。
 作家としては「先生」と呼ばれる立場の彼女ですが、清掃員として働くと様々なことが見えてきたそうです。「ありがとう」と声をかけてくれる人、横柄な態度で指示を出してくる人、公共のスペースをきれいに使う意識がまるでない人、そして、隙あらばサボってばかりの同僚。
 その人たちを横目に彼女は誠意をもって仕事に取り組み、4ヶ月が経ち、時給が50円アップしたそうです。これは異例のことであり、三年同じ給料で働いている人もいるそうです。
 50円アップした彼女の働く姿を想像できますか。


07:37
2017/06/06

映画「光」

| by 野幌高校校長

フランスのカンヌ映画祭で評判となった「光」という映画を観ました。
 ヒロインは、視覚障害者向けの映画の音声ガイドをつくる仕事をしています。
 見えない人に説明するのです。
 ことばが足りないと、どんな映像なのかがわかりません。
 ことばが多すぎると、視覚障害者がことばや音を受け止め、想像する時間がなくなります。
 試写では、ヒロインに厳しいことばがぶつけられます。
 私も映像を見ながら一緒に考えてみましたが、難しい仕事です。
 ヒロインは、視力を失いつつある天才カメラマンに苛立ちながら、彼がかつて撮影した写真に心を動かされ、二人の何かが変わり始めます。
 そんな物語です。光がまばゆく、美しい映画でした。
 皆さんは映画館に行くことがありますか。
 映画館の暗闇に身を沈め、日常と全く異なる世界に心を遊ばせる。私は映画館が好きです。


06:37
2017/06/05

千歳JAL国際マラソン

| by 野幌高校校長

4日、今年初めてのフルマラソンに参加しました。初めて、と言っても、昨年フルマラソンに参加したのが6年ぶりでした。
 小雨がぱらつく中スタートしましたが、参加者が4223名と多く、最初の3、4kmは混雑のため歩くかジョグしかできませんでした。道もぬかるみ、水たまりを避ける場面もありました。終盤は雨が強くなり、体も冷え、手の指先が動かなくなりました。持参したスポーツ羊羹も自分で袋を開けられず、給水所の方にお願いしました。また、差し出されたコップを受け取ろうとしたのですが、コントロールできず、出してくれた方の手にぶちまけてしまいました。申し訳なかったです。
 35km付近で脚がつりそうになり、つらかったですが、「野幌高校」で登録しているので、根性を出しました。結果、昨年のフルマラソンよりも、24分タイムを縮め、4時間21分35秒で完走することができてうれしかったです。
 54才というおじさんでも、継続すると、達成できました。ちょっとだけ「三ばり精神」がついたかな。


07:35
2017/06/02

バドミントン、スリル満点

| by 野幌高校校長

 昨日、高体連バドミントン女子の大会が終わりました。会場のものすごい熱気、耳を圧する声援、そして冷静かつ魂を込めたプレーに圧倒されました。どこにどう打つのか、それをどう組み合わせていくのか、読めなくて面白かったです。スリリングです。
 それにしても、集中力、切り替える力、次への構えをすぐにつくる力、瞬発力、フットワーク、そして絶対勝つという気迫が素晴らしかったです。
 私は素人ですが、勝ち上がる選手はどんな展開でも、おそらく疲労もたまっていったと思いますが、基本がぶれず、フォームが美しいと思いました。
 これだけ長い時間バドミントンを見たのは初めてですが、バドミントンは面白いですね。
 また、部活動及び大会が、サポートの生徒たち、保護者の皆さん、大会役員の皆さん、各校の顧問の先生方、そのほか関係の方々によって支えられ、選手たちもそれに応えてがんばっているということをあらためて認識しました。
 「ありがたい」という気持ちでいっぱいになりました。


