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2017/09/15

お盆に想うこと

| by 野幌高校校長

夏休みの終わりは「お盆」でした。「祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する」伝統的な行事です。
 私にとっては、親族を含め、亡くなった方々に思いを寄せる機会です。
 美幌と浦臼にお参りに行き、13日に実家に親戚が集まりました。
 ところで、大滝詠一というミュージシャンがいました。カラオケでほぼ必ず歌う大好きな曲があります。四年前に亡くなったとき、一緒にアルバムを作った佐野元春というミュージシャンがこんなことを言っています。
 「大滝さんのことで僕は二回泣きました。一回はアシスタントから大滝さんが亡くなったという報せを聞いたとき。もう一回は大滝さんの曲「カナリア諸島にて」を一人聴きながら一緒に歌ったときでした。しかし僕は気づきました。もう大滝さんを思い出して寂しくなることはないんじゃないかと。なぜなら僕の音楽の中に大滝さんの音楽は生きているからです。大滝さん、ありがとう」
 亡くなった方の人生が、今生きている人の人生に息づいているということ。
 すでに亡くなった方々で、私にとって大切だった人がいるならば、その人のかけがえのない何かが私の生きていることの中になければならない、そう思いました。もう会うことはできなくても、亡くなった方の恩に報いることはできるのだと思います。


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