野幌高校WEB通信

3学年 命の授業

11月5日に3学年 命の授業を行いました。自動車免許証を取得する生徒が交通死亡事故被害者遺族から被害遺族の心の痛みや被害者支援の必要性を学び、自分や他人の命の大切さを学ぶ機会とする事を目的にしています。
講師に「飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関係者全国連絡協議会」共同代表 髙石洋子様にお越しいただきました。平成15年2月に本校在学中のお子さんを飲酒・ひき逃げ事故で喪う被害に遭われ、飲酒運転や交通事犯の撲滅、被害者支援の必要性を訴え、全国各地で署名活動や講演活動をされていて、本校では毎年3年生に向けてお話いただいています。
生徒からは「今回の話を聞いて、初めて「逃げ得」なんてことがあると知りました。ひき逃げをして罪を犯したにもかかわらず、逃げたことにより罰が軽くなんて許されないと感じました。これからも交通事故は後を絶たないと思いますが、少しでも被害者の方々が報われる世の中になってほしいと感じました」「遺族の方の貴重な話を聞けてよかったと思いました。被害者にも加害者にもならないように、これから気をつけていきたいと思いました」という声が聞かれ、貴重な時間となりました。お世話になりました髙石様、江別警察署の皆様、ありがとうございました。