06:45
2017/05/31

グーグルの秘密

| by 野幌高校校長

 皆さんは、検索するときに何を使いますか。
 よく使われるグーグルは、組織力の向上のため、社内の180のチームを調べ、成果を上げているチームの共通点を見つけようとしましたが、最初のうちはわからなかったそうです。
 たとえば、リーダーを調べても、カリスマ的な人もいれば、目立たない人もいる。細かく指示する人もいれば、黙って見守るタイプもいたそうです。
 あまりにも多様で不思議だったのですが、最後にたどりついた共通点は、チームのメンバーに「心理的安心感があること」だったそうです。そして、それを生み出す同じ答えはないのです。どういうメンバーかによって、心理的安心感の生み出し方は異なるのです。グーグルのような大企業がたどりついた答えが、ごく当たり前のシンプルなものであることが面白いと思いました。
 心理的安心感、皆さんはどう思いますか。今の野高にありますか。


07:03
2017/05/30

先手挨拶おじさん

| by 野幌高校校長

私はサイクリングロードを走るのですが、昔からよく会うおじさんがいます。そのおじさんの挨拶は力強く、声は朗々と響き渡ります。私は人間ができておらず、自分から挨拶しても、挨拶が返ってこないと少しめげてしまうのですが、そのおじさんはお構いなし。笑顔で、先手をとり、大きな声で挨拶をします。何度か会話もしましたが、名前はまだ知りません。でも、そのおじさんの挨拶からとても大きなエネルギーをもらいます。
 挨拶は人を幸せにすると思います。


07:34
2017/05/26

ゴミを拾うと

| by 野幌高校校長

昨日の学校周辺の清掃活動「クリーンウォーク」(1、3年)、私も一緒に歩き、ゴミを拾いました。タバコの吸い殻やライター、菓子の包みなど多種多様で、弁当殻が二つ入ったビニール袋も転がっていました。熱心に見つけ出して拾っていた男子が「ゴミを拾ってきれいになると気持ちいいなあ」と言っていました。清々しかったです。
 学校外も、学校内もきれいだと気持ち良いと思います。
 ゴミを「ポイ捨て」しないのはもちろんのこと、日常的に、できる範囲で拾うことを心がけたいものです。


07:32
2017/05/25

中二、どうでしたか

| by 野幌高校校長

東大とベネッセの調査によると「勉強が嫌い」な生徒は、中二で初めて半数を超え、学習時間も減少に転じるようです。これが「中二問題」です。数学や英語でつまずきやすい内容が出始め、苦手意識が生まれやすいと分析しています。
 私自身、生徒会活動に熱中し、成績が急降下したのが中二だったので、なるほどと思いました。
 他方、「嫌い」が「好き」に転じた生徒に共通するのは、「繰り返し書いて覚える」「何が理解できていないかの確認をしながら学習する」「テストで間違えた問題をやり直す」といった実践です。
 私たちには「好き嫌い」がありますが、自らの実践により「嫌い」を「好き」に転換することが成長につながります。
 六月に前期中間考査もあります。実践し、「好き」を増やしませんか。


07:37
2017/05/24

やりたい仕事を見つけること

| by 野幌高校校長

ある統計によると、就職先を決めた理由18項目(安定、将来性、待遇、イメージ、社会貢献度など)の中で第1位は「やりたい仕事ができそう」だったそうです。
 皆さんは、「やりたい仕事」がありますか。
 私は、就職するまでさんざん悩みました。何が適しているのか、どうすれば後悔しないのかがわかなくて考え込みました。
 「やりたい」ものを見つけるのはなかなか難しいと思います。
 ですから、調べましょう。行ってみましょう。動いてみましょう。そうすれば、少しずつ前へ進めます。立ち止まるより、後ろ向きになるより、前へ行った方が楽しいですよ。


07:29
2017/05/22

野幌マラソン大会

| by 野幌高校校長

20日土曜日、第4回江別野幌マラソン大会、ハーフマラソンに参加しました。やや暑かったですが、バテるほどではなく、今シーズン最初のレースとして、まずまずの走りができました。
 それにしても、レース前の飲食、レース中の水分補給はどの程度ならよいのかは難しいです。また、チャレンジすることは多少無理することになりますが、下手をすると脚がツルことになるので、どこまで無理をすればよいのかの判断が難しいです。
 結局、完全燃焼できるかどうかは、やってみなければわかりません。スリリングであり、私はそれを楽しんでいます。


07:37
2017/05/19

走るのが好き

| by 野幌高校校長

 私は、好きなことはいっぱいあります。好きなことのための時間はいつも足りません。好きなことがないと、人生は時々つらいと思います。
 好きなことの一つはランニングです。前任の枝幸町では、毎朝海を目指して走り、冬も雪道を走り、浜頓別町の50kmマラソンや北海道マラソンにも出ました。昨年の北海道マラソンは30周年記念で北海道の全179市町村の代表ランナーを募っていて、応募したら当たりました。したがって、オホーツク枝幸町代表で出場しました。代表なので、つらくても途中で止めるわけにはいきません。何とか制限時間の5時間以内に完走できました。
 走ると、気持ちや頭が整理され、落ち着きます。また、走るときは前向きの姿勢になり、足を前に出します。体が前を向くと、心も前向きになります。私は単純なのです。
 皆さんも、走らなくてもけっこうですが、前向きになる習慣を持つとよいと思います。


07:31
2017/05/18

練習は根性、試合は勇気

| by 野幌高校校長

ボクシングの元世界王者、輪島功一さんのことばです。
 練習は本番のつもりで。そして、根性を出す。つらくても、耐える。
 試合は練習のつもりで。そして、勇気を出す。失敗を恐れず攻める勇気。相手がどんなに強くても、自分がどんなにミスをしても、最後の最後まで投げ出さずに立ち向かう勇気。
 練習は根性、試合は勇気。
 高体連、応援しています。


07:27
2017/05/17

がんばるって、何を?

| by 野幌高校校長

 生徒の皆さんには「がんばり・ねばり・ふんばり」の三ばり精神を育んでほしいと思っています。
 ただし、実際に「がんばる」ときには、「がんばる」を翻訳したことば、「がんばる」を具体化したことばを思い浮かべた方がよいと思います。「がんばろう」「がんばれ」では、何をしたらよいかがわかりません。
 私はソフトテニスの顧問をしていましたが、「がんばれ」ではなく、たとえば「腰を落としなさい」「膝を曲げなさい」「ボールの回転を見なさい」「前衛と勝負しなさい」「(ミスをしたあと)素振りをしなさい」「(1・2・3の)数字をカウントしなさい(リズムをよくするため)」などの声かけをしました。メンタルの話もしますが、気落ちしているときは「ペアと話しなさい」「声を出しなさい」「顔を上げなさい」と具体的な行動を指示します。
 高体連の大会が目前ですが、参加する選手の皆さんは「がんばる」ことが、具体的にどういうことか明確になっていますか。
 普段から、自分が前向きになれる言葉と具体的にとるべき行動を示す言葉を口にするクセをつけるとよいと思います。


07:33
2017/05/16

心には心で

| by 野幌高校校長

交通安全教室(5月12日実施)の講師、江別警察署の伊藤純也さんは、頭が下がっている生徒を見て「私の話の内容がわるいのだろうか。話し方の問題だろうか」と思ったそうです。そこで、話しながら工夫をし、頭が上がったり、顔つきが変わったりしたことに気づき、とてもよい経験になったとおっしゃっていました。こちらからお願いをし、私の方こそ感謝しているのに、「勉強になりました。ありがとうございました。これから、もっと工夫してみます」と言われて、私はとても感激しました。
 野高生の皆さん、だれかが、形ではなく、皆さんの人生を考えて一生懸命話をしてくれるときは、全身全霊で聴きましょう。「聴く」という漢字について言われるように、十四の耳と心で聴きましょう。
 心には心で応えましょう。


07:30
2017/05/15

負けて終わりではない

| by 野幌高校校長

 先日、高校野球の春季大会一回戦で、本校は千歳高校と対戦し、10対0、5回コールドで負けました。私は3回から終了まで応援しました。冷たい風が強く吹く中、5名の保護者の方が応援してくれました。二人の卒業生も来てくれました。ありがたかったです。
 結果は残念ですが、ナイスプレーもありました。ナイスボールもありました。0点に抑えた回がありました。点を取れそうなチャンスもありました。声も出ていました。プロセスにおいて、よかったところはいくつもありました。それには自信をもってほしいと思います。もちろん、課題はあります。しかし、課題のない人生はありません。課題から目を背けるか、課題に真摯に取り組むか、それだけです。
 夏の大会を楽しみにしています。


07:37
2017/05/12

恋花

| by 野幌高校校長

私の朝のランニングコースの桜の花も、昨日の雨で散ってしまいました。花の命は短く、はかなく、それだけに愛しく感じます。
 高校三年のある秋の日、通学路に咲いていたコスモスがふと目に飛び込んできて、なんて美しいのだろうと感嘆したことを覚えています。まるで昨日まで咲いていなかったみたいに。まるで生まれて初めて見たみたいに、目に鮮やかでした。そして、それは恋をしているからだと気づきました。
 二年後のある秋の日、風に揺れているコスモスがせつないくらい、たまらなく美しく感じたことがあります。それは、二年間交際した女の子と別れたあとでした。
 皆さんは、恋をしたことがありますか。人を好きになって、何とも思っていなかった花を美しく感じたり、音楽が心に染み入ったり、自分でも驚くくらい優しい気持ちになったりしたことがありますか。



07:32
2017/05/11

まるで壺の中にいるみたいだった

| by 野幌高校校長

 バリアフリー研究者、福島智さんのことばです。
 生命科学者の柳沢桂子さんとの対談をテレビで観ました。
 福島さんは9歳で失明し、18歳で聴力も失っています。「壺の中にいるような絶対的な孤独を感じ、壺から出てみんなと同じ空間にいたい」「神様、ひどいやないか」と思ったそうです。
 しかし、福島さんは「これ以上ない、どん底で気が楽になった」「4歳の時、事故で亡くなった友人を思い出した。命を捨てるのは生きたくても生きられなかった人への冒涜(ぼうとく)ではないか」「生きていることが奇跡的であり、私にも何か役割があるのではないか」と考えました。
 それ以降、母が考案した「指点字」(テレビで観て、すごい仕組み、技術だ、と感嘆しました)も活用して猛勉強し、全盲聾者として初めて大学に入学しました。現在は東大教授として、障害者もそうでない人も、生きていることが大切にされる社会の実現を目指し研究、教育に携わっています。
 興味がある人は『ぼくの命は言葉とともにある』を読んでみてください。読書は人生を広げます。


06:36
2017/05/10

記録するだけでヤセる

| by 野幌高校校長

 「記録するだけでヤセる」という話があります。100%そうなるとは限らないかもしれませんが、私も記録には効果があると思います。
 体重計に乗り、記録をとることで、意識、無意識によい影響があるようです。
 学習した内容や時間を手帳に書くだけで、学力が上がるという話もあります。部活動やプロのスポーツチームでも、記録を上手に活用しているところが増えているそうです。
 私の趣味は走ることですが、三年前にスマホのアプリを教えてもらい、それ以来、距離や時間を記録しています。マメに見直したり、分析したりするわけではありませんが、ランニングの習慣化につながっていると思います。
 皆さんも、毎日、何かを記録しませんか?


06:57
2017/05/08

尊敬する人はだれですか?

| by 野幌高校校長

 「尊敬する人はいますか?」、面接でよく聞かれる質問の一つです。
 私には幸いなことに尊敬する人が複数います。先日そのうちのお一人に二年ぶりにお会いしましたが、やはり気持ちが引き締まりました。今の自分ではどうがんばっても、その方のように物事を「広く、深く、遠く」見ることはできません。どうして、そうやって目に見えないものを見ることができるのか、わかりません。私にはまだまだ修行が必要です。
 若い皆さんにとって、あこがれ、たとえ自分自身よりもずっと高いところにいる人だとしても、尊敬する人がいることはよいことだと思います。「あんなふうになりたい」という気持ちを大切にしてほしいです。
 もし現在いなければ、面接が近づいて、あわてて答えを用意するのではなく、探してみませんか。


07:19
2017/05/01

もうテレビでは観れない

| by 野幌高校校長

 昨日、初めて札幌ドームで日本ハムファイターズの試合を観戦してきました。球場でプロ野球の試合を観たのは、45年ぶりです。3時間があっという間でした。思っていたよりも静かで、落ち着いて観ることができました。ショーのところも楽しめました。一人一人の応援の仕方が面白くて、ずっとウォッチングしていました。何よりも全体が見渡せて、解放感があります。プレーに解説がないので、能動的に見ることになります。「説明を聞かされる」よりもよいですね。何事も受け身よりは、能動的な方が自由な感じがします。
 本当に楽しかった!もうテレビでは観れない気がします。




07:39
2017/04/28

しあわせのパン

| by 野幌高校校長

 私は親元を離れた頃からずっと、朝はパン食です。
 皆さんは、朝、何を食べますか?ちゃんと食べていますか?食事が体や心を作ります。体によいものを食べましょうね。
 江別はパン屋が多いですね。四月に着任して、私はすでに5店舗でパンを買いましたが、それぞれに美味しくて、パン屋巡りが楽しみの一つです。
 洞爺湖を舞台にし、大泉洋と原田知世が出演した「しあわせのパン」という映画を知っていますか?
 パンを食べる喜びに満ちた好きな映画です。食べて、幸せになる。それは人生の大事な喜びの一つです。


07:38
2017/04/27

自分たちの絵で気持ちを明るくできないか

| by 野幌高校校長

 野高のすぐ近くの畑の道路側にガレージがあり、そこに絵が描いてあります。素敵です。何人かの職員に聞きましたが、わかりませんでした。実は、校長室にもほぼ同じ感じの絵があり、明らかに関係がありそうですが、これまた何もわかりません。絵にサインもありません。私は刑事コロンボ(知っていますか?)を思い出し「額の裏に何かあるのさ」と 開けてみると、11年前の北海道新聞の記事のコピーが入っていて、本校の美術部が描いたことがわかりました。素晴らしいです。

 北海道新聞H18.7.8掲載


07:22
2017/04/26

採用されてよかった

| by 野幌高校校長

 私の尊敬するある方に、先日、偶然お会いしました。その方は、大学の教職課程で野高出身の学生がいたが大変素晴らしかった、昨年教員として採用されて本当によかった、とおっしゃってくれました。とても嬉しかったです。
 皆さんには、そんな先輩がいるんですね。


07:41
2017/04/25

エサシから来たんですね

| by 野幌高校校長

 「校長先生、エサシから来たんですね。私の姉が・・・」と話しかけられ、しばし、エサシの毛ガニや美しい海と森の話を楽しみました。「私も毛ガニを食べたかったなあ。でも、ラッキー〇〇〇おいしかったから」???「きみの言っているのは道南の江差かな。私は宗谷のオホーツク枝幸から来たんだよ」。
 江差町も素晴らしいでしょうが、枝幸は自然と人情にあふれ、ステキな町です。皆さん、道北の枝幸も覚えておいてくださいね。機会があれば、訪ねてください。
                       平成29年4月1日_枝幸の日の出


07:29
2017/04/24

これから

| by 野幌高校校長

 「これからの野高生へ」は、野高生向けのブログです。
 「これからの野高生」とは、将来の入学生のことではありません。始業式、入学式でお話ししたように、「これまで」を振り返り、「これから」を見通し、「いま」実践することが大切なのです。「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」ということばもあります。「これから」のビジョンをしっかり持つ。自ら先を見る。それがないと、私たちは気分や雰囲気に流されがちです。過去から学び、「これから」を見てほしい、一緒に見ていきたい、そう思っています。


07:30

省エネへの取り組み

節電に努める他、設備の更新時にはエネルギー効率の高い設備の選定を検討しており、平成29年度においては、電源立地地域対策交付金を活用し、体育館の照明設備をLED化しました。
電源立地地域対策交付金についてはこちら
 

野幌高校パンフレット

 パンフレット
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新しいタイプの高校の紹介ビデオ

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「ようこそ わたしたちの学校へ ~北海道の新しいタイプの高校~」

(新しい高校づくり推進室のホームページにリンクします)
本校の取り組みも紹介されています!!
 

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